Mag-log in「――う、ん……あ、れ?」
「あぁ、起きましたか?」 「かん、りにん……さん? へっ!? きゃあっ!?」さて、10分と少しくらいだろうか? 盛大にイった早瀬さんの意識が戻ったのは。
身を起こしてきょろきょろと周りを見渡し、状況が理解できたのか思い出せたのか、身体を隠すために再び布団へと潜り込まれてしまった。なんともまぁお可愛らしいことなんて思いつつ、ビンタの一発が飛んでこなかったことを喜ぶことにしよう。
「……どう、してですか?」
「トんでる間に好き放題しなかった理由ですか? それならマッサージで気持ちよくなってもらいたかったからであって、レイプしたかったわけじゃないからですよ」少し悩んだのは内緒の話だけども。
いやだってさ、人妻とは言えエロイ巨乳の姉ちゃんが息を荒げて横たわってたら誰だってそう思うじゃん。「でっ、でもそれじゃあっ!」
「おぉっと、落ち着いて下さい。かっこつけてはみましたけど、正直結構我慢してるんです。そんな俺に早瀬さんの裸はちょっとどころじゃなく効きますから」 「あ――う」布団を跳ねのけて身体を晒した時のぽよよんっぷりが股間に悪い。
とりあえず何を話すにしてもまずは服を着てもらうことにしようか。じゃないとナニする時間がまた戻って来てしまいそうだ。「心配しなくても、って言うかこんなことしなくても家賃の相談には乗ります。前の管理人がどうだったのかは知りませんけど……あーいや、前もこんなことを?」
「しっ、してないですっ! か、管理人さんが初めて、で! え、っと、その……」 「わかりました変な事聞いてすみません。とりあえず、服、どうぞ」 「……ありがとう、ございます」ベッドの傍に丁寧に畳んで置かれていた早瀬さんの服を渡、そうとして。
「あー……早瀬さん?」
「は、はい?」 「下着、持って来てます?」 「え? っ!? ~~~~っ!」着てもらおうがエロいことに変わりがないことを思い出した。
デリカシー的にどうなんだろうとは思ったけど、やっぱり恥ずかしいよねごめんなさい。「……インナー、貸しますね。まだ着てない新品があるのでどうぞ」
「ありがとう、ございます……うぅ」ともあれこれで、お話はできるだろう。
「改めて、ですが。お約束通り今月の家賃は割引します。どれくらいをご希望ですか?」
「えっ!? い、いえあの? 約束通り、って」 「抱いたら割引してくれ、でしょう? 俺、早瀬さんを抱いたじゃないですか」 「え、あ……えぇ、っと?」あれだけ徹底してこれはマッサージですよと言っていれば困惑するのも無理は無いが、ぶっちゃけ俺の認識としてはセックスに他ならないわけで。
セックスをした、つまるところ抱いたというのなら約束は守られるべきだろう。「あぁ、額を口にするのは憚られますよね。では一旦この場で早瀬さんに今月のお家賃分の金をお渡ししましょうか。そこから幾らか抜いてくれたら――」
「そ、そうではなくてっ! 私そもそも抱かれてませんしっ! な、なんでっ!」 「あーはい、わかりました。そうですね、そうなのかもしれません。ではこうしましょう、そこに立ってもらっていいですか?」 「え? ……わ、わかりました……で、ではこちらをどうぞ……!」意を決したようにイスから立ち上がり、そのまま何処から取り出したんだウエトラをまた差し出された。
いやほんと、この人のセックス観念がどうなっているのか腰を据えて聞いてみたいよ。
「まったく、掘り返したくないですけどあんだけびしゃびしゃに濡らしていた人が持つものじゃないですよ、これ」
「あぅ」 「そういう意味でも必要ないですし、さくっとヤりたいってわけでもありません。立ってもらったのは、こうするためです」 「あ……」うーん、女の香りだね。
抱きしめてみれば予想通り胸がむにゅっとつぶれて大変気持ちがよろしい。「これで、早瀬さんをちゃんと抱けましたので。約束通り、でしょう?」
「もう……私、これでも大人で、夫もいるんですよ? こんなの、子供騙しもいいところ、です」 「でも、気持ちいいですから」 「……そう、ですね」俺の背中に早瀬さんの腕が回された。
密着感が増せば気持ちよさも増して、やっておいてアレだけどこれも大概ムラムラしてしまうと後悔しそうになった時。「本当に、気持ちいい……」
胸の中で早瀬さんが小さく呟いた。
回された腕の力は変わりない、ただ俺の胸に少しだけ顔をうずめて何処か縋りつくように。「温かい、です」
「早瀬さんも温かいですよ」順序が逆だと思わなくもない。
本当はこういうことでムードを高めてから、ベッドを共にするべきなんだろうに。「どうして、ですか?」
「はい?」 「どうして、管理人さんはそんなに温かいんですか?」 「温かいって」に、人間だから、とか?
