ログイン翌朝、伊依が自分のデスクでファイルを整理していると、秀一と沙織が連れ立ってやってきた。二人とも笑いを堪えきれない顔をしている。
「よぉ、伊依」 秀一がデスクに片肘をついた。距離が近い。伊依は身体を少し引いたが、椅子の位置は変えなかった。 「引っ越し先、決まったのか?」 「決まった」 短く答える。沙織が横から覗き込むように顔を寄せた。 「どこですかぁ? やっぱり駅から遠い方?」 伊依は少し間を置いてから、用意していた地名を口にした。ダミーの住所。榛名地区のすぐ外側にある、古い住宅が密集した一帯だった。実際には誰も住んでいない、書類上だけの隠れ蓑だ。 「小坂町の方」 沙織の眉がぴくりと動いた。すぐに口元がにやけていく。 「えーっ、あそこって」 沙織は秀一と顔を見合わせた。 「低所得者の治安悪いとこじゃないですかぁ〜」 語尾を伸ばして、わざとらしく心配するような口調を作る。伊依は表情を変えなかった。 「大丈夫なんですかあ〜? 女の一人暮らしで」 「まあ、あの辺り値段が安いから」 秀一がファイルの束を指先で軽く叩きながら続けた。 「伊依なら妥当だろ」 妥当。 その一言が耳の奥に残る。伊依は黙って書類の角を揃えた。 「荘園が近いから、僻むやつばっかり住んでるとこですよね〜」 沙織が笑いながら言う。 「私だったら、あんなところ絶対嫌だなぁ。友達呼ぶのも恥ずかしいし」 「俺も無理。せっかく働いてるんだから、もう少しマシなところに住みたいわ」 秀一が肩をすくめる。 「まあ和久井さんは友達いないから平気か」 沙織がまた笑った。二人分の笑い声が、周囲のデスクにも小さく響く。近くの席にいた社員が一瞬こちらを見て、すぐに目を逸らした。 伊依は二人を見た。 バカ1号。秀一。 バカ2号。沙織。 心の中でそう分類してから、何事もなかったように視線を書類へ戻す。わざわざ訂正するほどのことでもない。 「用事あるから」 伊依は椅子を引いて立ち上がった。書類を胸に抱え、二人の脇をすり抜ける。背中に沙織の忍び笑いが張り付いてくるようだった。 給湯室に逃げ込んで、伊依はコップに水を注いだ。手のひらが少し熱い。怒りというより、これ以上あの声を聞きたくないという苛立ちだった。 鏡を見る。いつもの顔が映っている。地味なブラウス。まとめただけの髪。どこにでもいる会社員にしか見えない。 それなら、それでいい。 むしろ、このままでいいのかもしれない。 * 昼休み、伊依は非常階段の踊り場に座り、スマホを取り出した。誰も来ない場所だった。 「ジョフィ」 「はいはい、なんすか」 ジョフィの声が、いつもより砕けた調子で返ってくる。伊依が個人的にチューニングした口調モードだった。会社では誰にも聞かれないよう、イヤホン越しに小さく話す。 「私の会社での評価、適度に下げるように操作してくれる?」 「は? 急にどした」 「窓際族になりたい」 「いや意味わかんないんだけど。伊依、普通に真面目に仕事してるじゃん。評価下げてどうすんの」 伊依は踊り場の手すりに肘をついた。窓の外では駐車場に停まった車の屋根が日差しで光っている。 「うちの会社、地下に備品管理課ってあるでしょ。追い出し部屋の」 「あー、あの噂の部署ね。存在は知ってるけど」 「そこに異動したい」 数秒、ジョフィは黙った。 「あそこなら誰も来ない。パソコンも古いから見張られない。仕事も暇。むしろ好都合」 「なるほどね。伊依らしいわ、それ」 伊依は手すりから肘を離した。 「今の部署にいると、余計な人間に絡まれるから」 「秀一と沙織?」 「それもある」 少しだけ間が空く。 