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第509話

Auteur: リンフェイ
「彼女の夫がもし大富豪の結城家と関係があるなら、私たち二人が今頃こんなところで悠々としていられると思う?それなら、彼女がさっさと結城社長の力を借りて、私たちを地獄に叩き落としているわよ」

俊介は自分がやった馬鹿な真似を考え、莉奈が言っている話も理にかなっていると思った。それで今回の件はもう気にしなくなった。

あの結城家の御曹司のような身分から見ると、唯花が何回転生しても、結城家の若奥様という立場になれるような運命など持ち合わせてはいないだろう。

二人はイチャつきながら、ホテルを出て行った。しかし、ちょうどホテルの入り口で唯月を見かけた。

唯月は一人だった。

彼女は陽が寝ている隙に、清水に陽のことを頼んで、俊介と莉奈を待ち伏せしていたのだ。

彼女がここに待ち伏せしに来たのは、理仁からもらったあの資料と証拠を見て、俊介が莉奈を連れてスカイロイヤルホテルで食事するのが好きなのがわかったからだった。

夫婦はもう修復不可能なほどに関係が壊れている。唯月は自分が佐々木俊介と結婚し、子供を産み育て家庭を守って来たことを考えていた。しかもいつも彼の両親や姉一家の世話もしないといけなかった
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