いやぶっちゃけちょっとムラムラしてるからそのせいかもしれませんけど。「さっきだってそうです。私、いつそうなってもって思ってました。けど、管理人さんはシなくて」
「いや、まぁ……はい」いつそうなってもって思われてるだろうなーって諦めみたいなのが見え透いていたから、とは言えないよなぁ。
「ううん、それどころか……その、はしたない、のですけど、そうされたいとも、考えちゃいました。すごく、気持ちよくて、今だってちょっとふわふわしちゃってるくらいで。だって言うのに何故かすっきりしてて……こんなの初めてなんです、わからないんです」
……ありがち、ではある。
幸せな結婚をしても、幸せで満たされた性生活を送れるとは限らない。 ありふれた問題であり、それこそ夫婦で話し合って解決しようとしていくことしかできない部分だ。もちろん俺は結婚なんて経験はないから、お客さんの言ってた事をそのまま受け取っているだけではあるが。
「俺も、わかりませんよ」
「そうです、よね」 「いえ、わからないけれど知ってます。知ってるだけなんですよ、俺は」腕の中にある早瀬さんの顔が持ち上がって、潤んだ瞳が向けられた。
初対面もいいところの人に何を言ってんだって話ではあるが、何でだろうね。「何を、知っているんですか?」
それは言ってしまえばベッド上での最適解とでも言うのか。
烏滸がましい話ではあるが色々なお客さんを相手にして、その場その時で相手がどうして欲しいのかを見抜く力みたいなものは身についたと思う。だからと言って、それが人間として正しいのかどうかはわからないわけだが。
「セックスは、気持ちいいものだってことですよ」
「はうっ!?」 「いや失礼しました、ちょっと明け透けでしたね。理想論なのかも知れませんが、性行為って言うのは気持ちよくて満たされるものなのだと思います。だから――」――あぁ、そうか。
だからあのお姉さんはちゃんと俺も気持ちがいいセックスを、なんて言ったのか。「だから?」
「あのまま最後までシても、お互いが気持ちよくなれないと思いました。だから、ヤらなかったんです」 「……お互いが気持ちよくなければ、性行為じゃ、ない?」 「そうなんじゃないかなと思います。重ねて、理想論なのかも知れませんが」バイトとはいえプロだ、だから自分が気持ちよくなってやろうなんて考えてはいけないと思っていた。
いつの間にか我慢が我慢じゃなくなって、当たり前になって、相手をどこまで気持ちよくできるかだけを考えていたから。……まったく、随分と俺の性癖はひん曲がってしまっていたらしい。
これが失って初めて気づくこともあるってヤツか? 勘弁してくれよ。「そう……ですか」
「社会人なりたての若造が言うことじゃあないかもしれませんね、すみません」 「いえ、そんなこと、ありませんよ。私も、そうであればいいのにって思いますから」不意にお互いの身体が離れた。
少しだけ離れて見た早瀬さんの顔は何処となく寂しそうというか、悲しそうで。「あの、やっぱりこのまま割引きしてもらっちゃうのは気が引けるんです」
「遠慮しなくてもいいですよ?」 「遠慮してるわけではないつもりですけど……えっと、とにかく気が引けちゃうので、ですね」何を言われるのやら、表情はいつの間にやら恥ずかしそうって感じではあるし、悪いことではなさそうだけれども。
「管理人さんは、お付き合いされている女の人、とか?」
「いませんけど……」 「でっ、でしたら、ですね! よろしければ、なんですけれども!」 「は、はい」え? もしかして不倫のお誘いとか? どこのエロ漫画!?
