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41話

Author: 籘裏美馬
last update publish date: 2026-02-22 16:10:35

律子が伏見との面会を終えて留置所に戻る。

すると、そこには既に音羽が戻って来ていた。

意外と長い時間伏見と話し込んでいたのだろう。

律子は、戻ってくるなり音羽に駆け寄った。

「──音羽!あいつとの話は大丈夫だったのかい!?恭は……大丈夫そうだったか……?」

「律子さん──」

律子の言葉に、音羽の顔がくしゃり、と歪む。

(大丈夫なはずがない……子供を奪われた母親が、大丈夫なはずがないのに……私は何を分かりきった事をこの子に聞いちまったんだ……)

音羽の顔色は、真っ白だ。

相当辛い思いをして恭と離れたのはその様子から伺える。

「大丈夫……、大丈夫です律子さん……。恭ちゃんを迎えに行った時、ちゃんとしっかりとしたお母さんだ、って思ってもらわないと……ほんの少しだけ、離れちゃうだけだから……っ」

音羽は、滲んで来ていた涙を乱暴に拭う。

「……しっかり、ご飯を食べて……ちゃんとこの中で真面目に過ごして……それで、早く出してもらえるようにします……!」

先程より、いくらか瞳に光が戻ってきた音羽を見て、律子はほっと胸を撫で下ろす。

「そうだね。まずはしっかりあん
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