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第 535 話

Author: 江上開花
食後、亜夕美の携帯に聡史の誘いのメッセージが届いた。

目を上げると、目の前では碧唯が佑樹を追いかけ回し、さっきポラロイドで撮った写真を寄越せとせがんでいた。

楠木は傍らで茶をすすりながら、写真を焼き増しして全員に配ろうと話していた。

由紀子はソファの端でくつろぎながら、最近捕まえたという年下彼氏と甘ったるい声で電話をしていた。その浮かれっぷりは、まるで恋に落ちたばかりの少女のようだ。

だが、その会話の内容を聞く限り、簡単に騙されそうな危うさがあった。

静樹は亜夕美の隣に座り、彼女の背後の背もたれに腕を回して、片手で携帯を操作していた。

ニュースをチェックしているように見えたが、亜夕美が顔を上げ
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