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第78話

مؤلف: 清水雪代
森社長は、彼女が苦しそうにしているのを見て身を乗り出し、頬に手を伸ばした。

「智美さん、お酒が弱いのか?まだ半分しか飲んでないのに、もう限界?少し休もうか?」

祥衣は、智美がお酒の席に慣れていないことも、森社長がずっと彼女にちょっかいを出していることも分かっていた。そこで助け舟を出した。「智美は本当にお酒が弱いんです。森社長、笑わないでください。智美、顔でも洗ってきなさいよ」

智美は祥衣を一人残すのが気が引けて、ちらりと彼女を見た。

祥衣は軽く背中を押した。

「行ってきなさい」

智美はようやく個室を出た。

ちょうど向かいの部屋のドアが同時に開き、出てきたのは見覚えのある顔だった。

和也だ。

智美は彼だと気づき、軽く笑って挨拶代わりに会釈し、そのまま洗面所へ向かった。

和也は祥衣たちの部屋の方を見ると、廊下で立ち止まり悠人に電話をかけた。

「今、レストランで智美さんを見かけた。何人かの社長と飲んでるけど、来ないか?」

電話を受けた悠人は眉をひそめ、美羽に連絡を取った。

美羽は祥衣と仲がいいので、すぐに事情を説明した。

「祥衣と智美、起業するつもりみたいです。資
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