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35.二度目のSOS③

Author: 鷹槻れん
last update publish date: 2026-10-30 03:36:45

「結葉ゆいはっ!」

 友人が「落ちた」時、先生は何をしていた⁉︎

 すぐにでもそれを思い出さないといけないのに、頭がまともに働かないのは何故なんだ!

 焦る気持ちばかりで、すぐ目の前の結葉ゆいはに何をすればいいのか分からないことが、想そうは堪らなく情けなかった。

 と、不意に想そうの背後から伸びてきた手が、結葉ゆいはの足の下に丸めた布団を差し込んで、彼女の足を高くした。

 突然手を出してきた偉央いおに、想そうが勢いよく振り返って睨みつけたら、

「脳に……血が足りてない」

 偉央いおが疲れたようにそうつぶやいて、結葉ゆいはを悲しそうな目で見下ろした。

「キミが止めてくれなかったら……僕はきっと結葉ゆいはを殺してしまっていた……」

 偉央いおが沈痛な面持ちでそうつぶやいたのと、結葉ゆいはのまぶた

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