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約束の甘い檻~寡黙な騎士の一途な愛~
約束の甘い檻~寡黙な騎士の一途な愛~
Penulis: ひなた翠

第一話「あの日の誓い」

Penulis: ひなた翠
last update Terakhir Diperbarui: 2026-01-16 15:49:19

「あのときの求愛の言葉は、有効かしら」

 ベッドにいる私は、小さく呟いた。部屋を出て行こうとしているダリウスの足が止まる。

 窓の外で光る月で照らされているダリウスの目が泳いだ。

「あのとき……求愛?」

 ダリウスの声が、僅かに戸惑っているように聞こえた。

 ああ、彼は覚えてない――。

 あれは、ごっこ遊びに過ぎない。記憶に残っている方がおかしい。

 わがままな友人の妹に、付き合ってくれただけ。あの後、ダリウスは屋敷に来なくなったのが何よりもの証拠だ。

 私のせいで、兄とダリウスの時間を奪ってしまった。

「一生添い遂げるって、言ってくれた」

 私は顔を上げて、ダリウスを見つめた。彼の瞳が、僅かに見開かれる。そして——私は、彼の唇に自分の唇を重ねた。

 触れるだけの、軽いキス。ダリウスの唇は、温かかった。柔らかく、優しい感触。

心臓が破裂しそうなくらい、激しく打っている。顔が熱く身体中が、火照っていた。

 我に返った私は、顔を真っ赤にして布団に潜り込んだ。

(なってことを! 私はしてしまったんだ)

 嫉妬に狂って、こんなことをしてしまった。恥ずかしさと、後悔と、どうしようもない感情が、胸の中で渦巻いている。

 布団の中で、私は身体を丸めた。このまま、消えてしまいたい。心臓が早鐘を打ち、息が荒くなる。

 布団の中に隠れたはずなのに、あっという間に布が剥がれた。ダリウスの手が、私の手を掴む。

「アリア……その気にさせておいて、逃げるのはずるい」

 低い声が、耳元で響いた。

 ダリウスの指が、私の指と絡み合う。手が繋がれた。温かい手。大きな手。彼の手が、私の手を包み込んだと思ったら、両手をベッドに押し付けられて、身動きを封じられる。

(――え?)

 ダリウスの顔が、近づいてきた。彼の唇が、再び私の唇に重ねられる。今度は、触れるだけではなかった。深く、濃厚なキス。舌が唇をなぞり、口を開けるように促してくる。

 口を開くと、舌が中へと侵入してきた。舌が絡み合い、甘い吐息が漏れる。息が苦しい。頭の中が、真っ白になっていった。

 だんだんとキスが深まっていく。ダリウスが私の口の中を探るように、舌を動かしてきた。

 吸われて舐められ、身体が熱くなる。彼の唾液が、私の口の中に流れ込んでくる。濃密で、甘い味がした。

 ダリウスの手が、繋いでいた手を離して、私の身体を撫で始めた。ドレスの上から、肩を撫で、腕を撫で、腰を撫でていく。

 さらに身体が、熱くなる。彼の手が触れた場所が、まるで火傷したみたいに火照っていく。ドレスの布地越しでも、彼の手の温かさが伝わってきた。

「アリア」

 ダリウスの低い声が、耳元で響く。彼の声を聞くだけで、身体の奥が熱くなる。

 ダリウスの手が、ドレスの紐を解き始めた。背中の紐が解かれ、ドレスが緩んでいく。肩から滑り落ちると肌が露わになっていった。冷たい空気が肌に触れ、鳥肌が立つ。

「寒いか」

 ダリウスが囁く。私は首を横に振った。寒くない。彼の体温が、私を温めてくれている。

 ドレスが完全に脱がされ、下着姿になる。恥ずかしさに、腕で胸を隠した。ダリウスが優しく、私の腕を掴む。

「隠さないで。アリアを見たい」

 低い声に、私は腕を下ろした。ダリウスの視線が、私の身体を舐めるように見つめる。熱い視線。欲望を含んだ視線。見られているだけで、身体が熱くなって溶けてしまいそうだ。

 ダリウスが、私の胸に手を伸ばす。柔らかい膨らみを包み込む。優しく揉まれ、吐息が漏れた。

「ん」

 声が漏れた。慌てて口を押さえる。ダリウスの唇が、私の首筋に移動する。熱い舌が肌を這い、鎖骨を舐める。吸い付かれ、赤い痕が残る。彼の痕が、私の身体のあちこちに刻まれていった。

 ダリウスの唇が、胸の先端に触れる。舐められ、吸われ、身体が跳ねる。腰が浮き、シーツを握りしめた。

「――っ、ん」

「声を出していい。聞きたい」

 囁きに、頬が熱くなった。恥ずかしさと、得体の知れない感覚が、胸の奥に広がっていく。ダリウスの手が腹を撫で、腰を撫で、太腿へと滑っていく。内側を撫でられ、息が荒くなった。

 ダリウスの指が、下着の中に入ってくる。直接、肌に触れる。熱い指先。今まで誰にも触れられたことのない場所。自分でさえも触れたことのない場所に、彼の指が触れている。

「力を抜け」

 低い声に従い、身体の力を抜く。ダリウスの指が、秘所に触れた。ゆっくりと撫でられ、熱が集まっていくのが分かる。指が割れ目をなぞり、入口を探る。濡れていく自分が分かり、羞恥心が込み上げてくる。

「ここ、初めてか」

 問いに、私は頷いた。ダリウスの指が、ゆっくりと中に入ってくる。異物感に、身体が強張った。痛くはないが、居心地の悪い感覚。

「痛いか」

「平気、です」

 ダリウスの指が動き始めた。出し入れを繰り返し、中を探るように動く。痛みと、くすぐったいような感覚が混ざり合い、身体が熱くなっていった――。

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