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第1018話

مؤلف: 小春日和
折り畳みナイフは黒澤の右腹に深々と突き刺さり、そこから鮮血がにじみ出ていた。

「動くな!」

背後から警官の一団が駆け下り、瞬く間に冬城を取り囲んだ。

冬城は両手を挙げながらも、視線は黒澤を心配する真奈に注がれたままだった。

やがて真奈もまた、この元凶である冬城を見据えた。

「冬城!あなた、正気じゃないの?」

真奈は冬城が自分に仕掛けてくる可能性を何通りも思い描いていたが、冬城グループのために、こんな稚拙なやり方で命を狙ってくるとは思いもしなかった。

冬城は冷たく言い放った。「お前を殺せなかったのは惜しいが……これで黒澤がかつて俺を刺した借りは返した」

「あなた……」

「連れて行け!」

警察はすぐに冬城をパトカーへ押し込んだ。

そこへ救急隊員が駆けつけ、黒澤は目を赤くした真奈を見て、伸ばした手で彼女の髪を軽くかき上げながら笑った。「大丈夫だよ、ただのかすり傷さ」

「ナイフが刺さってるのに、かすり傷ですって?どうして勝手について来たのよ、この馬鹿!」

真奈が怒って黒澤の肩を叩くと、黒澤はついにこらえきれず片膝をついた。

「真奈……本当に力持ちだね……」黒澤は苦し
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