로그인マッサージで得られる気持ちよさと、性的な快楽と言うものはコインの裏表のようなもの。
「ふ、うぅん……管理人さん、上手、なんですね」
「実はマッサージのバイトをしてたことがありまして。ちょっとしたものでしょう?」全てはどう認識しているかなのだ。
マッサージでマンコは濡れないが、愛撫だと頭が認識したのなら濡れていく。「そう、なんです、か?」
「ええ。知ってますか? 大学生はバイトするために大学へ行くんですよ」 「ん、んんぅ……ふふ。何、それ。初めて聞きました」 「熱心にバイトを頑張ったからか、結構お店でも人気だったんです。指名だって、多かったんですよ?」視線も一つの接触だ、うつ伏せになってよりわかる、大きく張りのあるケツには理性を総動員して目を向けず。
まずは首へ触れないように気を付けて肩を揉む。
「学生さんは勉強が、本分でしょう、に。ん、ぅ……で、も。人気があったのは、わかる気がします」
「あはは。お褒めの言葉、どうも。嬉しいことを言ってくれたお礼に……ちょっと首、触りますよ?」 「ん……わかり、ました。どう、ぞ」俺が触れやすいように早瀬さんは自分で髪をかきわけうなじを曝け出した。
「あ、そこ……すごく、気持ちいい……」
「でしょ? 肩を触った感じ、絶対ここも気持ちよくなれると思いましたもん」まさしく、だが。
自分で触れて欲しいと思わせる行為という部分が性行為における愛撫と通じている。
「は、あぁ……じぃんとしちゃいます……」
「この辺りって血流が悪くなりやすいですから。解すと巡りが良くなってそんな感じになるんですよ」この人に触ってもらえると気持ちがいいという感覚と、この人になら触ってもらっても大丈夫という信頼を培う作業だ。
特別なマッサージ技術なんて必要ない。
ただただひたすらに、俺にもっと触って欲しいという欲求を高めるためだけの行為を積み重ねる。「少しだけ両手を広げられますか? 肩と脇の境目あたり、ここも結構クセになる気持ちよさがあるんですよ」
「そう、なんですか? じゃあ、うん。ちょっと恥ずかしい、けど」さっきまで私をどうぞご自由にお楽しみくださいなんて言ってた人とは思えないよね。
当たり前にその羞恥心と言うか、貞操観念こそが本来早瀬さんの持っているものだ。
そう思えばこの程度のことを恥ずかしがる人が、よく私を抱いてなんて言ったものだとも思う。「う、んぅ……痛い、ような気持ちいいような……ほんと、クセになりそうな、感じ、です」
「痛いって思うのは凝ってるからですね。ちょっと、この辺りを重点的にやりましょうか」背中側、腋の付け根付近にあるツボを優しく押し込み刺激する。
凝っているのは事実だ、っていうか胸の大きい人は肩が凝りやすいし、となるとこの辺りも当然凝る。「ん、ふぅ、あ、ぅ……」
同時に、ベッドに押しつぶされたハミ乳の側面にも触れる。
この辺りを触るのなら、多少触れるのも仕方がないと思える……いや、言うまでもなく納得できる程度に。「あ、ん……は、あぁ……んっ♡」
そうともこれはまだ早瀬さんにとってはマッサージなのだ。
マッサージをしてくれている、変なことも触られていない、だから性的に感じてしまうのはおかしい事なのだ。「早瀬さん?」
「ふ、ぇ……? あ、はい、なん、ですか?」 「力加減、大丈夫ですか? もしよかったら、痛いとか気持ちいいとか、どのあたりをもっととか。教えてくれると嬉しいです」 「わ、わかり、ました。けど、お任せ、でもすごく気持ちいい、です、から」まだ少し早いか、それとも十分か。
こんな愛撫なんて間違っても言えないタッチで、腰をピクつかせる早瀬さんだ。 性感帯が発達しているかどうかはもう少し後で確認するとしても、敏感であることは疑えない。「う、ぁ……そ、そこ」
「ここですか?」 「ん、んんんぅ……は、い。そこ、凄く、いいです、ぅ」でも早瀬さんはまだ胸への刺激は望んでいない様子。