「私を、お手伝いさんとして雇って貰えませんか!?」
「……あー」そういう。
「お、お料理得意、かどうかわかりませんけど好きです、し! 家事は、間違いなく得意です! か、管理人さんに恋人ができるまでとかで、だ、大丈夫、ですのでっ!」
「落ち着きましょうか、落ち着いて下さい」 「は、はいっ!」スンってなった、ちょっと期待しちゃったよね。
けど、まぁうん。
「助かります、ぜひお願いしていいですか?」
「ほ、本当ですかっ!?」 「ええ。一人で住むにはここ広すぎますし、来て早々これからの家事大変すぎるなとか思っちゃいましたし」 「な、ならっ!」急ぎはしてないけど、日中は就職活動で忙しくもなるだろうし、帰って家事をどうのってのが無くなるのは助かる。
バイトの給料もほとんど手を付けてなかったし、腐るほどとまでは言えないけど余裕はある。「給料は月の家賃相殺ってことでいいですか?」
「はいっ! それで大丈夫です! ありがとうございますっ!」ありがとうはこっちのセリフだと思うんですけどそれは。
ぺこぺこと勢いよく頭を下げて来られたら、インナーを着てもらってなおブルンブルンと揺れる大きな胸がちょっと目の薬もいいところで……これが続くのは眼福と思うべきか生殺しと思うべきか。
まぁいいや。
「ではこちらが合鍵です」
「えっ!?」 「あぁ、念のためというか不安解消のために言っておきますけどここに大金とか個人情報とか、見られたり盗られて困るものは無いですのでご心配なく」 「そ、そういうことを心配しているのではなくっ!? い、いえ言われたら逆に落ち着かなくなってしまいますというかっ!」それは失礼しました。
けどそれじゃあ何にびっくりしていらっしゃいますやら。「では何を?」
「う……」今度は顔を真っ赤に俯いて、ちょっとますますよくわかりませんね。
「な、なんでもありません……」
「そう、ですか? いえ、なら良いんですけど。あぁ、俺の連絡先もお伝えしますね、いつ来るとかそういうのわかれば教えてください。スマホ、持って来てます?」 「はぅ……は、はいぃ……」おずおず、もじもじと取り出されたスマホと連絡先を交換する。
なんで急に挙動不審になってるのやら、よくわからん。ともあれこれで健全な関係には落ち着いただろう。
マンションの住人的な部分を考えれば特別扱いをしていることは確かだけれども、こんなことを言い出す人なんざ早々いないだろうし。「あ、あの……」
「はい?」ぼんやり大丈夫だろーなんて考えていた時、やっぱり早瀬さんはもじもじしながら。
「お好きな、料理とか、教えてもらってもいい、ですか?」
「……生姜焼き、とか?」 「生姜焼きですね! わかりました! 楽しみにしていてくださいねっ!」 「あ、ありがとう、ございます?」答えを聞いた瞬間、なんだかすごく嬉しそうな? 笑顔を浮かべて。
「きょ、今日はありがとうございました! こ、これからもよろしくお願いします!」
「は、はい。こちら、こそ」スキップでもしそうな勢いで、部屋から出て行った。
結局のところ、リナはセックスにハマってしまったと言えるだろう。 俺から言うのならハマらせたって形に違いないけれど、ああできるのは俺だけって部分はわかってもらえたと思う。「そう、ネ。しばらく、火遊びはしちゃうかもしれないケド」「火遊びで済むならそれでいいんじゃないかな?」「それも、そうネ」 なんて。 すっかりエリーとお話する時はここって決まってしまった喫茶店で話している。 エリーは火遊びのことを苦笑いで飲み込んだ。 自分が火遊びが高じてリナを身籠ったことに繋がったと思えば、反論は出来ないだろうがそうじゃない。「恋がどうたら、愛がどうたら。少なくとも、お気持ちがついていかないセックスで俺以上の快楽を得られることはないよ」「っ……もう、それこそ反論、できないワ」 ほにゃりと、随分と表情が豊かになったなと今度は俺が苦笑いする側となってしまった。 