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第 383 話

Auteur: 一笠
他のチームメンバーたちもグラスを掲げ、「チームへようこそ!」と口々に祝った。

皆の熱気に、渚は唇を噛み、戸惑いを隠せない。

玲子はグラスを渚の手に押し込み、彼女の手首を掴んでグラスを掲げた。「これからは、私たちは一つのチームね!」

歓声と共に、皆がドリンクを飲み干した。

渚も一口飲み、胸が高鳴る。目の前にいる生き生きとした顔ぶれのメンバーこそが、ベゴニアと共に素晴らしい作品を作り上げる仲間なのだ。

この瞬間、彼女は心からチームの一員になりたいと思った。

賑やかな時間はあっという間に過ぎ、夜が更けるにつれて、チームメンバーたちは次々と退社していった。

渚は進んで応接室の片付けを始め、ゴミ袋を提げ
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