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第398話

مؤلف: 魚ちゃん
散歩から戻ると、胡桃がまだ宥希に絵本を読んで聞かせていた。

海外育ちの宥希は、明里によるバイリンガル教育のおかげで、英語の絵本も難なく理解する。

だが、そろそろ寝かしつける時間だった。

今日は一日遊び回った疲れもあり、宥希は絵本を見ながら、小さな頭がガクガクと揺れるその様子は、まさに舟を漕いでいるようだ。

その愛らしい姿に二人は笑いを堪え、そっと抱き上げてベッドへ運ぶと、宥希は目を開けることもなく深い眠りに落ちていった。

胡桃はその夜、帰宅せずに明里の家に泊まることにした。

二人きりになり、明里はようやく気になっていたことを尋ねた。「樹は、いつ戻るって言っていたの?」

「戻ってきてどうするのよ」胡桃が気だるげに寝返りを打つ。「海外なら、あいつも自由でいられるでしょうに」

彼女の搾取もなければ、家族からのプレッシャーもないんだから。

「そんな言い方をしないで。もし、あなたたちが上手くいっていたら、彼がわざわざ出国する必要なんてなかったはずでしょう?」

「物事を単純に考えすぎよ」

「首を縦に振りさえすれば、何の問題もないはずじゃない」

胡桃は数秒間、沈黙した。「樹の
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