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Auteur: 酔夫人
last update Date de publication: 2025-12-23 11:00:13
街歩きのあと、レティーシャは料理を趣味として楽しむようになった。

なにやらレアルト通りのご夫人たちから何かを学んだらしい。

貴族という形式に五月蠅い家ならば、公爵夫人がやることではないと諫めただろうが、ここはウィンスロープ。

(権力も資産も十分ですからね、社交だろうが趣味だろうが奥様には存分に楽しんでいただきたい)

レティーシャが厨房で料理を学ぶことにグレイブはもちろん、全員が協力的だった。

なにしろ、レティーシャには読書か庭の散策くらいしか趣味らしい趣味がないのだ。

そんなレティーシャの「したい」は全員が大歓迎した。

ソフィアはお針子たちと共にレティーシャによく似合うエプロンを七枚作製、曜日ごとの日替わりである。

料理長その一・カシムの弟子のガロンは、レティーシャが安全に料理ができるよう、追加予算を申請してレティーシャ簡単に扱える調理器具を購入した。

ウィンスロープは料理人もウィンスロープなので、料理人たちも漏れなくマッチョ。

カシムが愛用している泡だて器など、新手の武器にしか見えない。

料理長その二で元庭師のカシムは、朝から日暮れまで庭で野菜の世話をしている。

新鮮な野菜で料理をし
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