傍から見れば無表情に近いんだろうけど……あるいは俺がエリーの表情変化を気づけるようになったなんて思うべきかもしれないな。「ある意味可哀想なのかもしれない。セックスにあれだけ才能があるリナだ、誰と寝てもある程度気持ち良くなれるかもしれないが、あの域をハジメテで知ってしまったから……満足ってとこから見れば、なぁ」 良いセックスを教えられたとも、悪いセックスを教えてしまったとも言える。 やっぱり俺はプロ、元プロなのだ。 それこそ、同業者レベルのテクがないとリナを本当の意味で満足はさせられない可能性が高くなってしまった。 それが狙いだったとも言えるけれど、恐らく普通の人が積み重ねるだろう性行為の段階をすっ飛ばした弊害はあるのだ。「あラ? そこに、責任を持ってくれるんでショ?」「……もちろん、だけどさ」 あっけらかんとまぁないね。ちょっと俺のこと信用しすぎじゃない?「心配しなくていいワ。やっぱりワタシの子、なんて言うべきなのかしラ? だから、ダイチに責任もって、なんて言ったのだと思ウ」「悪い女、それも二人に捕まったって言いたいんだよ」「フフッ! よく、言うワ♡」 思わずがくりと俯いてしまえば、その頭をエリーが優しく撫でて来て。「これで良かったのヨ。ワタシがダイチを必要としなくなる時は、そもそもセックスを必要としなくなった時でしょうシ、リナがあなたを必要としなくなった時は、本当の意味で自立す
「……やっちまった、なぁ」 気づけば朝だった。 なんかもう部屋もお互いの身体もいろんな体液でかぴかぴだったし、悲惨と言うか凄惨と言うかそんな感じ。 一足先に我に返って、続いてトんでた二人が覚醒して、揃って似たように照れながら、気まずいようなこそばゆいような朝食を終えて。「エ、と……ありがとう、ございまシタ」「感謝してくれるってので、何かほっとしたよ」 キッチンでエリーが皿を片してくれてる中、目の前のイスに座っているリナちゃんがそう言った。「とても、気持ち良かった、のは本当で。とても、恥ずかしかったのも、本当、なのですが何より」「すっきり、しただろう?」「……ハイ」 ストレスを無自覚にため込んでしまうタイプ、とでも言うのか。 リナちゃんは溜まっているものに気づけず、好奇心と言う言葉で塗装した蓋で爆発しないように押さえつけていた。「流され方、ってのは結構大事なものだと俺は思う」「流され方、デスカ?」「そう。あるいは想像力とでも言うのかな? これは流されていいのか、ダメなのかを考える力」「……考える、力」 好奇心と言う塗装のせいで、願望は上手く蓋を出来ていたけど代わりにブレーキが利かなくなっていた。 もっと早く気付くべきだったのかもしれないというのもある、どう考えてもホストに興味を持つ、それこそ保護者同伴であってもなんて言う時点で、もっともっとおかしいと、注意を払ってリナちゃんを観察するべきだったと。「エリーが色々寛容と言うか、緩いってのも一因なんだろうけどな」「……」 わざとエリーに聞こえるように言ってみたがどうにも反応は帰って来ず聞こえないふりをされた。 おい、もう皿洗い終わってんのわかってんだぞ。 それは父親の仕事だとでも言いたいのか? 俺はこんなかわいい娘を持った覚えはねぇっての。「はぁ。ともあれ、少し前までのリナちゃんは自己抑圧の限界が近かったんだろう願望と好奇心が混ざりつつあった、んだと思う。要するに不安定な状態だった。急がなきゃならなかった、とまでは言わないけれど、悪くない形で発散する必要があった」「だから、こんなに、すっきりしているって、ことですカ」 単純にセックスはストレス発散になるってのもあるが、今回に限ってリナちゃんにとってはそうだろう。 同時に、やっぱり誰が発散相手になるかって言う部分も大切だっ
