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第442話

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庭園は大変趣深く、結衣は裕福な家柄を感じさせるスポーティーな装いをしており、この年齢にしては堅苦しく厳格な印象は微塵も感じさせない佇まいだった。

その歩き方も若々しく、自由気ままな自然体でありながら、内に秘めた落ち着きも感じられた。

年齢を積むことで物事の見方が変わるように、このような絶妙なバランスに至るまでは、きっと歳月が重ねて沈着してきたものなのだろう。

結衣も二人に気づき、二人の姿を素早く一瞥すると、大股で近づいてきた。そして、彼女の後ろには同年代の女性が続いていた。

月子は予め隼人から事前に聞いていた。彼女は裕子、結衣の右腕的存在だそうだ。

裕子は穏やかな雰囲気で、この年齢ならではの、内面から溢れ出るような深い優しさを感じさせた。

結衣の歩みが速まると、彼女もそれに合わせて歩調を速めた。

ほんの一瞬だったため、月子は結衣の顔をはっきりと見ることはできなかったが、とても美しい人だという印象を抱いた。彼女は隼人の顔立ちと見比べながら、母子の顔立ちの共通点を探ろうとした。

しかし、深く考える間もなく、月子は隼人の手を握って立ち上がった。

目上の人が来ているのに、座っ
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