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last update Tanggal publikasi: 2026-03-18 06:32:09

 保育園・こぐまの森がオープンした日の夜のこと。

「理玖ー! 母ちゃんだぞ!」

 ホテルの仕事を終えた実加が、保育園に駆け込んできた。

 ベビーベッドに寝かされている息子を抱き上げる。頬ずりをして、赤ん坊特有の甘い匂いを胸に吸い込んだ。

 仕事中は割り切って切り替えていたけれど、実加は理玖が心配で仕方がなかった。

 小夜子とシッターを信頼はしている。危険なことは何もないと頭では分かっている。

 それでも理玖が生まれて初めて、何時間も離れ離れになった。

 母親の姿が見えずに泣いていたらどうしよう。

 慣れない環境で体調を崩してしまったらどうしよう。

 ちゃんとミルクは飲めているだろうか。

 おむつかぶれをしていないか。

 予想もできないような事故が起きていたら……?

 考え始めたらきりがなかった。

「いい子にしてたか? 元気だったか?」

 たった数時間とはいえ、離れ離れになっていた息子

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