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第101話:初日は終わりを告げ

Author: 大正
last update publish date: 2026-07-22 07:00:44

 さらに6時間煮込み、スープがいい感じに美味そうな匂いを立ち上らせてきたころ、煮込む手を止めて中から骨を取り出した。骨を洗って火魔法で引き続き乾かし、あちこちを触っては状態を確かめる。

 そして、火魔法のまたレベルが上がった。豚骨スープを作るだけで火魔法のレベルを上げている男はこの世界広しと言えども俺ぐらいのものだろうな。

「うん、どうやら綺麗に取れてくれたみたいですね。これなら砕きの工程に入ってもいいと思います」

 脂っぽくなく、匂いこそ残っているものの、その匂いは骨に染み付いたものだから、砕いて焼いて粉にしている間に抜けていくだろう。これでやっと第一工程終了なのだから、ボーンチャイナも作り始めたころは悪戦苦闘の連続だったんだろうな、と思わされる。

「で、このスープはどうするんだ? かなりうまそうな匂いだから捨てるのはもったいないと感じるんだが」

 デクレール親方が気にしている。正直、俺も豚骨ラーメンが食べたくてたまらない匂いだ。この臭さがいいんだよな。

「そうですね、臭み消しを入れて、パンにで

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