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120話

مؤلف: 籘裏美馬
last update تاريخ النشر: 2026-03-25 18:31:29

「ただいまー」

もみじは、自分の家に戻ると日課になっている帰宅の声を上げる。

この時間に帰ってきても、時刻はまだ夕方。

誠司も帰ってきていないし、家の中には誰もいない。

だが、もみじは習慣として帰宅の声をあげた。

普段だったら返ってくるはずがない帰宅の挨拶だが、今日だけは違った。

「こんな時間までふらふらしているのか、いつも。随分とのんきだな。いいご身分だ」

「誠司!?」

まさか、こんな時間に帰ってきているとは思わなかったもみじは、驚きの声を上げる。

「買い物──でもなさそうだな。本当に外をほっつき歩いているんだな。俺や胡桃が大変なこの時に」

嫌味がたっぷり込められたような口調で、誠司はもみじに向かってそう言い放つ。

自分の妻に向かって取るような態度ではない。

誠司はまるでもみじを見下すように嘲笑を浮かべ、不遜な態度で腕組をしている。

「……私が外出したって別にいいでしょう。家の事はちゃんとやっているわ」

「ちゃんと……?はっ!お前の中ではこのレベルでもちゃんと家事をしているという認識なんだな」

「……何がいいたいの」

「俺の妻だと言うのなら、
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