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第65話

مؤلف: 炭酸が抜けたコーラ
電話の向こうに二秒ほどの沈黙が落ちた。

直後、心愛はまるでとてつもない冗談でも耳にしたかのように、フッと冷ややかな鼻で笑う音を漏らした。

「貴臣、あなた脳みそ入ってるの?」

貴臣は驚愕に目を剥いた。

あの彼女が、自分に対してこれほど不遜な口を叩くとは。

「……もう一度言ってみろ!」

「言った通りよ。頭がおかしいなら病院へ行けば?」心愛は毅然と繰り返した。「柊セイランなんてただの通行人よ。彼女を狙って撮ったわけでもないのに、どうして私が謝らなければならないの?そもそも、あの動画を流出させたのは中村梨紗でしょ。お忘れ?中村さんは葵の大親友じゃないの」

彼女はふうっと一呼吸置き、たっぷりと皮肉を込めて言葉を紡いだ。「いっそ葵に聞いてみたらどうかしら?この一件に、彼女が噛んでいるんじゃないかってね」

「黙れッ!」貴臣が鋭い怒声を浴びせた。「葵がそんな真似をするはずがないだろう!心愛、自分の不始末を棚に上げて、他人に泥を塗るような真似はよせ!」

貴臣は心愛の言葉など微塵も信じていなかった。

葵がどれほど善良な人間であるかを知り尽くしていると自負していたからだ。

心愛が自身の
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