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第1378話

Author: 栄子
優希は、新しくメンズ腕時計を選んでいた。カードで支払いをしようとした時、ちょうど颯介から電話がかかってきた。

優希は店員にカードを渡すと、通話ボタンを押した。

哲也は、そばに立ってその様子を見ていた。優希は少しうつむいて電話をしていて、耳元から一房の髪が自然に垂れていた。

電話の相手が何を言ったのか、彼女の濃いまつげがかすかに震えた。そして、落ち着いた声で電話の相手に、「ええ、ちょうどこの近くにいるんです」と言った。

電話の向こうで颯介は少し間を置いて、すぐに尋ねた。「それなら、一緒にランチでもどうですか?」

「いいですよ」優希は、腕時計を渡すのにちょうどいいと思った。

「どこにいますか?今からそっちに行きます」

優希は少し考えて言った。「それじゃあ、駅前のデパートに来てください。4階で合流しましょう」

......

そう言って電話を切ると、優希は店員からカードを受け取り、バッグに入れた。

「お客様、こちらが商品でございます」店員がカウンターの後ろから出てきて、メンズ腕時計が入った上品な紙袋を両手で差し出した。

優希はそれを受け取ると、ありがとうと言って、振り返っ
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ウサコッツ
あれ もしかしたら優希がお付き合い始めた人が 皐月の彼とか! 揉めるじゃん っていうか皐月は哲也が好きじゃなかったんか
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