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Author: 水沼早紀
last update publish date: 2026-08-05 19:21:00

【夫としての支え】父親として〜賢哉SIDE〜

「舞美絵、体調大丈夫か?」

「うん……大丈夫だよ」

ベッドに横になる舞美絵に、「なるべく早く帰るから」と告げると、舞美絵のおでこにキスを落とす。

「気を付けてね」

「ああ、行ってくるな」

つわりで体調が悪い舞美絵を一人にするのは心苦しいが、なるべく早く帰れるようにしたい。

「舞美絵、辛かったら電話して」

「うん、ありがとう」

舞美絵は俺に少し微笑み、手を振った。

「行ってきます」

寝室から出てそっと家を出ると、俺は仕事へと向かう。

「舞美絵、大丈夫かな……」

舞美絵から「妊娠している」と告げられたのは、つい一週間前のことだった。 舞美絵が体調不良で病院に運ばれた時、妊娠がわかったようだった。

舞美絵自身、妊娠しているとわかった時は驚いたみたいだったけど、「産みたい」と言ってくれた。

俺はその一言が本当に嬉しかった。 親になるという実感なんて、俺はまだこれっぽっちもない。

だけど舞美絵のために支えになりたいから、俺は俺が出来ることを全うする。 舞美絵がちゃんと、母親になれるように。

「お!おはよう、相棒」

「おはよう、寺巻」

寺巻は出勤
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