Share

第4話土地神様、葵の力を知る

last update Last Updated: 2025-11-04 19:47:19

お前、もう時期···?』

 やっぱり……カンナさんには気付かれてたか……

 神として、段々維持が出来なくなってしまっている。

 それか、信仰心が既に失われていたから遅かれ早かれ死ぬということは確定していたのだろうか。

 だから……姿が見られていた。

 それだと合点がいく。

 でも、それだとしてもだ。

 私自身そんなに信仰力や神力が仮に失っていたとする。

 それで姿が見られたのなら、やっぱり神力が弱まってたとしか考えられない。

 葵ちゃんが凄い、って訳じゃないとウチが勝手に睨んでるだけだけど。

 多分葵ちゃんの能力って················んだと思う。

 あの話の素振りだと、カンナさんが見れたのはそれだけ神力が弱かった何かに宿っていたから見れたんだと勝手に予想するけど……

 多分、元々そういうのを子供の頃から見れていた…いやカンナさんを見れていた。

 そこからあっさりと契約にこぎつけたんだと思う

 勝手な予想だけどね。

「ふわぁぁぁ……眠い……あの警告を受けてから凄い眠いのが酷くなった気が」

 神としてそろそろ限界が近いのか。

 それとも、それだけ信仰心、神力が共に薄れてきているのか。

 どっちとも考えられるからこそ厄介だ……

「何とかして……起きないと……」

 そうしないと、約束が叶えられない。

 それに、陰陽師の約束は物凄く重いもの。

 破ってしまったなら神だとしても、とてもえげつない事になるってことをお母様から聞いたことがあるから何とかして起きないと……

「っと、澪さーん?」

 ヤバい……声は聞こえるのに凄い眠気が来て……

 起きれる自信がない……

 いや……違う……

 神力自体が失われている気がする、吸い取られてる感じもする……

 昨日は全然感じなかったのに……

 これは……一体……

「澪さん?!大丈夫?!」

「ぇ……大丈夫……だい、じょうぶだよ〜」

「もう!!全然ダメじゃん!!」

 必死に心配してくれている

 なんでこんな……

 抜け殻みたいなうちの事……心配して……

 もう…ほんとに優しすぎるよ……

 でも、助けるって言ってもどうやって助けるんだろ?

 この子には能力があんまりないと思ったんだけど……

 もしかして…この膨大な神力の正体って……

 まさか……

「回復……」

 段々、力が戻ってきてる感じがする……

 それに、葵ちゃんの優しい感じが同時に流れてくるような……

 もしかして……

「澪さん、大丈夫ですか……?」

「うん……なんとかね」

 やっぱり……何かある。

 この子、今のウチより膨大な何かを持ってる。

 それを……聞くしかないのか。

「ねえ、葵ちゃん」

「なんですか?」

「やっぱりまだ、何か隠してるよね」

「どうしてそう思うんですか?」

「それは……」

 君の力がもしかしたらとてつもなく大きな力の可能性があるから。

 それに、葵ちゃんが神達にとって大きな影響を及ぼすのなら……その力を無くした方がいいんじゃないかと思ってしまうから……

「やっぱり、バレてますよね」

「うん……」

「それでは……私の能力とカンナちゃんの事でも話しましょうか」

「分かった」

『さて、いきなりですが私の能力は神様を見るだけじゃないんです。それは、気づいてましたよね』

『うん、葵ちゃんが来る前に気づいたかな』

『それでは、澪さんはどんな能力だと思いますか?』

『そうだね…多分だけど神の力とリンクすることが出来るんじゃない?』

『正解です、そして澪さんを回復出来た理由はカンナちゃんの能力とリンクしているから……なんですよ』

『それは……だいぶすごいような……』

『まあ、凄いものでは無いですよ。だって、力は吸い取られますし霊力は消えますしほんとに眠くなりますし、はたまたお母様には身体をいじられますし、霊力を定着させようとして出来なかった残り香がまだありますし……』

『いきなり凄いこと言い出した……』

『だってほんとの事ですし……』

『それはまあ……しょうがないか』

『まあ、話を戻しますと。私のこの能力、········するっていうのは偶発的に生まれたんです。』

『偶発的に……?』

『はい、所謂身体を弄られた時の話になるんですけど……うろ覚えですがいいですか?』

『大丈夫……だよ』

『ありがとうございます。それではお話しましょう。私が身体を弄られた時なんですけど降霊術の陣を埋め込まれそうになったんです』

『こ、降霊術?!』

『はい、この世で3つある危険な術のうちの1つである降霊術を私の……そうですね下腹部あたりに詰め込もうとした時に……』

『何か、起きた』

(確か、降霊術を定着させるには八から十歳の健康体でないと無理だった気がする……それと、ちゃんとした霊力がないと反発して定着させる側とする側が死ぬってことを聞いた気がするんだけど……もしかして……)

