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41話「帰りたかった場所」

ผู้เขียน: 団紡るう
last update วันที่เผยแพร่: 2026-07-27 12:17:40

 土曜日の朝、スマホに連絡が来ていた。

 後輩の橘さんからだった。入社四年目で、普段は真面目に仕事をする子だった。

「先輩、急で申し訳ないんですが、今日婚活パーティーに申し込んでいて、一人で行くのが怖くて。もし時間があれば付き添ってもらえませんか」

 断ろうとした。

 でも橘さんは今まで一度も無理なことを頼んできたことがなかった。仕事でも、プライベートでも、誰かに頼ることが苦手な子だった。それが連絡してきたということは、本当に困っているのだと思った。

「午前中だけなら」

 返信した。

 会場はホテルの宴会場だった。

 受付を済ませると、スタッフに名札を渡された。参加者は二十人ほどいた。男女が半々くらいだった。

 橘さんは瑠衣の隣にぴったり引っ付いていた。戸惑いの表情を浮かべている。

「ほら。頑張ってみて。動かないと始まらないよ」

「でも…… 緊張しすぎて」

 瑠衣は優しい橘さんの背中をさすった。

 すると一人の男性がやってきた。彼はまっすぐに橘さんのところにやってきた。好みみたいなのは迷いのない歩みで分かった。瑠衣はそっと距離を取った。

「もし良かったらお話しませんか」

「で、でもっ
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