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4カウント〜7カウント

last update Last Updated: 2025-10-18 14:00:17

4カウント

 あの時のダンス会場の時のドレスとは違う雰囲気のドレスを選ぶ事にした。色々試着したけれど、自分の好きな色でそろえるのって素敵だな、と思い、その提案に乗る事にした。私一人では決められなかったから、ルビーに相談していたのだけど、本当に助かったわ。

 私は自分の好きな色の「ブルー」のドレスを試着し、鏡で確認してみる。濃いブルーとは違って、私が選んだのは淡いブルーだ。装飾も落ち着いているし、ドレスの裾の部分にバラの刺繍があしらわれている。

 「素敵です「お嬢様」これならリオン様も喜ばれますね」

 「そうかしら? 恥ずかしいわ」

 「照れている「お嬢様」も見れるなんて、今日はいい事づくしです」

 ここまでテンションの上がっているルビーを見るのは初めてかもしれない。今まで他の男性とデートをする時も、見繕ってもらったけど。いい顔をした記憶が一切ない。私が選んできた方々がどちらかと言うと、好かれるタイプじゃなかったから、そこは目を瞑るわ。

 「リオン様は、今までお付き合いされてた方々と天と地の差ですね」

 「……そこまで言われると」

 「実際そうじゃないですか。今までロクな方々ではなかったですよ?」

 ルビーにそこまで言われると、まるで私の男を見る目が皆無みたいになるじゃない。まぁ、それだけリオンの事を気に入っているのだろうけど。少し傷つくわ。

 悪気はないだろうから、いいのだけどね。

 「髪のセットも出来ましたし、これで後はお屋敷に向かうだけですね」

 「ええ」

 「馬車の用意もしています。少し時間が早いかもしれませんが向かいますか?」

 「そうね」

 時間ギリギリになったり、遅れるよりは早めに出て余裕を持った方がいい。私はルビーに馬車の用意を任せて、その間だけのんびりとした空間を満喫しようとした。

 こういう時こそ「お茶」が飲みたくなるのだけど、そこまで時間はないから無理だろう。私は窓から溢れる自然の風景を楽しみながら、待つ事にした。

5カウント

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