『澪さんが考えてることと多分同じです、降霊術の陣を展開した瞬間私が持ってる神力が反発して……私の身体に障害が残ったという感じです』

『そう……』

(やっぱりまだ何か隠してる気がする、でもそこは触れない方がいいか。まだね)

『そこからですね……疲れやすくなったり、術を使うと睡魔が襲ってきたりすることが多いんですよ』

『そうだったんだ』

『だから、そのカンナちゃんに来てもらってるんですよ』

『理由にはなってるけど、やっぱまだ何か隠してるよね』

『霊術がどうして使えるか、ですよね』

『うん、それとカンナちゃんのことも話して欲しいかな』

『それもありましたか……それなら一気にお話しましょう

 まず霊術は降霊術の余波が残って今使えてるという状態です』

『余波?』

『はい、所謂残り香ですね。体内に一番霊力が貯まりやすい下腹部に余波が集中してしまったから、霊術が使えるんです』

『いやでも、使い続けたらいずれは無くなるはずじゃ…』

『そうじゃないんです、私の場合はちょっと特殊で神力も下腹部の方に集まり、全身に行き渡ると言うじゃないですか。それを利用して神力を霊力に置き換える術式を自分で編み出して、今はそこそこの術なら扱えるんですよね』

『なるほど……』

『まぁやっぱ大変でしたよ、こうやって霊力を使うのも努力に努力を重ねた結果……なんですけどね』

『でも、神力からだからそんなに大変な事は無いような……』

『まあそう思いますよね……でも実際、私の身体の霊力に置き換える機能は大体が死んでるんです』

『それって……』

『そうです、何度も弄られた末に霊力を扱える機能は少しだけですが残ってますが他の霊力を安定させたり、満たしたり、減少させたりする様々な機能がなくなっているんです。なので神力から霊力に還元するのはほんとに難しくて……』

『でも、なんで霊力を操れるの?』

『うーん、それは……その、カンナちゃんが関係してるんですよね』

『カンナちゃんが?』

『はい、ではその事もお話しましょう』

『うん、分かった』

『カンナちゃんは、約1000年前くらいにはもう陰陽師の方に居たと聞きました。実際、御札か……薙刀だったけかな。それに宿っていた魂が使い終わったあとに解放されて神として顕現した……って本人からは聞いてます』

(物には神が宿ると聞いたことがあるけど、まさかほんとに宿るとは思わなかっただろうな……それをしかも葵ちゃんが認識出来るまでカンナちゃんも寂しかったでしょうに……)

『それに、カンナちゃんの能力に依存しちゃってるからこそもあるので……私は落ちこぼれになってしまったんですよ……あはは』

『それは……』

『ごめんなさい……忘れてください』

『ううん、いいんだよ』

 やっぱり……葵ちゃんは気にしているんだ

 由緒正しい陰陽師の家系を継げなかったことに責任があると思う……

 それに、責任もあるけど恨んでると思うかな実際自分がこうして不便になってしまったのは西園寺家のせいなのだから……

「こんな感じですね、私のお話は」

 と言うと、いつの間に結界を解いてるではないか

 やっぱり凄いな、葵ちゃんは。

「澪さんは、大丈夫ですか?」

「ん?何が?」

「いやその……やっぱりなんでもないです」

「えー、気になるよー」

「お、教えられませんっ……すみません……」

「そこまで言うなら……しょうがないか」

 凄い落ち込んだ感じになってしまったからウチから引き下がるしかない。

 何を言おうとしたのか気になるけど……

 もしかしたら、ウチの身体のことかな……

「私、今日は帰ります」

「分かったっ、気をつけて帰ってね」

「はい!また明日っ」

 と去っていった。

 また明日……か。

 ウチに、明日って来るのかな。

 分からないけれどとりあえず、このビルの上から人間さん達を見よう。

 そして、この土地の人達に幸運が訪れますように。

 そんな、ちっぽけな祈りを込めながら。

 to be continued

Continue to read this book for free
Scan code to download App

Latest chapter

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   土地神様、式神になる

    光に包まれて…… どこに行くんだろ。 もしかして……下に落ちるのかな。 上に落ちる感じは……しないけど でも、どこかは分からないけど自然といい所に行く気がする…… それは…… どこか…分からないけれど…… でもそれは。 すっごくいい気がする。 そう思うくらい。 ここ……暖かい…… 真っ白だけど…… 暖かくて…… 綺麗で…… それで…… それで…… ―……ちゃん!! 誰? 私は今、暖かい空間に落ちてるのに…それを邪魔しようとしてるのは… 誰? ―……ちゃん!!……いちゃん!! 必死に、呼び求めてる…… それは、どうして? いやどうしてって……思うこと自体違うのか。 ―しっかりして!!……ちゃん!! いや、そうじゃない この声を私は知っている…… この声……もしかして!! 「れいさん!!」 ―気がついた?!ここは、葵ちゃんがいちゃだめなの!! 「でも、どうやって逃げ出すのさ!!」 ―私が手を伸ばすから!! 「分かった!!」 そう言うと、辺りは暗くなり下から手が伸びてきた…… これってもしかして…… お祖母様から聞いてた、地獄?! それだっ

