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第 81 話

Auteur: 柏璇
若葉の小さな体は、その場に固まったまま、どう答えればいいのか分からない様子だった。

けれどやはり子どもらしく、少し考え込んだあと、正直な気持ちを口にする。「いやだ」

パパとこの人が一緒になるなんて、考えたくなかった。

たとえみんなが「この人こそが自分と弟の本当のママだ」と言ったとしても――どうしても好きになれなかったのだ。

そう言い終えると、若葉はふらつく頭を押さえながらも部屋を飛び出し、リビングにいる蒼司のもとへ駆け寄った。

真理は慌てて杖をつかみ、その後を追う。

「パパ」

蒼司が振り返り、「朝ごはんにしよう」と声をかける。

だが若葉は動かず、小さな顔を上げてじっと見つめていた。

そこへ真理
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