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第604話

مؤلف: 清水雪代
悠人は智美を迎えに行った。

「こんなに忙しいのに、お昼まで来てくれるの?」

智美が少し驚いて言うと、悠人はさりげなく車のドアを開けながら、笑って言った。

「仕事も大切だが、君はもっと大切だからね」

車に乗り込んでから、悠人は本題を切り出した。「工藤から連絡があったんだが、今、羽弥市に来てるらしい……珠里が広瀬家に連れ戻されたそうだ。珠里には岡田家への恩があるから、このまま見過ごすわけにはいかない」

智美はすぐに顔を曇らせた。「広瀬佳乃は、梨沙子のお母さんと同類の人間だわ。娘のことなんて、家のための道具としか思ってない。珠里を広瀬家に戻したら、何をされるかわからないわ」

「そうだ。だから、どう助け出すか君と相談したかった」

二人はレストランの個室に落ち着き、料理を頼んでから話を続けた。

「珠里のお姉さんが縁談を控えているんだが、相手は深田家の次男、深田瑞貴(ふかだ みずき)だ。ただ、汐里の性格を考えると、あの女が素直に縁談を受け入れるとは思えない。もし断固として拒否すれば、今度はその話が珠里に回ってくる可能性がある」

智美は少し考えてから聞いた。「最近うちと一緒にお仕事
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