「んにゃぁっ♡ ん、んぅっ♡ や、やだっ♡ ぴ、ぴりぴりって♡ びくびく♡ しちゃい、マスっ♡」 率直に言えばこの異常な状況で気持ち良さを感じられるってのは才能があるよねと。 今更になって思うが、ある意味こうして手元に囲おうとしているのは正解なのだろうとも思う。「ひ、あぁっ♡ やだっ♡ やらぁっ♡ なにか、キちゃいますっ♡ ぐぐぅっ♡ って♡ ぱちぱちぃってぇ♡」「うふふ♡ いいのよリナ♡ 我慢しないで? それがイくっていうことなの♡ ダイチを信用して♡ 身を任せて♡」「こ、これがイく? イくって言うんデスカっ♡ はいっ♡ リナ、りなっ♡ イきますっ♡ イクイクッ♡ いくぅっ♡」 クリトリスを触り始めて少し、いや本当に少ししか経っていないにも関わらず小さく潮を吹いてリナちゃんは絶頂した。 感じやすすぎるだろう、敏感にもほどがある。 あるいは、こんなことを思うのはアレなのかもしれないが、無理やり封じ込めていたものがあふれかえってしまっているようなものなのかもしれない。「エッチだなぁ、リナちゃんは」「り、りな♡ えっちなんか、じゃ、あぁ♡ ひんっ♡」 アクメからの回復も早く、再びクリトリスへ触れてもくすぐったさよりも気持ち良さが強い、ね。 こりゃもう才能って言うか、エロに関する天才だ。 未開発でこれかよと脱帽せざるを得ない。 夜の人間じゃあなくとも、いや違うからこそ多少の悪意で容易に落ちる、染まってしまう。「エッチじゃない? お母さんの前でこんな気持ちよさそうにして、アクメまでしちゃってそりゃあないんじゃない?」「だっ、だって♡ だってぇ♡ ち、ちがうもんっ♡ り、リナ♡ えっちなんかじゃない――んきゅっ♡」 認められないリナちゃんのクリトリスを摘まんで黙らせる。 リナちゃんはここで正しく落とさないといけないだろう。 正しくこれが異常であること、そして俺だけがこの場を提供できて、操れるということを教えつけないといけない。 そうする事こそが、翻ってリナちゃんを性的な悪意から保護することに繋がる。「ちょっとクリを弄っただけで潮吹いちゃう子がエッチじゃないって?」「ん、にゃあぁっ♡ らって、ら、ってぇ♡ そ、れは♡ そ、れはぁっ♡」 俺だからできるとか、俺にしかできないとかじゃない。 俺は、こうすることしか出来ないから。「そ
何をどうしてこうなった。「うふふ♡」「あ、う……、あ、あぁ♡」 目の前には仰向けで横たわるエリーの上に、リナちゃんがうつ伏せで、抱きしめ合うかのようにいる。 エリーの肉感的で大きな臀部とは対照的に、圧倒的な若さを感じる小ぶりな張りのあるリナちゃんのケツ。 その二つから伸びる足が、熟した割れ目と、ぴったり閉じたスジを見せつけるかのように開かれていた。「正直、めちゃくちゃ興奮するのは、そうなんだけど」「役得というのだったかしら?」「そこまで割り切るのはどうなんだよ……」 いや、ほんとにエロ過ぎる光景だって認識はある。 ぶっちゃけ、コントロールするまでもなくチンコは痛いくらいにギンギンだ。 エリーが自分の足を使って、半ば無理やりリナちゃんの局所を見せつけるように開脚させていて。「っ~~♡」 後ろ髪の間から見えるリナちゃんの耳はこれ以上ないほど真っ赤だ。 顔なんて見るまでもないだろう、俺に見せないようエリーの胸へと顔を埋めて視線から逃れようとしている。「もう、赤ちゃんじゃあ、ないんだかラ♡」「あ、う、うぅう……」 そんなリナちゃんの頭をエリーが優しく撫でた。 母親の顔、にしては状況が色々おかしいが、母と女が混じった何とも言えないスケベな表情だよね、まったく。「リナちゃん? 無理しなくて、いいんだよ?」 思わず口にしてしまった。 恥ずかしくて逃げ出したいと思っているだろうことなんてわかってるんだから、ただ恥をかかせてしまうだけの台詞なんだけども、つい。「う、あ、か、かんりにん、さん……」 ふるふると身体を震わせながらリナちゃんが俺へと振り向いた。 予想通りその顔は真っ赤だったけど、その瞳は。「り、リナ、り、なぁ……」 期待と情欲が混じった色をしていて。「かんりにん、さんに、シて、ほしい、です……ま、ママをあんなにしちゃうようなの、りなにも、してぇ♡」 何処で知ったのか、それともオスを誘う本能か。 片手で自分の尻を開き、メスの部分を大きく見えるようにしながらそんなことを言った。 ……蛙の子は蛙、って言うのは言葉が悪いか。 それでも俺を誘ったリナちゃんの表情はエリーそっくりだ。「ふふっ♡ ダイチ? リナは、こう言っているけれド?」「そんな女にこれ以上の恥をかかせるの? みたいな顔しないでくれ。こんな状況、流石に
