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第1125話

Penulis: 桜夏
スティーブはその流暢な回答を聞き、驚愕に目を丸くして壇上の透子を見つめた。

彼はただ、透子には最初から最後まで原稿を読んで貰えればそれでいい、と伝えていたはずだ。

具体的な質疑応答は、担当の専門マネージャーが引き受ける手はずになっていたのだから。

だが、まさか透子が、事前にプロジェクトの全容を把握していただけでなく、これほど淀みなく答え、対等に議論を交わすことまでやってのけるとは。

スティーブは胸中で舌を巻いた。さすがは社長の実の妹、この兄にしてこの妹あり、だ。彼女の成長ぶりは、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いと言える。

上座では。

雅人は終始、静かに妹の発言に耳を傾けていたが、その眼差しには、隠しきれない称賛の色が深まっていた。

今日のこの会議は、本来なら彼女に度胸をつけさせるための「予行演習」のはずだった。だが、まさか──

妹は、自分にうれしい誤算を与えてくれたのだ。

もしかしたら、育成のペースをもっと早めてもいいのかもしれない。型にはまったやり方は不要だ。何しろ、彼女自身がこれほど優秀で、向上心に溢れているのだから。

会議が続く間、橘グループ側のプロジェクト責任者であ
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良香
ないんかい!当たって砕け散れば面白いのに。 あと、新井家との橋渡しなんて、絶対ないからそれを夢見るなら諦めてな。
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