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5.段ボールに囲まれた二人と一匹⑤

Penulis: 鷹槻れん
last update Tanggal publikasi: 2025-09-15 10:03:09
リビングに戻ると、うなぎが尻尾を振りながら迎えてくれた。私はその隣に腰を下ろし、梅本先生と二言三言、取り留めもない話をする。

「ほら、買ってきたの、食べて?」

おにぎりを差し出しながらそう勧められたけれど、食欲がなくてフルフルと首を横に振ったら「こっちなら食えそう?」とプリンを渡された。

私はそれもあまり食べたい気分ではなかったけれど、何から何まで固辞してしまうのは申し訳ないと思って小さく頷いた。

梅本先生に渡されたスプーンでちょっとずつプリンをすくっては口に運ぶ。

冷たくて甘い。つるんとしているからか、思ったよりスルリと喉を滑り落ちてくれてホッとする。

「ごめんな。ホントはあんま食欲ねぇんだろ?」

言いながら、梅本先生が解熱鎮痛剤を私の前へ置いてくれた。

「けど……なんか食ってからじゃねぇと薬も飲めねぇだろ?」

言われて、不意に額へ触れられた私はびっくりしてしまう。

「熱、かなり高そうだから」

うなちゃんがそんな私たちの様子をキョトンとした表情で眺めている。

「しんどくなけりゃー飲む必要ねぇけど……もし辛いようなら飲んで?」

悪びれた雰囲気な
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