拙い、という言葉は間違っているかしら。 間違っているのだとするのなら、幼稚とでも言うのか……日本語は、難しいわね。 ただ、だから何だというのだろう。「素敵、だったわ♡」「エリーこそ」 絶頂の余韻を噛み締めながら、目の前にあるダイチへとほほ笑む。 この、心の奥が満たされたような心地がたまらない。 あの夜のような激しさもなかった。 娘の前であることなんてすぐに忘れてしまった。 ただただ、目の前にいる人を欲して。 欲した相手に満たされるという感覚が。「あぁ……」 懐かしいと言うべきなのか、初めてと言うべきなのか。 瞼を閉じれば目の端から涙が零れた。 そうだ、こうだ、セックスとは、情交とは、こうだったって。「ダイチ」「うん?」 もうきっと離れられない、離れられる自分を想像できない。 新しいパートナーを探しても、理想以上にリナの父親をしてくれる男を見つけても。 私は、エレオノーレ・ルサックという女は。「ありがとう」「どういたしまして」 これが最後の恋だと確信してしまったから。 そうしたいと、心の底から思ってしまったから。「ん……」 そんなことを思いながらダイチを見つめていると、優しく唇を重ねてくれた。 本当にずるい人だ。 素人感を出してくれたと思えばすぐにプロなことをしてくれる。「んっ!?」 どれだけ女を泣かしてきたのか、あるいは無自覚に誑し込んできたのか。 ちょっと悔しいなんて思って、ダイチの下唇を嚙んでみた。「ぷぁっ……夢の時間は終わり、ってか?」「他ならないあなたが起こしたのよ? 酷い人ね、あなたは」 ダイチの頬へと両手を添えて、額と額を重ねる。「クズな自覚はあるよ」「不幸にしちゃイヤよ?」「前向きに善処する」「もうっ、変な所で日本人にならないで」 快楽が身体から引いていく。 それでも心の中は温かいままで。「あ」「うん? どうした?」 どれだけ夢中になっていたのか、母親失格だって言うのは今更だけどリナのことを思い出した。 忘れていたのはダイチも同じだろう、ピンとこない様子の顔から眼を離してリナがいたところへ視線を移せば。「んっ♡ んんぅっ♡ ま、まぁ……♡ かんりにん、さぁんっ……♡」 ……あぁ、もう、こういう時どういう顔をすればいいのか、何と言えば良いのか。「……あー」「
ドキドキ、する。「大丈夫か?」「え、えぇ……でも」「わかってる。このまま少し止まっておくから」「……くすっ。もう、ほんとに……ありがとう」 この前とは、違う、全然違う。 何が違うのかは、わからない。わからないけれど。「むずむず、しちゃ、ぅ」 ママの管理人さんを見つめる目が。 管理人さんがママへ向ける微笑みが。 ……その二つともが、リナに欲しい、なんて、思ってしまう。「んっ……♡ あ、ぅ……ほ、ほんとに、ずる、ぃ♡」「何のことやら」「んあぁっ♡ そ、そんなところが、とって、も、ぉ♡」 何をしているのか。 よく見れば管理人さんの腰が本当に少しだけ動いている。 ぴたりとママのおまたの間でひっついて、くいくい、って。「あっ♡ んんぅっ♡」 その度、ママがぴくぴくと反応して、自分の指を咥えた唇の間からあまい吐息が漏れている。 ……気持ち、いいんだってわかる。「ね、ねぇ♡ だい、ちぃ♡」「まだだって。もっとゆっくり、ほぐしてやるから」「ひ、んっ♡ や、やだぁ♡ お、おっぱいの先、いぢめない、でぇ♡」 管理人さんは腰の動きをそのままに、ママのおっぱいを揉み始めた。 