「会社で何も期待されなければ、私も楽になる」 「……なるほど」 ジョフィの声から、さっきまでの軽さが少し消えた。 「でもさ、評価下げるって具体的にどうすんの? 人事データいじる系?」 「いける?」 「まあ、いけなくはないけど……伊依、これバレたらまずくない?」 「バレなきゃいい」 伊依の声は淡々としていた。 ジョフィが持つのは、単なる会話補助のAIではない。伊依自身が長い年月をかけて拡張してきた、ハッキング機能付きの相棒だった。会社のサーバーくらい、ジョフィにとっては大した壁ではない。 「わかった。人事評価システムに侵入して、伊依の直近三ヶ月分の評価スコアを段階的に落とすよ。急に下げると不自然だから、ゆっくりね」 「うん、頼む」 「ついでに、備品管理課への異動希望も裏で通しとく? 人事部長のPCに、なんかそれっぽい打診メール作っとけばいけると思う」 「それも頼む」 「了解。あと一応言っとくけど、これバレたら伊依の首だけじゃなくて会社全体巻き込む案件だからね。慎重にやるから安心して」 「わかってる」 伊依はスマホをポケットにしまった。階段を下りながら、口元がわずかに緩む。誰にも見られない場所へ移動する計画。それは逃げではなく、伊依にとっては戦略だった。 数日後、伊依の元にメールが届いた。差出人は人事部。件名は「異動のご案内」。 開くと、備品管理課への異動が決定した旨が事務的に記されている。理由の欄には「業務適性を考慮した配置転換」とだけ書かれていた。伊依は画面をじっと見つめ、それから小さく息を吐いた。 隣の席から、秀一の声が聞こえてきた。 「おい、和久井、なんか地下行きになったんだって? 聞いたぞ」 いつの間にか広まっていたらしい。伊依が振り返ると、秀一はにやついた顔でこちらを見ていた。 「マジで窓際じゃん。かわいそう」 「まあ、元々使えないもんね、和久井さん」 沙織も追随する。伊依は特に反論しなかった。むしろ、この反応こそが計算通りだった。 「そうだね」 伊依は静かに答えた。声には抑揚がない。 「じゃあ、荷物まとめるから」 デスクの引き出しから私物を出しながら、伊依の頭の中は既に別のことを考えていた。地下の備品管理課には、誰も足を踏み入れない。監視の目もない。パソコンの画面を誰かに覗かれる心配もなくなる。 荷物を段ボールに詰めながら、伊依はふと視線を上げた。秀一と沙織が、まだ何か言い合いながら笑っている。 伊依はその光景を、もう他人事のように眺めていた。 「ジョフィ」 誰もいないのを確認して、伊依は小さく囁いた。 「ありがとう」 「どういたしまして。地下行き、快適だといいね」 「うん」 段ボールを抱えて、伊依はエレベーターへ向かった。地下へ続くボタンを押す。扉が閉まる直前、伊依の口元にほんの少しだけ笑みが浮かんだ。 秀一や沙織には分からないだろう。 地下の薄暗い部屋が、伊依にとって新しい聖域になることを。誰にも邪魔されない、自分だけの王国。エレベーターが下降していく間、伊依は静かに、これから始まる日々を思い描いていた。荘園から会社に戻った伊依は、久しぶりに、いくつか土産を持参していた。「これ、鳴沢温泉のお土産です」 伊依は、地下の倉庫近くで顔を合わせた同僚たちに、小さな紙袋を配って回った。中身は、「しあわせねこ」という名前のついた、可愛らしい猫の焼印が施されたお饅頭だった。「ふーん、地味な温泉行ったんだ」 秀一が、袋を受け取りながら、鼻で笑った。「私も別に興味ないけど」 沙織も、そう言いながら、しっかりと饅頭を受け取っている。