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第767話

Penulis: 落流蛍
「あなたと一緒にしないで」

雪子は立ち上がった。

「私は絶対に時也と結婚するわ」

それは彼女が子供の頃からの夢だ。

之也はわずかに顎を上げ、雪子の目を見て言った。

「南雲は今記憶を失ってるとはいえ、君が時也と結婚できるとも思えないな」

雪子の顔色が一瞬で険しくなった。

「あなたは一体誰の味方?私?それとも南雲華恋?」

之也の目には資料の中の華恋の姿が一瞬浮かび、唇にはかすかな笑みが浮かんでいた。

「それはいい質問だね」

しばらくの沈黙の後、彼は眉を上げて雪子を見た。

「俺は誰の味方でもない。ただ、事実の味方をするだけさ」

雪子は冷たく笑った。

そして、片手をぎゅっと拳に握りしめながら之也を見て、不気味に笑った。

「じゃあ教えてあげるわ。事実っていうのは、私が時也と結婚するってことよ!」

そう言い捨てて、雪子はくるりと背を向けて歩き去った。

之也はその背中を見ながら眉を上げ、まるで独り言のように言った。

「そうかい?それはお楽しみだ」

......

帰宅前に、水子は華恋のことを母親に説明していたので、母は華恋を見ても軽く挨拶をして二階へ上がっていった
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