Share

5 あなたとひとつになる夜

Penulis: けいこ
last update Terakhir Diperbarui: 2026-02-04 18:28:26

「今愛莉が言ったこと、全部間違い。俺の想いと全然ズレてる。俺は、お前の全部が好きなんだ。好きで好きでたまらない。お前じゃなきゃ……ダメなんだ」

「瑞……」

「愛莉……好きだよ、愛してる」

「……私も……瑞が……好き」

瑞の顔を見て、瑞の吐息を感じ、瑞の温もりに包まれて……

私は、ようやくちゃんと言えた。

「愛莉……」

「ごめんね。今まで、こんな私をずっと想ってくれてたのに。なのに、私がはっきりしなくて、グズグズ悩んで。でもね、ちゃんとわかったよ。私は瑞が好き、大好きなんだって」

私の言葉に微笑みながらも、瑞の瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。

そして……

次の瞬間、私の唇に瑞の唇が重なった。

柔らかく、少し湿った感触をとても気持ち良いと思った。

「愛莉を愛してる俺と、俺を愛してくれた愛莉。2人でひとつになろう。もう……絶対に離れない」

「……私も瑞と離れたくない。ずっと一緒にいたい」

「愛莉、俺の彼女になって」

「うん、私、瑞の彼女になりたい。瑞は……私の彼氏になってくれる?」

「もちろんだ。俺は、愛莉の彼氏。ずっと……そうなりたかった。2人の想いが重なること、それが俺の1番切実な願
Lanjutkan membaca buku ini secara gratis
Pindai kode untuk mengunduh Aplikasi
Bab Terkunci

Bab terbaru

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   5 あなたとひとつになる夜

    「今愛莉が言ったこと、全部間違い。俺の想いと全然ズレてる。俺は、お前の全部が好きなんだ。好きで好きでたまらない。お前じゃなきゃ……ダメなんだ」「瑞……」「愛莉……好きだよ、愛してる」「……私も……瑞が……好き」瑞の顔を見て、瑞の吐息を感じ、瑞の温もりに包まれて……私は、ようやくちゃんと言えた。「愛莉……」「ごめんね。今まで、こんな私をずっと想ってくれてたのに。なのに、私がはっきりしなくて、グズグズ悩んで。でもね、ちゃんとわかったよ。私は瑞が好き、大好きなんだって」私の言葉に微笑みながらも、瑞の瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。そして……次の瞬間、私の唇に瑞の唇が重なった。柔らかく、少し湿った感触をとても気持ち良いと思った。「愛莉を愛してる俺と、俺を愛してくれた愛莉。2人でひとつになろう。もう……絶対に離れない」「……私も瑞と離れたくない。ずっと一緒にいたい」「愛莉、俺の彼女になって」「うん、私、瑞の彼女になりたい。瑞は……私の彼氏になってくれる?」「もちろんだ。俺は、愛莉の彼氏。ずっと……そうなりたかった。2人の想いが重なること、それが俺の1番切実な願いだったから」「嬉しい。ねえ、瑞……」「ん?」「私のこと、彼女として抱いてほしい」「ああ。そうするつもりだ。今夜は……眠らせない」甘く囁く瑞の顔は、国宝級に美しい。見ていてため息がこぼれる。この硝子のように透き通った肌、強く触れると壊れてしまいそうで……悩ましげに見つめてから、瑞は、その唇をさらに激しく私の唇に押し当てた。舌を滑り込ませ、それを上手く動かし、私の舌に何度も絡ませる。瑞から漏れ出す息は男の色気をまとい、私の体に熱くかかった。「……愛莉の体、エロい。いっぱい感じさせてやるから。我慢できないくらいに……」

