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第15話

Auteur: 霧乃吟
澪が森宮家に着いた頃、十二月の雪が舞い始めていた。

寒風の中、美佐子の別邸へ足を踏み入れる。

中に入ると、香澄と千佳子が揃って居間にいた。

香澄は冷たく澪を一瞥した。

あの日、澪に「死ね」と言われたことを、まだ根に持っているようだ。

「澪!どういうこと?お前の嫉妬で征司に泥を塗っただけじゃ済まないわよ。あの記事を大奥様も見てしまった。お前のせいで具合が悪くなったのよ!」

千佳子が嘲笑うようにまくし立てる。全部澪のせいにしようとしている。

澪は思わず眉をひそめた。

そして、問い詰める千佳子を見返して言った。

「あんなみっともないことをした張本人を責めず、被害者の私に文句を言うのですか?おばさん、頭は大丈夫ですか?」

それに、そもそも大奥様に隠すつもりなら、どうしてあの記事をきちんと処理しなかったのだろう。

きっと、誰かがわざと拡散させたんだ。

千佳子がテーブルを叩いて立ち上がった。

「誰に向かってそんな口をきいているの!」

「そんなにお嫌いなら、おばさんが先に消えればいいんじゃないですか?」

澪はとっくに我慢の限界だった。千佳子の罵声に付き合う気はなく、無表
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