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第19話

مؤلف: 小川
その夜、潤は帰ってこなかった。

翌日も、戻らなかった。

3日目の夕暮れ時、澪は町の入り口の木の下に座り、沈みゆく夕陽を眺めていた。

すると、背後から足音が聞こえてくる。

潤が歩いてきて、澪の隣に腰を下ろした。

二人の間にしばらくの沈黙が流れる。

「どこに行っていたか、聞かないのか?」潤が先に口を開いた。

「話したければ、自分から話すでしょ?」

潤は少し笑ったが、その笑みはどこか悲しげだった。

「澪さん」潤は珍しく、澪の名前を呼んだ。「俺がなんでこんなところに来させられたか、知ってる?」

「あなたのお父さんを怒らせて入院させたからって、前は言ってた」

「あれは作り話なんだ」

澪は潤を見つめる。

夕陽が彼の顔を照らし出し、光と影が交錯して、その表情は読み取れなかった。

「父親を……」潤は一拍置いて言った。「俺は父親を殺した」

風が止まる。

辺りが静寂に包まれた。

潤は遠くに連なる山々を見つめながら、まるで他人の話でもするかのように淡々と語り始めた。

「うちは商売をやっていて、それなりに大きい会社なんだ。それに、俺は一人息子だから、父は俺を後継者にしようと
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