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第4章:015

ผู้เขียน: 美木 猫助
last update วันที่เผยแพร่: 2026-09-05 11:02:01

 景色がまた乱反射し、今度は小学校の教室へと変わる。

 玲は自分の机で、日誌に鉛筆を走らせた。突然、声がかかって顔を上げると、ランドセルを背負った渚が玲の机の前に立っていた。

「もう少し」

 玲がそう答えると、渚は少しだけ困ったように首を傾げる。

「先に帰ってるね」

「帰っちゃうの?」

 思わず問い返していた。いつもなら、日直が終わるまで静かに待っていてくれて、二人で一緒に帰るのに。

「一度お家に帰って、ランドセルを置くの。公園で待ってるね」

「うん」

「ワンちゃん見に行こうね」

 渚がえくぼを浮かべて笑う。玲はその笑顔につられるように頷いた。

「うん、すぐ行く」

「うん! またあとでね」

 渚が軽やかな足取りで教室を去っていく。玲はその小さな後ろ姿がドアの向こうへ消えるのを最後まで見届け、再び手元の日誌へと視線を落とした。

 日誌に影が落ちた。

 戻ってきたのかな、と渚の笑顔を期待して顔を上げると、そこに立っていたのは
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     ※ ※ ※  結局、グループカウンセリングに次の土曜日も参加していた。自分を変えないといけない、という気持ちだけがあって、答えを求めるために参加している。 輪になった椅子の並びも、座っている顔ぶれも先週と同じだった。進行役とピアサポートの昴も変わらずにいる。 次の週も、また次の週も渚は参加した。同じ顔ぶれに渚はもう慣れていたが、何も言葉を発することができなかった。自分の番が近付くと、無意識に膝の上で両手を強く握り、喉の奥に石が詰まったように重く、息苦しくなってくるのだ。 その日、渚の隣に座っていた女性が、静かに口を開いた。「昨日、元夫から連絡が来て。よりを戻そう、俺は変わった、君を傷つけない、約束するって」 彼女は、元夫から暴力と性的支配を長い間受けていた女性だった。暴力を受けた後は必ず優しくされて、それをされるたびに「私は愛されている」と確信し、元夫からの暴力を受容していた。だが、それは夫の不倫を知ったことで崩壊する。自分は愛されていなかった。ならば、暴力や性的支配を受け入れる理由などあるのか――ない。そう悟った彼女はやっと離婚を決意し、元夫から離れる決心をしたのだという。「やっと逃げ出せたんです。それなのに、メッセージを見た瞬間、『変わった』っていう彼の言葉に縋りそうになった自分がいて……。自分で自分が、たまらなく気持ち悪くて」 女性は、顔を歪めて吐き捨てるように語った。「来ないで、二度と連絡しないでって返しました。離れられたはずなのに、まだあの人に振り回されている自分が本当に嫌で堪らない」 元夫から受けた暴力や支配、そして不倫という裏切り。傷つき、ボロボロになりながらも自分を取り戻そうと抗う彼女の言葉は、恐ろしいほど渚の心に刺さった。(裏切られても、縋りそうになる……) 時間が経つほど、玲を思い出してしまう自分。玲との過去を捨てきれない自分。重なる部分が多すぎて、渚の胸は押し潰されそうになり、息が苦しくなっていく。「はい、由美さん、話してくれてありがとうございます」 進行役が優しく声をかけ

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  • 壊したいほど好きだから、   第1章:007

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  • 壊したいほど好きだから、   第1章:006

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  • 壊したいほど好きだから、   第1章:005

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  • 壊したいほど好きだから、   序章:001

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