乳房の側面から離れた位置を望み、気持ちいいと言った。……こりゃ、旦那の野郎は中々にクソかも知れない。
「は、あぁ……凄い、楽になった、感じがします……」
自覚しているのか、無自覚なのか。
恐らく早瀬さんは愛撫というものに対して恐怖心を抱いている。 もとからか、後天的にかは恐らく後者だろうさっきの様子を見るにだが。「じゃ、次は腰あたりいきましょうか」
「え? あ、い、いや、でも……」 「ご褒美、いりません?」 「う……ずるい、です」後天的に身につけさせられた防衛本能とも言える。
性的な刺激は怖いもの、そんな風に身体が勝手に覚えてしまった結果、濡れにくくなってしまったってセンが濃厚かもしれない。「だって早瀬さんへのマッサージ、凄くやりがいがありますから」
「や、やりがい、ですか?」 「ええ。解してあげなきゃ。そんな風に思っちゃいます、最早使命ですね、使命」 「使命って、もう。大袈裟ですね? でも……はい、それじゃあ、もう少しお願いします」いや、本当にね、やりがいがあるよ。
これだけ性に対して臆病になってしまった心と身体が、どれだけトロトロになってくれるのか楽しみでさ。「それじゃ、まずは腰から」
「んっ……んんぅ」一瞬身体が強張った、そりゃ上半身に比べたのなら性器に近い場所だから当たり前ではあるが、ちょっと反応が強め。
「大丈夫です。変なところは触りません。変じゃなくてもそこはイヤって言われたらすぐに手を離しますし、二度と触りませんから」
「あ……はい、気を使わせてごめんなさいね」 「良いんですよ、早瀬さんにはもっともっと気持ちよくなって欲しいですから」 「あぅ……ちょっと、言い方がやらしいです」けど、冗談の範疇で受け入れてはくれている、と。
全体的に見れば順調とは言えるだろう、ふとももをぴっちりと閉めてはいるが僅かにメスの匂いが漂っている。「あはは、すみません。っと、なら足先の方からやりましょうか。それ以上来ないで、とか。それなら言いやすいでしょうし」
「……うん。ありが、とうございます」ふむ、口調が少し柔らかくというか幼くなってきているかな?
心地よいとは間違いなく思ってくれているだろう、丁寧にやっている甲斐があると言うもんだ。「どう、ですか? 触った感じは、結構凝ってる感じですけど、痛くないですか?」
「す、ごく……気持ち、いいです、ぅ」足首から膝裏までにかけて、優しく圧迫しながら擦り上げる。
凝っているというのは嘘。
気持ちいいと思うことがおかしくないと感じられるための言い訳。 ここから、少しずつシフトを変えていくための。「……やっぱり、早瀬さんは、キレイですね」
「……え?」 「すみません。何でもないです」そうだ、少しずつ。
手のひら全体を使った圧迫から、指先だけの圧迫へと切り替えていく。 膝裏までで止めていた手を少しずつ太ももへと侵蝕させていく。心地の良かった空間へ、妖しげな沈黙を混ぜて、少しずつ淫靡な空気を漂わせる。
「ん、んんっ!?」
「あ! す、すみません……ちょっと、行き過ぎました、ね」 「だ、だいじょうぶ、です。え、っと、だから、続けて、貰っても、はい」 「ありがとうございます。気を付けますね」事故を装って、太ももから指を滑らせて内ももを刺激して、気持ちよさに異物を差し込む。
しかし、続けて貰っても、ねぇ?
中々想像以上、予定以上にこの異常を正常だと思うようになってくれた。だったら。
「ん、んんぅ……は、ぅぁ……♡」
完全に指先だけ、もちろん多少の圧力はかけているがマッサージというよりは愛撫に近い。
同時に、ぴっちりと閉じていた太ももを違和感なく少しずつ開いていけば。……あぁ、まぁそうなるよな。
「早瀬さん、早瀬さん」
「あ、ぅ……♡ は、はいぃ♡」さぁ、どう思う? 気づいていますか?
もう、こんなに濡れていますよ?
「良かったら、ですけど」
「うん、なん、ですか?」――仰向けでやるマッサージも、しましょうか?