伊依は、その様子を見て、内心で苦笑した。 バカにしながらも、ちゃっかりもらうあたりが、バカらしいところだった。「うわぁ、可愛い!」 来々は、饅頭の包装を見て、目を輝かせた。「これ、猫さんですか?」「うん」 伊依は、頷いた。「でも、なんで″しあわせねこ″なんですか?」 来々が、興味津々に尋ねる。伊依は、少し思い出しながら答えた。「なんでも、昔、温泉が枯れた時に、一匹の黒猫が、新しい温泉の場所を見つけ出したって伝説があるんだって」 「黒猫さん、可愛い〜」 来々は、饅頭を大事そうに両手で持ちながら、頬を緩めた。「でも、鳴沢温泉って、マイナーな温泉ですよね」「そうだね」 伊依は、頷いた。「名物は、″しあわせねこ″の置物とか、グッズみたい」「へぇぇ! 興味あります! 行ってみたい!」 来々は、興奮気味に声を上げた。伊依は、その反応に、少し驚きながらも、笑みをこぼした。 数日後、来々は、愛美を誘って、鳴沢温泉の観光案内所へと足を運んでいた。「初めまして。鳴沢温泉観光課の、御門ナツキいいます」 案内所で対応してくれたのは、まだ若い男性職員だった。関西訛りの、少し柔らかな口調が印象的だった。「ステラ・トレーディング株式会社の営業の、浜内です」「同じく、近藤と申します」 愛美が、丁寧に頭を下げた。「急な問い合わせ、ご対応いただきありがとうございます」
疲れた時は、身体を癒すに限る。伊依は、鳴沢温泉に足を運んでいた。 この温泉地で最も大きく、最も歴史のある旅館、「伊勢谷旅館」。木造の趣ある建物が、山あいの静けさに、しっとりと馴染んでいた。「和久井様、ようこそいらっしゃいませ」 玄関先で迎えてくれたのは、和装の女性だった。「女将の伊勢谷清子です。何なりとお申し付けください」「お世話になります」 伊依は、丁寧に頭を下げた。「こちらの自慢は、温泉巡りになっております。色んな種類のお風呂がありますので、ぜひご堪能くださいね」「はい」 部屋に案内され、荷物を解きながら、伊依はふと気づいた。 しもた、背中の火傷の跡……。 温泉に入るということは、当然、背中を晒すことになる。伊依は、一瞬、躊躇いを覚えた。だが、ロビーで見た限り、この時間帯の宿泊客は、それほど多くなかった。「まあ、大丈夫だろう」 伊依は、自分に言い聞かせるように呟いた。 夕方、伊依は大浴場の露天風呂へと向かった。木々に囲まれた開放的な湯船、湯気が、山の冷たい空気の中に、静かに立ち昇っている。「あぁ〜、生き返る」 湯船に浸かった瞬間、思わず声が漏れた。連日の疲労が、じんわりと溶けていくようだった。「ふふ、分かります」 突然、隣から声がかかった。伊依は、驚いて振り返った。「疲れが一気に抜けますよね」 品の良さそうな年配の女性が、少し離れた場所で、湯船に浸かっていた。「申し訳ございません、騒いでしまって」 伊依は、慌てて頭を下げた。「いいのよ」 女性は、穏やかに笑いながら答えた。「不思議なものでね、このお風呂に浸かってると、心が素直になって、言葉に出ちゃうのよ。私も初めて来たときなんて、あなたより大声出しちゃったわ」「ははは……よく来られるんですか?」 「月一は、静養に来るのよ」 女性は、湯面に視線を落としな