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   4 あなたとひとつになる夜

    「私は、寂しい女なんかじゃない。今、私は……私は……」 その続きの言葉。 私の中で全てのピースがはまった答え―― 「私は瑞を愛してる。瑞を……愛してるの」 やっと答えが見つかったよ、瑞。 どうしようもなく熱い涙が頬をつたう。 私は、何の嘘も迷いもなく…… 心からこの言葉を言えたんだ。 「愛莉……」 「瑞がいてくれるから、寂しくなんかない。だから、もう二度と私の前に現れないで。お願いだから」 「ふざけんな! お前なんか、幸せにはなれない。せいぜい恋愛ごっこして楽しむんだな。必ず、お前らは別れる! お前だって女と遊びたくなるはずだ。もう二度と来ないから安心しろ。その代わり、そいつにフラれて泣きついてきても絶対相手にしてやらないからな!」 走り去るあの人の後ろ姿を見て、私は思った。 本当に別れて良かった、そして、瑞が……私の側にいてくれて良かったと―― 「中に入ろう」 「……うん」 瑞に背中を支えられて、私はマンションの部屋に入った。 そして…… ドアが閉まるか閉まらないかのタイミングで、瑞は私を抱きしめた。 真っ暗な中、靴も脱がずに。 「愛莉、さっきの言葉は……本当?」 「……さっきの?」 瑞は、私の顔を見つめた。 その距離は、数センチしかない。 「俺を……好きだって言ってくれた」 あまりにも甘い囁きと、耳に熱くかかる吐息が、私の胸を一気に高揚させ、心臓の音を高鳴らせる。 「瑞、私……」 その先が口から出てこない。 どうしよう……恥ずかし過ぎて言えない。 「俺は、あの男を牽制するためだけの言葉じゃないって、そう信じてる」 「私……やっぱり瑞にふさわしくないよね。身分とか、見た目とか、才能とか……全然釣り合ってない」 「ん? 誰かにそう言われたのか?」 「……」

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   3 あなたとひとつになる夜

    「お、お前……」「好きになった女性を最後まで守れないなんて最低だ。俺は、お前の彼女に会うつもりはない。付き合ってるなら、ちゃんと今の彼女を大切にしてやれ。それができないなら、初めから付き合うな」「瑞……」「お、お前なんかに説教されたくない。男と女はもっと複雑なもんだろ? そんなきれいごとで恋愛なんかできるか!」「俺は……ずっと好きだった女性、愛莉のことを死ぬまで愛し続けると断言する」瑞……「はぁ? こんな地味で面白味のない女を大事にして何になる? お前だって、ほんとはいろんな女と遊びたいんだろ?」その言葉に、瑞の表情はとても険しくなった。「愛莉は……愛莉は……この世界で1番大切な人だ。地味? こんな可愛い人は他にいない。それに、とても優しい心を持ってる。俺は、愛莉の全てが好きだ。他の女性と遊びたいなんて1ミリも思わない」私のこと、そこまで……この人の「最低な言葉」とは全く違う、瑞の「真っ直ぐで誠実な言葉」に、胸が熱くなる。「お前、もしかして幼なじみの愛莉と寝た? なんだ、医者だとか言っても、結局やることやってるんだな。つまらなかっただろ、こいつとのセックス。俺は全く……」その瞬間、瑞はこの人の胸ぐらを掴み、殴りかかった。「や、やめて! ダメだよ、殴っちゃダメ!」瑞は目の前にある顔を睨みつけ、歯を食いしばり、右手に作った拳に力を込めた。そして……ゆっくりと、その手を降ろし、この人から離れた。「瑞……あなたの手は、患者さんを守るためにあるんだよ。その手で人を殴っちゃダメだよ」そう言った瞬間、私は、1度は好きになった男の頬を、思いっきり平手打ちした。「い、痛っ! 何すんだバカ!」私も同じ……手が痺れて……とても痛いよ。……心も、痛い。

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   2 あなたとひとつになる夜

    「……うざいんだよ、あの女。あの時から、あのイケメンの医者に会いたい会いたいってうるさくてさ。ほんと、バカ女だよな」 「な、何? どういうこと?」 この人の言いたいことが全くわからない。 うざいって……あの子、あなたの彼女でしょ? 「だーかーらぁ、あの医者をあいつに紹介して、2人が付き合えば、俺は晴れてあいつと別れられるってわけ。付き合う前は、あんな金遣いの荒いやつだと思わなかったんだよ。可愛いからちょっと遊んでやったら、めちゃくちゃわがままだしさ。『カッコいいし、お金持ちそうなあの医者と知り合いになりたい』とか言う割に、俺とは絶対別れたくないとか、マジムカつく」 体が凍りつく…… この人、おかしいよ。 過ごした時間も何もかも、私の記憶から消してしまいたい。 「もう飽きたし、めんどくさいから、あの男とくっつけてくれよ。頼むよ」「あなた……自分が何を言ってるかわかってる? 私のことも飽きたからあの子に乗り換えたの?」 「ああそうだよ。男ってさ、みんなそういうもんだから仕方ないんだよ。いろんな可愛い女と遊ぶ。俺はイケメンだし、それができるからさ。遊ばないともったいないだろ?」 「最低……。みんながそうなんて、絶対……そんなことないよ」 瑞は……あなたみたいなクズじゃない。 絶対に、違う。 「真面目か。お前さ、寂しいならまた俺が遊んでやってもいいけど? セフレとして。どうせ新しい男もいないんだろ? 可哀想だけど、そんな真面目で地味な女はモテないよ、愛莉ちゃん」 「言いたいことはそれだけか?」 「えっ?」 私の後ろから聞こえた声。 すかさず振り向く。 瑞―― 「うわっ、何でお前が?」 「俺はこのマンションに住んでる。それに、愛莉も」 「なっ、何?」 「俺達は2人でここで暮らしてる。俺は……愛莉のことを幼なじみとは思ってない。お前みたいな人の心を平気で踏みつける男に、愛莉は絶対に渡さない。二度と近づくなと言ったはずだ」