なんて真っ赤になった耳元で囁いてみれば。
「お――ねがい、します♡」
「はい、喜んで」小さく、けれどもしっかりと頷いてくれた。
もう一度考える、と言うよりはだが。「向き合うか、向き合わないか、と言う話なんだろうな」 ファミレスを後にして車の中で思わず苦笑いをしてしまう。 どうにも、根本として俺がどうにかしてやるみたいな驕りがあったと自覚してしまった。「美香や優菜が、何を望んでいるのかも知らずに、よく言うよ、俺ってやつは」 表面的なことは、わかっているさ。 今の関係は歪だ、歪なままで居心地を良くしただけだ。 あるいは、俺に合わせてもらっているだけとも言えるだろう。「優菜はまだしも、美香は、な」 優菜に関してはまだ途上だという面がある。 本格的に夜の世界で生き始めたばかりで、自分なりの世界を作り始めたところ。 要するに考え方が変わる可能性があるわけだ、もちろん俺に対する好意って部分を含めて。 変わる可能性ってやつに寂しさみたいなもんを感じたりする分、未来でも俺を選んでくれるのなら応えたいとは思っているが。「……美香は、違うよな」 良くも悪くも、完成された大人だ。 俺って男を受け入れてくれているように、物事の捉え方が変わるなんて一面はあるにしても、いつまでも宙ぶらりんの関係を続けるのは、彼女を縛ることと同義なんだ。「だからこそ、美香の望みと向き合わなきゃならない」 今の俺ってやつが出来ることなんて知れている。 昼の世界を温かいと思うようになっても、昼で生きようとすることに二の足を踏む俺だ。 責任を取る、取れるなんて状態からはほぼ遠いし、言葉に説得力もない。「結局、振出しに戻る、だけど……俺の道にもう、優菜も美香もいるんだ。なら」 何ができるのか、何をやれるのか。 そんなことを、向き合って話さないとならない。 そう、メイが、先輩が言ったように。「う、うーん……」「なんか想像と違う反応が返って来たんだけど」 気合いを入れて美香にお話がありますと言ってみれば、そりゃあもう複雑かつ曖昧な表情で固まってしまった。 ……え? マジで想像と違うんだけど。 それとも聞き方が悪かったか? 美香は俺に何を望んでいる? なんて直球が過ぎた?「あ、いえ。お話自体は、理解できます」「なら良かった、んだけど」「もちろん、嬉しく思っているのは本当です。何と言いますか、望みを口にして、それが受け入れられたのなら、わかりやすく幸せになれるだろうと言う事も」「だった
いつか橘命として彼の前にいる場面が必ずある。 そんな風には、思ってた。 もしかしたら、そういう機会があって欲しいと願っていたのかもしれないけれど、今は良いとして。「甘えるなら、もっとしっかりした人に甘えた方が、良いと思う」「しっかりした人、ね。それは、どういう?」「それこそ、美香さんとか、かな。きっと八雲君が願うなら、温かい家庭って言うのを築こうとしてくれるよ」 自分で言っておいて、温かい家庭と言うものがよくわかりはしないけれど。「温かい家庭を俺が望んでいるように見えるってことかな」「少なくとも、八雲君は理由がないと動けない人だから」「先輩を押し上げるために夜の世界へ来たように、か……そうだな、そうかも」 納得顔を見せてくれはした。 でも、これは論点をずらしただけに過ぎないことだと彼は気づいているでしょう。 私の中に生まれた、八雲君が知らない誰かの愛人になんかなって欲しくないという感情。 彼が言ったように、私もまだまだ未熟と言う事なんだと思う。 きっと本当ならここで後押しでもしてあげた方が良いんだろうってわかってるのに。 どうしても、彼の幸せは日の当たる場所にあって欲しいと思ってしまうから。「八雲君がどう考えているかは、わからないけれど。夜は、夜の世界は八雲君を手放したくないと思ってる」「……なんとなく、わかるよ。優菜のことといい、今回のエリーのことといい。足を洗いきれなかった俺が悪いんだってことも」「悪い、とは思ってないよ。八雲君は誰かに……ううん、何かに必要とされやすい人だから」「それも、わかる。というか、わからされた、かな? ほんと、どうにも俺は無自覚にそういう位置に行こうとしてるって」 あぁ、だからこそ、なのかもしれない。 反射的に私の愛人にしてしまえば、私が管理できるから、夜に近づけさせなくて済むから。 そんな風に思ったから、口に出てしまったんだと思う。「改めて、だけど」「うん」 少し、胸がうるさい。 お客さんの前では、なんともないようになれたんだけどなぁ……本当に、彼は特別が過ぎるや。「エリー……さんの愛人になるって言うのは、反対だよ」「……それは」「うん。私との約束を守ってくれる……うぅん、守るつもりがあるのなら、愛人にはならないで欲しい」 ここまで言えば、八雲君は目を丸くした。 まだま