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   第6話夢

    落ちていく。 落ちていく。 落ちていく。 どんどん。 どんどん。 どんどん…と。 暗い。 暗い。 暗い。 暗い。 闇の底に…… いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい…… 分からなくなるくらいまで。 闇のそこ。 深い、深い…… 闇の底へと…… 落ちていく所まで落ちていってるいる。 いや…… もう既に。 闇の底にいるのかも知らない。 だから。 私は、まだ落ちていく可能性がある。 それは分からないけれど。 でも……私は…… 私は…… あれ…… なんで……こんな事になってるんだっけ…… この感覚…… そういえば……前に…… そっか…… 思い出した…… これは…… 「へぇ、ここの神様ってほんとにいるんだ」 何かの道着を着ている紫髪の少女が鳥居の前でいきなりそんなことを言う……… この人……酷すぎる…… いや、ものすごく酷い。「何?あなたウチに用?」「用って程じゃないよ、ただ倒したくてさ。あんたを」「やめといたら?」「なんでさ、だって私はここら一体の神様を除霊してきたんだよ?」 除霊?除霊って言った?! 神様を除霊するほどって……この子相当……「へぇ、ならやってみるか?」 れいさ

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   第5話朦朧する時の中、決断する時

    ー数日後ー 「はぁ……はぁ……」 やばい……段々神力の維持が困難になってきた…… これは……ほんとにまずい…… この土地に神力を注ぎ込みすぎたか…… それとも……やっぱり、人間になるのか…神としての役割を終えて……死ぬのか…… どっちか、なんてわかるわけが無い。 実際、お母様がどうして死んじゃったのか……そんなの今になってもわかんない。 1000年生きてきたけれど手がかりすらない。し……ウチも見つけようとしたけれど今となっては知らない子の方が多い。 もう、陰陽師や色んな妖怪との戦い、はたまた神の力を使い果たして消えてしまった子の方が多い。 だからこそ昔のことを知っていて尚且つ強大な力を持っている神として残っているのはもうウチしかいないし…… どうしようかな…… いやいや…そもそもそれどころの話じゃないだろう…… 今は自分の身体の心配をするべきだ。 こうして……今にでも死にそうな身体をしているのに何も出来ないだなんて…… 終わりもいい所だ…… 「もう…このまま…誰にも見つからずに…死ぬのかな……」 その方が、この土地にも迷惑をかけないし……ちゃんと力を使い果たして死んだ方が…… いいのかもしれない…… 「そう思ったはいいけど……」 眠気、怠さ、神力がどこかに持ってかれる感覚といい…… ほんとにこれ…… 並の神が耐えられるものなの……? 完全に…殺しに来てる気がするんだけど…… もう、耐えることすらできない気がする…… 詰みだ。 これは……詰んでしまった。 何も出来ずに

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   第4話土地神様、葵の力を知る

    お前、もう時期死ぬぞ?』 やっぱり……カンナさんには気付かれてたか…… 神として、段々維持が出来なくなってしまっている。 それか、信仰心が既に失われていたから遅かれ早かれ死ぬということは確定していたのだろうか。 だから……姿が見られていた。 それだと合点がいく。 でも、それだとしてもだ。 私自身そんなに信仰力や神力が仮に失っていたとする。 それで姿が見られたのなら、やっぱり神力が弱まってたとしか考えられない。 葵ちゃんが凄い、って訳じゃないとウチが勝手に睨んでるだけだけど。 多分葵ちゃんの能力って神力を司るものを見ることが出来るんだと思う。 あの話の素振りだと、カンナさんが見れたのはそれだけ神力が弱かった何かに宿っていたから見れたんだと勝手に予想するけど…… 多分、元々そういうのを子供の頃から見れていた…いやカンナさんを見れていた。 そこからあっさりと契約にこぎつけたんだと思う 勝手な予想だけどね。「ふわぁぁぁ……眠い……あの警告を受けてから凄い眠いのが酷くなった気が」 神としてそろそろ限界が近いのか。 それとも、それだけ信仰心、神力が共に薄れてきているのか。 どっちとも考えられるからこそ厄介だ……「何とかして……起きないと……」 そうしないと、約束が叶えられない。 それに、陰陽師の約束は物凄く重いもの。 破ってしまったなら神だとしても、とてもえげつない事になるってことをお母様から聞いたことがあるから何とかして起きないと……「っと、澪さーん?」 ヤバい……声は聞こえるのに凄い眠気が来て…… 起きれる自信がない…… いや……違う…… 神力自体が失われている気がする、吸い取られてる感じもする…… 昨日は全然感じなかったのに…… これは……一体……「澪さん?!大丈夫?!」「ぇ……大丈夫……だい、じょうぶだよ〜」「もう!!全然ダメじゃん!!」 必死に心配してくれている なんでこんな…… 抜け殻みたいなうちの事……心配して…… もう…ほんとに優しすぎるよ…… でも、助けるって言ってもどうやって助けるんだろ? この子には能力があんまりないと思ったんだけど…… もしかして…この膨大な神力の正体って…… まさか……「回復……」 段々、力が戻ってきてる感じがする…… それに、葵ちゃ

