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第2話(22)

Author: 北川とも
last update Petsa ng paglalathala: 2025-10-24 15:00:15

 千尋の、まだ水滴を残している胸元をゆっくりと舐め上げる。きれいな筋肉のついた体を優しくてのひらで撫でながら、滑らかな肌に丹念に舌を這わせ、ときおり吸い上げては、小さな赤い跡を残す。

 シャワーを浴びてそれでなくても上気していた千尋の肌は、興奮のためか、さらに熱く赤みを帯びていく。

「気持ちいいか?」

 みぞおちを辿って喉元まで舐め上げてから、千尋の唇に軽いキスを落とす。

「う、ん……。ゾクゾクして、たまんない気持ちに――」

 千尋が両手を動かそうとしたので、すかさず釘を刺した。

「お前は勝手なことをするな。ぼくの好きにさせないと、やめるぞ」

 和彦は、千尋の尽きることのない欲情を表しているものをてのひらに包み込む。柔らかく上下に扱きながら、千尋に言い諭した。

「今日はもうぼくに手を出さないと約束するなら、もっと気持ちいいことをしてやる」

 和彦がなんの行為を指しているのか十分にわかったらしく、千尋は大きく頷く。いい子だ、と囁いて、和彦はもう一度千尋の唇にキスを落とした。

 ヤクザ
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