「うえぇっ!? だ、ダイチがあいじんんんっ!?」 「いや、声デカすぎな?」 一瞬マスターや茜ママの顔が過ったのは確かだけど、ぶっちゃけこのテの話を俺以上に貰っているだろうメイに連絡を取って相談してみれば……いや、ここいつものファミレスだからね? 周りの人びっくりしてるからね?「え? いやちょ、え、えぇ?」 「俺自身結構驚いてるからツッコミはしないけどさ。そこまでか?」 もちろん女の人から持ち掛けてくるってのは少ないとは思う。 思うが、現に俺の知り合いでも愛人と言うかヒモというかな立場に収まっている人間はいるわけで。 例えばサンシャインの店長なんかもそうだ。 ホストとしてはそこそこだけど、理解ある女社長のヒモに収まっている。「や……う、ん。まー、わかった。落ち着いて考えりゃ、ダイチにんな話が持ち掛けられねー方がおかしーもんね」 「買い被りだと思うけど」 「んなことねーし」 実のところ俺を愛人にと言い出したのはエリーが初めてなんだけどな。「んで? 話、受けたの?」 「保留させてもらってる。正直、どうしたもんかなって思ってな」 「ふーん……断る前提、ってわけじゃないんだ」 「これでもメイいわくのリハビリってやつのおかげで、多少は相手のことを慮れるようになったつもりでね」 ちょっと冷めたコーヒーに口をつければ、味が落ちたのか苦みが強かった。 エリーにとってどれくらいって部分はいまいちわからないけれど、愛人契約を持ちかけるなんてそれなりに勇気のいることだ。 だから頷くというわけではないけれど、真面目に考えようと思う程度にはまともになれたつもりでいる。「ダイチは、どうしたいの?」 「それ、なんだよな」 かつての自分ならどんな答えを出していたのか、今の俺には正直わからない。 だからこそメイに相談しようと思った面がある。 重ねてメイはきっと愛人にならないかなんて話をバカみたいに貰っているだろうし、少し前の俺を誰よりも知っている人間だから。「……あたしがダイチを飼う、つったら?」 「飼うって」 「あたしの愛人になってよ。なんて言ったらどー思うのさ」 「メイの愛人、ねぇ?」 思っていた話筋と少し逸れた気がするけど、まぁ良い。 メイ、というより命先輩のためになんて言葉で夜の世界に入った俺だ。 その時の気持ちを考える
世は泰平危ぶまれる事もなし。 エリーとの一件というか、お仕事はあったが生活を見れば穏やかなものが続いていると思う。 残すところは俺自身の進路というか、就職活動をどうしようかと言った部分の問題ではあるが。「――うぅん」 これで職業安定所に来るのは何度目か。 職員さんに顔を覚えられてしまっているのか、何でまた来るの? いい加減仕事決まったでしょ若いんだし。 みたいな顔で見られるようになってしまったよね。「でも、なぁ……働ける気がしないんだよな」 茜ママから後継者云々の話を貰ったからってのも、考えに入れないようにしているつもりだけど、つもりでしかないだろう。 ニート万歳、働きたくないでござるなんて言葉が思い浮かぶ。 出所は知らないけれど、思わずうんうんと共感してしまうよ。「後継者、か」 あるいは、強く惹かれている部分もある。 茜ママやグランズのマスターは尊敬する人たちだ、その人たちの後を任せてもらうなんて光栄でしかない。 ただ、その道を行くとなるのなら明るい世界で手に入れたものを捨てなきゃいけない時が来るかもしれないわけで。「ほんっと、優柔不断な野郎だな、俺は」 美香と優菜、どっちを選ぶ? みたいな話でもあるのだろう。 今の関係ってのが世間に認められるはずもない。 