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第1280話

작가: リンフェイ
善も理仁を見ていた。

理仁の表情から、彼が何を考えているのか読み取ろうとしている。

それに気づかない理仁ではない。「桐生社長、そんな探るような眼差しで見なくても大丈夫ですよ。俺は神崎嬢に対して一度も何かの感情を持ったことはありません。今だってそれは変わらずです。それにこれからも同じことです。彼女は俺のタイプではありませんからね」

彼が言っているのは本当の話だ。

もしかすると、人によっては昔理仁が姫華のことを受け入れられなかったのは、彼と玲凰が犬猿の仲だったからだと勘違いしている人もいるだろう。

これは彼自身にしかわからないことだ。彼は本気で姫華のことは好きではない。姫華がいくら性格が悪くなかったとしても、周りが噂しているような傲慢な人間ではなく、実際は率直で裏表のない正義感溢れるタイプの女性だったとしてもだ。

好きじゃないといったら好きじゃないのだ。

「桐生社長が神崎嬢のことを好きなら、積極的にアプローチしたらいいと思います。これは俺には一切関係のないことです。俺はただある人にちょっと頼まれてあなたに探りを入れてみただけなんですよ」

善は深く考えず尋ねた。「一体誰に頼まれたんです?」

そう聞き終わって、善は自分が余計なことを聞いてしまったと思った。

理仁の愛妻である唯花は姫華の従姉にあたる。二人は親戚関係であることを知る前から仲の良い友人同士だった。

唯花は自分の夫が姫華が恋をしている結城社長であると知った時、ずっと姫華に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだった。しかし、姫華は細かいことにこだわらない性格で、この件で唯花と仲違いをするようなことはなかった。逆に理仁の肩を持って理仁に好かれていることを受け止めて、彼の愛を受け入れるように説得してくれたのだった。

そうしないと一生後悔するだろうと彼女は言った。あのようにプライドの高い彼女も理仁のことを好きになったのだから、理仁は本当に女性が自分の一生を任せられる男なのだ。

姫華が何かを企んだり、唯花を敵視することは一切なかったので、唯花と理仁はすぐに仲直りすることができた。

そして今のように相思相愛の関係になれたのだ。

「奥さんでしょう」

善は笑って言った。「そうだと思ったんです」

「その通り、うちの唯花さんに頼まれたんですよ。桐生社長が神崎嬢を好きなら、どうして告白しないのですか?特にア
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