地下の部屋に、伊依の悲鳴が響いた。「しまったぁぁぁ」モニターを見つめたまま、伊依は両手で頭を抱えていた。「あ」ジョフィの声にも、珍しく戸惑いが滲んでいた。「FX損失出したぁ」伊依は、椅子に沈み込みながら、力なく呟いた。ドル円のポジションが、予想外の急落に見舞われ、含み損が一気に膨らんでいた。 「大丈夫」ジョフィが、すぐに切り替えるように答えた。「株で取り返す。ちょうどタイミング的にいい銘柄がある」「ありがとう、ジョフィ」伊依は、少しだけ肩の力を抜いた。長年の付き合いの中で、ジョフィの分析力には、絶大な信頼を寄せていた。「しかし珍しいね」ジョフィが、続けた。「伊依が失敗するなんて。疲れてる?」 伊依は、しばらく考え込んだ。「疲れてるかも」正直な答えだった。ここ最近、ハーリドとの攻防、ジョフィを狙ったハッキング事件、そして日々の業務の合間を縫っての、Angelusとブライダル注文の対応。振り返れば、休みらしい休みも、あまり取れていなかった。「うーん」ジョフィが、少し考えるような間を置いてから、提案した。「伊依、旅行に行かない?」 「旅行」伊依は、その言葉を、口の中で転がしてみた。「一人旅かぁ」「うん」「有名どころは嫌だなぁ」伊依は、少し顔をしかめた。人気の観光地は、それだけ人目につく可能性も高い。荘園の生活に慣れてはいても、伊依はまだ、大勢の視線に晒される場所を、本能的に避ける癖が残っていた。 「いい温泉地があるよ」ジョフィが、すぐに提案した。「隣の県になるんだけど、鳴沢温泉っていう、人が少ない穴場」「まじか」伊依は、少し身を乗り出した。「いいねぇ」「観光地化されてなくて、宿の数も少ない。静かに過ごすには、ぴったりだと思う」 「調べて」伊依は、指示を出した。ジョフィは、すぐ
地下の部屋に、Angelusの新規注文が届いた。伊依は、いつも通り、注文者の情報に目を通した。「これ……」 差出人の名前に、伊依は思わず手を止めた。総務課の事務職、名前だけは、社内で何度か見かけたことのある男性社員だった。「知り合い?」 ジョフィが、尋ねる。伊依は、首を振った。「名前くらいしか知らない」 注文内容を確認すると、そこには婚約指輪の依頼が記されていた。伊依は、少し考え込んだ。「うちの事務職の給料で、頑張ったなぁ」 伊依は、注文の予算欄を見ながら、静かに呟いた。決して安くはない金額だった。「無理してない?」 伊依は、少し心配になり、ジョフィに確認を頼んだ。「大丈夫」 ジョフィが、すぐに調べを進めた。「愛美の時とは違う。ちゃんとこつこつ貯めて、支払ってるね」「ほう」 伊依は、その報告に、静かな安堵を覚えた。愛美のように、借金をしてまで無理をしているわけではない。地道に、大切な時のために、コツコツと積み立ててきたお金だった。 ブライダル関連の注文は、通常の販売ルートとは、別の流れで進められる。伊依はYORとして、注文者と直接、チャットでやり取りをしながら、デザインのイメージを詰めていく。「どんな形がご希望ですか」 伊依は、丁寧なメッセージを送った。「あの、ちょっと変な形なんですが、可能でしょうか」 注文者からの返信には、少し戸惑いが滲んでいた。「どのようなデザインですか」「彼女、子供の頃から可愛がっていたインコがいまして」 注文者は、少し言葉を選びながら、続けた。「そのインコが、最近、天国に行って、落ち込んでるんです」「なるほど……」 伊依は、その一文を、静かに読み進めた。画面の向こうで、彼が、大切な人のために、どれほど心を込めて、この贈り物を考えているかが、伝わってくるようだった。「だから、鳥をモチーフにしてほしいんです」 注文者は、続けた。「できますで
