滑らかな肌、掌に吸い付く肌触り。 躰の線を指先で撫でれば、小刻みに震え、甘い吐息を漏らす愛しい人。 宮原玲はフェザータッチから徐々に手の動きを大胆にしていき、大きな掌で、薄い腹に触れた。 その手に驚いたのか、玲の下にいる相良渚の腰が跳ねた。 玲は渚の反応にすぐに手を止めた。 両眉を八の字に下げて、彼女を心配そうに見下ろす。渚は頬を赤く染め、瞳が潤んでいた。 「ごめん、驚かせた。大丈夫?」 答えの代わりに、渚は玲の背中に手を回した。遠慮がちに触れるだけ――爪を立ててくれても良いのに。血が出るほど、消えない痕を残してくれ。 「怖くない?」 玲が物騒なことを内心考えているなんて知らない渚は、玲の言葉に小さく頷いた。 「……玲」と渚から名前を呼ばれる。 彼女に名前を呼ばれただけで、玲自身の切先から我慢汁がダラリと流れた――それを悟られないように、玲は渚の体の上から身を起こした。ボクサーパンツ越しの肉棒が渚の肌に触れないように。 だが、彼女の為に身を起こしたのに渚の手が玲に向かって伸びてくる。頭を引き寄せられバランスを崩す。咄嗟に両手を渚の顔の横についた。 顔と顔の距離が、近い。 さっきより体は離れているのに、視線が逃げられない。渚の濡れた目が、真っ直ぐ玲を見ていた。 (大きな目だ) どんぐりのようにまん丸で、吸い込むように澄んでいて。ずっとこのまま、渚に見つめられていたい、玲はそう思った。 「どうした?」 「……きて」 ――きて。 子供ではない。意味は分かる。だがそれを、欲望のままに実行してはいけないことを玲は知っていた 「慣らさないと」 「……うん……」 か細い声が震えている気がして「大丈夫? 無理してない?」 「うん」 さっきよりも強い返事。それを合図に玲は渚の唇に、そっと自分の唇を重ねた。最初は触れるだけ。それから上唇を甘噛みして、次に下唇を甘く喰む――キスは深くしない。舌も入れない。怖がらせてしまう。 キスの次は細い首筋をなぞるように唇を落とす。唇を下げていき、形が良い乳房に触れた。 目の端に小さな粒が見えた。だけど、玲はそれに気付かないフリをして、柔らかい乳房に唇を落とすだけに留めた。 左手は、さっきの失敗を繰り返さないように指先だけで渚
Last Updated : 2026-05-22 Read more