それでも構わないなんて言ってくれるかもしれないが、その言葉に甘えるということはつまり、俺の作る狭い世界で飼い殺しにすると言う事だ。「んなの、責任を取るなんて言葉からはほど遠いしな」 選ばなくちゃいけないと思う。 同じくらい、選ばなくてもいい未来を探したいとも思っているけれど。「ふぅ」 パソコンの電源を落として、立ち上がる。 窓口の人が、求人票持ってこいやみたいな圧を放っているけれど、頑張ってスルーして。「どうする、かな」 職業安定所を後にした。「――改めテ。この間はムチャな依頼に応えてくれテ、ありがとうございまシタ」 「構わないよ、エリー。ビジネス、って言うのは寂しいかもしれないけれど、仕事に違いはないんだから」 帰り道の途中、偶然か待たれていたのか。 恐らく後者だろうマンションの近くで車に乗っていたエリーに連れられて、お高いだろう喫茶店へとやって来た。「ビジネス……えぇ、そうネ。けど、あんなことを頼めるのはアナタしかいなかっ
「ふ、ぅ……」 なんかヤり捨て感を抱いてしまうが、それは置いておいて。「あ、ぅ……あ、あァ……♡」 「……」 ベッドの上で完全にノびてしまっているエリーを呆然と見るだけのリナちゃんを何とかしないとなって。 仕事というか依頼の中にアフターフォローなんてものは無かったけれども、流石に管理人としての自分が放置を許してくれない。「リナちゃん」 「っ……!」 声をかけてみれば、肩を大きく震わせた。 流石に恰好がつかないし、ベトベトで気持ち悪いはそうだが下着くらいは履いておこうか。「全部じゃあないけれど。これもまた、お母さんの一面だよ」 「マ、マの……一面?」 多分、セックスという行為の衝撃よりもエリーの変貌とも言える姿に驚きが抜けない、信じられないのだろうから。「このマンションの管理人、ホストクラブのキャスト……そして、こういう俺。今言っただけでも3枚の仮面を俺は持っている」 「かめん、ですか?」 「エリーならそうだね、キミの母親としての仮面だったり仕事中のものだったり。大人ってのは色々な側面を持っていて、相手によって見せるべき自分の仮面を被る。今のも、セックスを楽しむエリーって仮面の一つで」 「……その仮面全部を一つにしたのが、ママ、デスカ」 賢い女の子だ。 受け入れることはまだ難しいだろうけど、理屈の部分は理解してくれている。「エリーから聞いたよ。娘には隠し事をしないって」 「約束、ですかラ」 「うん。だからこれは隠し事じゃあない、ただ単に見せる機会がなかっただけの姿で……いずれキミが大人になった時、大切だと思った誰かに晒す姿でもある」 「う……」 そうとも、賢いキミはわかっている。 エリーの姿に未来の自分を重ねたんだ。自分もこんな風になってしまうのかもしれないと。「エリーも反射的にかどうかはわからないけど言っていただろう? お互いの醜い部分を曝け出してぶつけ合うって」 「……ハイ」 「それが出来るのはやっぱり大人なんだ。今のキミでもセックスは出来るかもしれない、だけどお互いを認め合って受け止め合うセックスは難しいと思う」 「……」 好奇心は猫をも殺す、じゃあないけれど。「ゆっくり大人になっていい。キミの好奇心や興味があるものに一生懸命になれるところはきっと素敵なことだ。でもその素敵で自分を殺してしまった
演じているという言葉はそのまま正しいだろう。「ん˝ぉ˝っ˝♡ だ、ダイチの♡ やっぱりぃ♡ キ、くぅっ♡ おおき、すぎよッ♡」 「俺からすれば、エリーが感じすぎなんだよっ」 「んぃぃいっ♡ や、だ、ダメッ♡ そんな、さいしょ、からぁっ♡ パンパンッ♡ 強すぎっよぉっ♡ はぉ˝っ♡」 モノの大きさは特別関係ない。 挿入するまでにした愛撫の効果としか言いようがないさ。 依頼はリナちゃんにセックスを見せる、だ。 そしてエリーはエリーの中にあるセックスというものをまさしく今リナちゃんに見せつけている。「すごいっ♡ すごいのぉっ♡ こ、こんなの初めてなのっ♡ やっぱりあなたはっ♡ 素敵なオスッ♡ すてきっ♡ すてきよぉっ♡」 媚びた声に、巧みな腰使い。 イラマチオの時と同じように、意識することなくセックスの呼吸が合ってしまう。 