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4. 「異世界ほのぼの日記2」99

ผู้เขียน: 佐行 院
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-07-14 10:50:05

-99 回想-

 光が娘であるハーフ・ヴァンパイアにその場から離れる様に促したが、目の前の恋愛話にすっかり食らいついてしまっているガルナスはその場にへばり付く様に立っていた。

光「仕方ないね、まぁ、良いかな。さてと守君、酒の肴にご両人の馴れ初め話をお聞かせ願おうかね。」

守「光姉ちゃん・・・、そんな事別に良いだろ。」

光「おっと・・・、私に逆らうんだ。」

守「げっ!!」

 椅子から守を無理矢理引きずりおろした光は、昔遊んだ頃の様にまた「プロレスごっこ」を始めた。守は相変わらずまんざらでもない様子だ。目の前でよりを戻したばかりの恋人が嫉妬している。

好美「何それ、守どういう事?!」

光「好美ちゃんもどうだい、私が許す。」

 すると好美も加わってより強力なプロレス技が掛かりだした、流石の守でもニヤついている場合では無いらしい。

守「ギブギブギブ!!分かったよ!!」

光「「分かったよ」?何それ、「分かりました」でしょ!!」

守「分かりました、分かりました。言います、話します!!」

光「もう・・・、最初からそう言いなさいよ。」

 守は新しく開けた缶ビールを煽るとそれを片手にゆっくりと語りだした。

 時代は守と好美がまだ学生だった頃に遡る、2人は同じ大学だったが学科どころか学部が違っていた。ただ週に1度、金曜日に学部学科関係なく授業を受ける「共通教養」の授業があったので様々な学生が1つの教室に相まみえる事があった。

 当時全くもって面識の無く、異なる都道府県出身だった2人。各々女の子同士と野郎だらけの友人グループに所属しのほほんとした毎日を受けていたのだが偶然ながら同じゼミを受けていた、教室の通路は階段状になっており守は好美の数段下に座っていた。各々の友人グループ同士で集まっていた2人は両人共に端の席に座っていた。

 大学に入学する以前からつなぎ姿の好美はドジっ子であった、この日もドジを踏んだ好美は手を滑らせボールペンをデニム姿の守の座る席の真横に落としてしまった。

 それだけだったら別に良かった、ただその時守も偶然手を滑らせボールペンを落としてしまっていた。

 別にこの事にも問題はなかった、ただ2人が落としたボールペンが同じ種類で知らぬ間に互いの筆記用具を誤って持って帰ってしまった事にあった。

 2人がいつもと違うボールペンを持って帰ってしまった事が発覚したのは先ず守の自
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