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48話

Penulis: 東雲桃矢
last update Terakhir Diperbarui: 2026-01-17 18:01:24

「本当にごめん! やけどとかしてないか? 怪我は?」

 慌てた様子で明里の体を確認しようとする成也に、笑うべきではないと分かっていても、笑みがこぼれる。

「ふふっ」

「何笑ってるんだよ、心配してるのに」

「うん、ごめんね。心配してくれるの、嬉しくて。それにさっき、大切な人って……」

「あ……」

 成也の顔が見る見る赤くなっていく。耳まで赤くなる成也が、可愛くて、愛しくて、抱きしめたくなる。

「あ、いや、さっきのは……。忘れてくれ」

「嘘だったの?」

「嘘じゃない! けど、なんていうか……」

 視線を彷徨わせ、言葉を探す成也にじれったくなる。同時に、彼への愛情が再び息を吹き返したことに気づき、胸が高鳴る。

(また成也さんと……。今度はうまく行く気がするけど、いいのかな?)

「あ、えっと、花蓮さんに言って、着替え持ってこさせるから」

 慌てて浴室から出ていく成也に、がっかり半分、安堵半分。

「意気地なし」

 口をついて出た言葉は、成也に向けたものか、自分に向けたものか、よく分からない。

 ほどなくして花蓮がノックをして、着替えを持ってきてくれた。

「ありがとう。さっき、大丈夫だった?」

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