表情を大きく変えないままに、俺の腰の動きに合わせて自分も腰を振る。 要するにエリーという女が今までに積み重ねてきたセックスというものがこれであり、相手を自分にはまらせようとする、お客様相手のセックス。「ったく……さぁっ!」 「んぎっ♡♡♡」 大きなケツを加減して叩く。 そうすれば見事に、いっそ過剰だと思えてしまうほど背筋を張り伸ばして嬌声が上がる。「まーさか俺が客になることがあるとは、思ってなかったよ!」 「あうっ♡ も、もっと♡ 叩いてっ♡ 思いっきり、してぇっ♡ スパンキング、好きなのぉっ♡」 バックで腰を振る俺へと一瞬恨みがましそうな目が向けられた。 その瞳にあった色こそが本当のものだろう。わかってる。 気持ちいいセックスというのなら、あの時のほうがよっぽど気持ち良かったと。「マ、マ……」 ぎゅっと胸元を握るリナちゃんはどう思うかね。 頬を上気させて、興奮で肩を小さく上下させている所を見るに、ショックだけではないことが伺えるが。 まったくもって、無表情に近いエリーから、こんなわかりやすいほどに表情が豊かなリナちゃんがよく生まれたもんだよ。「よ、っと」 「ふ、あぁっ!?」 依頼である以上お仕事セックスに努めなきゃならないけれど、やっぱり見せるってんなら多少なりともリナちゃんが想像していたかもしれない光景を見せてあげようじゃないか。「気取ってんじゃねぇぞ」 「っ♡」 肩を
「――う、ん……あ、れ?」 「あぁ、起きましたか?」 「かん、りにん……さん? へっ!? きゃあっ!?」 さて、10分と少しくらいだろうか? 盛大にイった早瀬さんの意識が戻ったのは。 身を起こしてきょろきょろと周りを見渡し、状況が理解できたのか思い出せたのか、身体を隠すために再び布団へと潜り込まれてしまった。 なんともまぁお可愛らしいことなんて思いつつ、ビンタの一発が飛んでこなかったことを喜ぶことにしよう。「……どう、してですか?」 「トんでる間に好き放題しなかった理由ですか? それならマッサージで気持ちよくなってもらいたかったからであって、レイプしたかったわけじゃないからで
人間、分不相応な金の手に入れ方をしてしまうとダメだなと思う。 宝くじの一等を当ててしまった人は、抜け殻のような毎日を送るようになってしまうなんてのは本当の話なんだろう。 いや、そんな話に比べればスケールはもっと小さいし、ただの言い訳なのかもしれないけど。 大学卒業を目前に控えても内定を貰うどころか何処の面接も受けないまま卒業してしまったのは、並べられた求人票の月給を、一週間程度で稼げてしまうバイトで常識をおかしくしまったせいだと言いたい。「――ここがマンション、セルヴィスね」 スマホから案内を終了しますという音声が流れ、見上げたのは3階建て、総部屋数21のマンションがあ
うつ伏せになった体勢のまま、ひたすらに手マンを続けどれくらい経ったか。「んお゛っ♡ ら、らめらめらめっ♡ イってる♡ もうさっきからずっとイ゛――♡♡♡」 感覚では一時間は経っていないくらいの今、すっかり腰を持ち上げては俺の指に合わせて腰をくねらせ完全に出来上がってしまった。「――か、は♡ イ゛ってりゅ♡ からぁっ♡ ゆびっ♡ ゆびほじほじするのもう――ひぐぅっ♡♡♡」 ずぼずぼと同じペース、同じ力加減でお姉さんのイイ所を刺激し続ける。 変化を出すのは左手でだけ、時折クリトリスをこすったり、お腹へと手を回して外からポルチオを圧迫する程度。「お゛ほっ♡♡♡ むりっ♡ むりむりむ
「こんばんは。ご指名、ありがとうございます」 「こんばんは、ダイ君。今日も、よろしくね」 部屋に漂うアロマの香りをいい匂いだと思わなくなったのはいつだったか。 やってきたお客さんは一週間に一度のペースでやってきてくれる、俺がこの店に勤め始めた頃から俺を気に入ってくれていた40手前のお姉さん。「聞いたよ? 今日で最後なんだって?」 「そうなんです。大学卒業をキリに」 「勿体ないなぁ……ううん、寂しいな。このお店では初めてのお気に入り君だったのに」 「あはは、すみません。でも、嬉しいです」 この業界から考えれば、三年も自分にハマらせているのはそこそこ凄いことだなんて店長は言って







