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第433話

Author: タマタツ
愛する人と一緒なら、いつも控えめでいる必要などない。

人目を気にせず想いを示すことにも、それならではのロマンがあるのだ。

景は今夜、また一つ恋愛について学んだ。

――

この夜の触れ合いは、いつもとはひと味違っていた。

新たな世界を知った景は歯止めが利かなくなり、以前の彼なら想像もできず、口にすることさえためらったような体勢をいくつも試した。

その成果は上々だった。

すべてが終わる頃、絃葉は全身の骨を一度ばらばらにされ、組み直されたような感覚になっていた。

体は痺れるようにとろけ、少し痛みもあったが、心地よい満足感に満たされている。

まるで、全身をくまなくほぐすマッサージを受けたあとのようだった。

景はベッドから起き上がり、気遣うように水を一杯注いで彼女へ渡した。

ひと口飲むと、絃葉は満足そうに彼の顔を両手で包んだ。

「どんどん気が利くようになってきたわね」

景は目を細めた。

「具体的にはどの部分が?」

絃葉の頬には、満ち足りたあとの赤みがまだ残っていた。

「全部よ」

景は満足げに口元を緩めた。

「君を傷つけてしまって本当にすまない。これからも自分を進
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