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第148話

Auteur: みそ煮
last update Date de publication: 2026-05-20 16:30:18

忠嗣は警察へ連絡を入れたが、警察はすぐには動かなかった。

「しばらくは様子を見てください」

「ちょっと、どうしてですか!娘が行方不明だっていうのに」

近くにある警察署を訪れた有真は、署内で声を荒らげた。

「娘さん、既に成人しているんでしょう?子供でもないんですから……」

「あの子はそういうことをする子では……」

「二十五歳の女性なら、親に無断で外泊することだってありますよ。普段実家で暮らしているならなおさら。たまには親から離れたいとも思うでしょう」

警察官は有真の言葉を遮った。彼は事の重大さを捉えていないようだった。

「ですが……」

「それにしてもあなた、ずいぶん若いですね?二十五歳の娘がいるって言ってましたけど……ということは、十歳で産んだんですか?」

警察官はニヤニヤ笑いながら有真に尋ねた。

「……香織さんは私の夫の連れ子です。血は繋がっていません」

有真はこれ以上は何を言っても無駄だと思い、そのまま警察署を立ち去った。あまりにも無礼な警察官の態度に、我慢の限界だった。

「私も香織さんを探そうかな……日中は時間があるし……」

今日はちょうど何の予定もない。忠嗣は外せない用事で捜索
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