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   1 あなたとひとつになる夜

    仕事が終わり、マンションまでの少しの距離を自転車で走った。冷たい風が頬をかすめる。なぜか、ふと、小川先生のことが頭をよぎった。電話しながら言われた言葉の一つ一つに、本当に胸が痛くなった。瑞の幸せを考えたら、このまま一緒にいない方がいいのかなって……でも……私の心の中には、瑞との再会から今までの色んな思い出が重なって、それがどんどん膨らんでいる。それに加えて、坂井先生や賢人君の想い、小川先生の存在――あちこちに散らばっていたバラバラの感情が、今、ひとつになろうと頑張ってる。このまま上手く整理ができたら……瑞への本当の気持ちがはっきりするような気がしてる。そんなことを考えながらマンションの近くまで来た時、1人の男性の姿が視界に入った。そのシルエットに背筋が凍る。「愛莉!!」私の名前を呼びながら、道路を渡ってこっちに来る。思わずこの場から逃げたくなった。「どうして? どうしてこんなところにいるの?」「どうしてって……お前のマンションあっちだろ? 何でこっち側にいるんだよ?」「か、関係ないでしょ。いったい何の用?」私を彼女と2人で散々バカにした男……元カレの顔なんて見たくもないのに。「そんなに冷たくするなよ。まだ別れてそんなに時間が経ってるわけじゃないんだからさ」どうすればそんな軽薄なことが言えるの?あなたには人の心が無いの?プールでの出来事は無かったことになってるのかと、不信感でいっぱいになる。「……あなたには会いたくないよ。お願いだから早く帰って。もう……来ないで」「そういうなよ。お前さ、この前、一緒にいた男って医者だって言ってたよな?」「えっ……な、なんなの、いったい」急に何なのか。だとしてもあなたなんかに教えたくない。「愛莉さ、あの医者とは幼なじみなんだろ? 友達なんだよな? だったらさ、この前プールで会った女に紹介してくれよ」「えっ……? 紹介するってどういう意味? あの子、あなたの彼女でしょ? あなたはあの子を好きになったから私と別れたんだよね?」

  • 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~   3 切な過ぎる恋心~瑞side~

    「すまない。君の想いを応援することはできないけど、俺にはそれを止める権利も無い。俺だって、愛莉を諦めろと言われても、絶対に無理だから。君の気持ちは……わかるつもりだ」 「……ありがとうございます。愛莉さんが、あなたを好きになる理由、何となくわかる気がします。先生は優しくて、本当に素敵な人ですね。おまけにお医者さんだし、カッコいいし……無敵ですよね」 「……そんなことはない。君だって……。それに、愛莉はまだ俺を選んだわけじゃないよ。俺も、彼女の答えを待ってる」 「そ、そうなんですか!?」「ああ、そうだ。情けないけど、まだ……彼女を振り向かせられないでいる」「……先生みたいな人でも、そんな顔するんですね」「……まいったな。俺は……無敵なんかじゃないんだ」「無敵ですよ。僕から見たら。あなたは本当にすごい人です。うらやましいくらいに。愛莉さんもきっと……」 「ん?」 「あっ、いえ。僕も、今はまだ……先生と愛莉さんを応援することはできないです。でも、今日、先生と話せて良かったです。お時間取らせてすみませんでした。ありがとうございました」 そう言って頭を下げ、彼は中庭から走って出ていった。彼のような好青年はなかなかいないだろう。 愛莉は…… 本当に俺を選んでくれるだろうか? 絶対に諦めたくない気持ちの中に、ほんの少しの不安が混じるこの想いを抱えて、俺も午後からの仕事に戻った。

Bab Lainnya
Jelajahi dan baca novel bagus secara gratis
Akses gratis ke berbagai novel bagus di aplikasi GoodNovel. Unduh buku yang kamu suka dan baca di mana saja & kapan saja.
Baca buku gratis di Aplikasi
Pindai kode untuk membaca di Aplikasi
DMCA.com Protection Status