社員食堂で、来々が定食を頬張りながら、ふと尋ねてきた。「伊依さんは、休日は何をしてるんですか?」「読書したり、映画を見たり、ゲームしたり。買い物に行ったりかな」 伊依は、味噌汁を飲みながら、当たり障りのない答えを返した。もちろん、FXやAngelusの仕事のことは、話に出さない。「わぁ〜。大人の普通の休日って感じで、素敵です!」 来々は、目を輝かせながら言った。伊依は、少し首を傾げた。「来々の、大人の普通ってどういう基準なの」「なんとなくです!」 来々の答えに、伊依は思わず苦笑した。 その日の夕方、荘園の家に帰った伊依を、玄関先で待ち構えていたのは、大量の段ボール箱だった。「伊依〜」 ジョフィの声が、リビングから響いてくる。伊依は、荷物の山を前に、少し気まずそうな顔をした。「はい」「また大量に届いたんだけど?」 ジョフィの声には、隠しきれない呆れが滲んでいた。伊依は、視線を逸らしながら答えた。「えへ、アパートじゃなかなかできないからさぁ」「だからって、大量注文、大概にしなよ?」「家広いから、いいじゃん」 伊依は、開き直ったように言い返した。「そうじゃない」 ジョフィが、真剣な声で続けた。「緋音や聖が知ったら、ドン引きするよ」 伊依の意外な隠れ趣味。それは、ぬいぐるみ作りだった。 地下の部屋にいた頃から、伊依はこっそり、この趣味を続けてきていた。手芸店で買い集めた、様々な色や質感の布地。詰め物用の綿。小さなガラスの目玉パーツ。荘園の家に移り住んでからは、その注文量も、これまで以上に増えていた。「別に、悪いことしてるわけじゃないでしょ」 伊依は、段ボールを開けながら、少し不満げに言った。「悪いことじゃないけどさ」 ジョフィが、苦笑しながら続けた。「伊依のイメージと、ぬいぐるみ作りって、ちょっと結びつかないっていうか」「うるさい」 伊依がこの趣味を始めたきっかけは、はっきりとは覚えていなかった
フードコートのテーブルで、緋音は、いつになく複雑な表情を浮かべていた。伊依は、ラーメンをすすりながら、その様子に気づいた。「どうしたんですか?」「伊依さん……私、やらかしちゃったかもしれない」 緋音は、両手で顔を覆いながら答えた。伊依は、箸を置き、少し身を乗り出した。「詳しく」「ハーリドさんがね」 緋音は、渋々といった様子で話し始めた。「前回の来日で、日本食を食べてないって言ってたのね」「まぁ、ビジネスで来てますからねぇ」 伊依は、頷いた。ハーリドの視察は、あくまで仕事目的だった。観光や食事を楽しむ余裕など、なかったのだろう。「だから、好きな食べ物は何ですか、って聞いたら、意外なことを言い出したの」「意外?」「あっちの国では、甘いものはとことん甘くて、胃もたれするんだって」 緋音は、続けた。「だから、酸っぱいっていう概念がなくて、興味があるって言ってたの」「なるほど」 伊依は、興味深そうに相槌を打った。中東の菓子文化を、伊依もどこかで聞きかじったことがあった。蜂蜜やシロップをふんだんに使った、濃厚な甘さが主流だという話は、確かに納得できるものだった。 「だから私」 緋音は、少し声を小さくしながら続けた。「ハーリドさんに、送っちゃったんだ」「何をですか」 伊依は、少し身構えながら尋ねた。緋音は、恥ずかしそうに答えた。「紀州産の、最高級の梅干し」「ぶっ」 伊依は、思わず飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。「wwww」 テーブルに突っ伏しながら、伊依は、笑いを堪えきれなかった。「だよね、笑うよねww」 緋音も、諦めたように笑いながら続けた。「お兄ちゃんに呆れられた」「わ、私が笑ったのは」 伊依は、涙目になりながら、なんとか言葉を絞り出した。「バカにしてるんじゃなくて、可愛いなって思ったんですよ」「そっちの方が恥ずかしいよ! 一周回







