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第68話

مؤلف: ASAMI
last update تاريخ النشر: 2026-01-17 16:32:33

なんのこと?

はっきり相手の気持ちがわかってるって?

誰の……?

あたしがグッと眉間にシワを寄せると、ハルはキュっと広角を横に引いてにっこり笑顔になった。

「俺も古賀と夏祭り行きたいから、ちゃんと誘えよな!!」

ハルが、バシンっとあたしの肩を叩いてきた。

そして、乱れた雑誌コーナーの整理に行く。

店内にお客さんはいなくて、あたし達のふたりだけ。

相変わらずエアコンは寒いくらいきいていて、だけど、外を見るとアスファルトからユラユラと熱気が上がっていた。

夏祭りか……。

そうだよね。

ハルの言うとおり。

諦めてたら前に進めないもんね。

うん!!

勇気出して誘ってみよう。

断られたら、それはその時だ。

柊を誘おうと決心したけど、やっぱりラインを打つ手が止まってしまう。

バイトの休憩時間、スタッフルームでひとりスマホを片手に約10分。

ラインで柊を開いて、画面とにらめっこをしている。

「はぁ……」

ため息をついて、テーブルにだらしなく頬を付けた。

こうやって画面とにらめっこをしていても、夏祭りの日がどんどん近づいてくるだけだ。

早く柊と約束を取らないと、他の子に取られてしまう。

ううん、もう
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  • 白い恋の結晶~キミへと続く足跡   第88話

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  • 白い恋の結晶~キミへと続く足跡   第86話

    さっきのハルの大声であたしの側に駆け寄ってきていた柊が、ハルの言葉を遮った。「おい、雪羽、大丈夫か? 俺に掴まれ。 背負って行くから」柊は、ハルからあたしの体を引き取って、そっと背中に背負ってくれた。みんなが見ていて恥ずかしかったけど、抵抗する元気もない。ダラリと体の力が抜けているあたしを横目で見る柊が、珍しく焦っているように見える。「雪羽。すぐに保健室連れてってやるからな。もう少し辛抱しろよ」「……うん。ありがと。柊」あたしが小さなかすれる声で言うと、柊はゆっくりあたしを背負い直し、足早に保健室に向かった。柊の大きな背中。細いけれど、骨格がしっかりしていてとても安心する。

  • 白い恋の結晶~キミへと続く足跡   第85話

    表では強がって涙を我慢した姫が、人気がなくなった瞬間、執事の横でワンワン子供のように泣く。「姫……。何故我慢なさるのです。今のその涙を、王子の前で流してください。何故そのお気持ちを隠そうとするのですか」「仕方ないではありませんか。これが私の愛です。王子には幸せになって頂かなければなりません。もし私と結婚をしてしまえば王子は多くの人から非難されるのですよ?」「ですが……。王子も姫も、こんなにもお互い愛しておられるのに……。国の問題でこのような……」執事は姫の背中に手を添えながら、姫と一緒に辛い思いを感じている。好きなのに、離れなければならない……。中学の時の、あたしと柊のように……

  • 白い恋の結晶~キミへと続く足跡   第84話

    ハルがあたしのおでこに手を近づけてきて、前髪を少しずらして熱をはかるように手を当ててきた。こういうことは慣れてないから、少しドキリとしてしまう。「う~ん……。今のところ熱はないみたいだけど」「だ、大丈夫だよ!! ただ喉が痛いだけ!! 帰ってうがいしてよく寝たらすぐに治るから」あたしはハルにときめいたことに戸惑い、目を逸らして早口で言った。とにかく、今日は早めに帰って寝ようかな。ハルには大丈夫だって言ったけど、正直、ちょっと怠い。変な寒気もするし、もしかしたら熱が上がるかもしれない……。あたしはみんなより少し早めに帰らせてもらい、シャワーを浴びて少し台本を読み、横になった。一

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