ぐにっと何度か揉んだ後、指先で固くなってるママの乳首をこりこりと。「……んんぅ」 ……あれ? 今の、声は誰のだろう?「り、な……ひ、んっ♡」 あぁ、いつの間に。 いつのまにリナは、自分の胸を揉んでるのですか。 慌てて手を離したとき、不意に管理人さんと目が合って。「う、うぅ……」 良いんだよ、気にしないよ、なんて微笑まれてしまった。 いや、だな。 見透かされてると、思う。 リナがわからない、リナの何かを、見透かされてる。 でも。「エリー?」「んっ♡ んぅっ♡ い、言っておく、ケド♡ もう母乳は、でない、かラぁっ♡」「そりゃ残念」「んあぁっ♡ だ、だかラっ♡ でない、ってぇっ♡ そ、そんなに吸わない、でェっ♡ のび、ちゃうぅっ♡」 不思議と恥ずかしくは無くなった。 当たり前に娘の前でセックスを披露するなんておかしい光景だ、そうらしい。 なら、一番恥ずかしいのはママと管理人さんで、そんな光景を前にしてリナが――。「きもち、よく……なっても、イイ、ヨネ?」 無意識にではなく、しっかりと。「んっ♡」 管理人さんの手つきを真似して、自
「一つ、合言葉を決めましょうか」 「あいことば、ですか?」 本当にこの人は何歳なんだろう、同い年だと言われても全然納得できる。 張りのありそうな胸を腕で隠しながらそっぽを向いて、それでも何処か期待しているかのような濡れた瞳を前にして安心のために提案を一つ。「触られたくないと思ったり、これ以上は嫌だと感じたら助けてと言って下さい」 「……助けてって、言えばそこは触らないってことですか?」 「と、言うよりはそこで終わりですね」 内心で小さく笑ってしまう。 元々この性交渉を望んできたのは早瀬さんだ、続けるか終わるかの選択は俺が持っているべきだと言うのに。「わかり、
マッサージで得られる気持ちよさと、性的な快楽と言うものはコインの裏表のようなもの。「ふ、うぅん……管理人さん、上手、なんですね」 「実はマッサージのバイトをしてたことがありまして。ちょっとしたものでしょう?」 全てはどう認識しているかなのだ。 マッサージでマンコは濡れないが、愛撫だと頭が認識したのなら濡れていく。「そう、なんです、か?」 「ええ。知ってますか? 大学生はバイトするために大学へ行くんですよ」 「ん、んんぅ……ふふ。何、それ。初めて聞きました」 「熱心にバイトを頑張ったからか、結構お店でも人気だったんです。指名だって、多かったんですよ?」 視線も一つの接触
なんとも言えないアンバランスさ。 誘惑というには悪意とか邪気とでも言うのか、そんな邪な雰囲気が足りず。 天然というには何処となく狙っているとでも言うのか、俺の視線を胸元だなんだに向けようとさせる仕草が伺える。 だからではないが、俺としてもどうすればいいのかわからないままでなんとも気まずい感じ。 ただ、絶対的に間違いなく言える事があって。「――ご馳走様でした。めちゃくちゃ、美味かったです」「お、お粗末様でした。お口に合って、嬉しかったです」 早瀬さんが作った肉じゃがは、絶品モノだった。 おふくろの味を恋しく思うにはまだ早すぎるだろうが、この人の作るメシをおふくろの味にするだろ
漫画のような展開を喜びつつありがたがるべきなんだろうが、実際に起こってしまえばどうしたらいいのか分からなくなるというのが、偽らざる本音というもので。「あー……えっと、上がられ、ます?」「は、はいっ、その、おじゃま、します」 混乱したままの頭でありがとうございますと言えたのは良い。 が、鍋を受け取っても帰ろうとしない早瀬さんへ言えたのはそんな言葉だった。 部屋にあげてどうするんだって話なんだけど、いやでも帰ろうとされなかったし……どうしたらいいんだ。「あ、やっぱり、うちと同じ間取り、なんですね」「そのはず、ですけども……あ、あぁ、お茶淹れますね? 座ってて下さい」「い、いえい