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   第3話土地神様と元神様、葵に叱られる

    「あなたは……誰」「お前と同じ、神だよ。元、だけどな」 そう言うと姿を現した。 黒くて全然見えないのは夜のせいか、それともモヤのせいか…… てか元神って……ということは…… 昨日居た、例の式神か……「残念だが、その内容を見ちまったのならお前をここで殺さないといけなくなるんだが…」 凄い殺気...…まだ姿が見えないのに只者じゃない感じがする……「そうか……」 なら、久しぶりに本気を出すしかないようだ…… この土地の人に手出しなんか絶対にさせない!! お母様から引き継いできたこの、素晴らしい土地を!!「ふはっ、どうやらやる気みたいだなぁ……いいぜぇ…...あたしも力を出せなくてうずうずしてたところなんだよ……!!」 と言うと、恐ろしい程凄い気迫が来た。 これは…… 1000年前も見たことがあるような…そんな感じの…… でもやっぱりこの式神、昨日居た感じからしてただ者じゃない…… 全盛期のウチより強いんじゃない? 辺りがピリついてる…… 凄い、多分普通の人じゃ立ってられないくらいのそんな圧がくる……「やばいかもなぁ…...でも…...!!」 手を下にかざし……陣が浮き出る。 そしてそこから、ウチの愛刀が出る。 その名もムラサメ 天を切り裂き、英気を吸い取る。 聞こえは悪いがこの刀に切られたものは何がなんだろうと自身の力を吸い取られる。 それが例え……神だろうと...…!!「その刀、ムラサメだろ?」「へぇ、知ってるんだ」「そりゃあ、1000年前の決戦の噂…...知ってるからなぁ。まさか、ホンモノにお会い出来るとは!!」「てことは……ウチの実力知ってるわけか」「ご名答」 再び圧が増す…… やっぱり……これは……「最強に…...近い

  • 元神の狼少女と神の見える少女〜1000年の孤独から、現代の愛と幸せを知る物語〜   第2話土地神様と葵の目的

    「ふぁぁ……眠い……」 神様の夜は早い…だなんて何言ってんだって思うけど実際七時に起きてるのだからしょうがないだろう。 それにしてもやっぱり人の往来は激しいなぁ… いつ見ても驚く程だよ。 なんせ昔じゃ考えられないものばかりなんだからずっと驚きっぱなしだ。 この土地の人の話を聞くと近いうちにあの小さい鉄の塊がウチたちみたいに空を飛ぶみたいだ。 ほんとかどうかは分からないけど、もしそれが現実になったらとんでもない事だ。 多分、ウチだけじゃなくて神様達みんな驚くと思う。 それだけ人間達はほんとにすごいのだ。 こんな短期間でものすごく成長出来るのだから驚きが隠せないよ。「人間って凄いなぁ」「そうだよねぇ」 と言った方の隣を見てみると……「ん?」「ん?」「えぇ?!な、なんでここに?!」「そ、そんな驚くことある?!」 いや、驚くよ。 だって昨日会ったばっかの子がこうしてまた来てるんだから。 それに、ほんとに来るだなんて思わなかったし。「来ちゃ…ダメでしたか?」「いやダメってわけじゃないけど、どうしてウチ……じゃなかった私なんかに会いに来たの?」「だって…どうしても会いたかったんだもん……」「?!」 何この子……凄い健気だ…… それに、こんなウチなんかの為に昨日言った約束を覚えてくれたなんて……約束……約束か…… いや待って、約束ってさ陰陽師にとってそういうのは重いもの……縛りとかになるんじゃ…… そんな事無いのかな? いや、特にこの子の家がどの家系によるけど…もしかしたら約束によって、縛られるんじゃないと思う…… そうだったら…… ここに来られないよう結界を張るしかないかもしれない……「ねぇ……葵ちゃんって……どこの陰陽師の子なの?」

More Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status