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第24話

Penulis: 霧乃吟
不意に、その屈辱的な出来事が持ち出された。

だが澪の意識は、紗耶が口にした「叔母さん」という呼び方に引っかかっていた。

少し前までは、義母になるはずだった相手だ。

それが今では征司に合わせて呼び方まで変えている。

ずいぶん切り替えが早いものだ。

もちろん、紗耶がわざとこの話を持ち出したことくらい澪にも分かっている。

心配しているふりをして、恥を晒そうとしているだけだ。

「ごめんね。結局のところ、私のせいで澪さんが巻き込まれたのよね」紗耶は落ち着いた態度で謝罪した。

彰人が興味深そうに眉を上げる。「何があったんだ?」

すると紗耶は隣の征司を見上げた。「もういいわ。その時、征司が私を守ろうとしてくれただけだから」

まるで恋人同士のようなやり取り。

それを見た瞬間、澪はなぜか、急いで立ち去る気が失せた。

彼女は小さく頷く。「今、ご自分でお認めになりましたよね? 私が紗耶さんのせいで巻き込まれたと。でしたら、私も一発お返しさせていただきますね」

誰も反応する暇はなかった。

澪は腕を振り上げる。

そして全力で、紗耶の美しい顔に向かって叩きつけた。

紗耶の顔色が変わ
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