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第221話

Author: 風待 栞
しかし、カメラのフラッシュが彼女の顔を容赦なく照らし出し、その恐怖と焦燥に満ちた表情を世界中に晒し出していた。もはや臣にすら、彼女の嘘を庇いきることはできなかった。

水琴は涼しげな笑みを浮かべて言い放った。「紗夜さん、自分の結婚式で結婚証明書を破り捨ててみせたのも、全部あなたの自作自演でしょ。この数日間のネットの騒動も、今日私を脅そうとした男を雇ったのも、全部あなたが裏で糸を引いていたんじゃないの」

「でたらめよ!私がそんな卑劣な真似をするはずないわ!静沢さん、私が一体あなたに何をしたっていうの?臣さんと結婚したからって、こんな酷い仕打ちをするなんて……!あなたにはもう、高遠様という立派な相手がいるじゃない。私の名誉を傷つけて、一体何の得があるの!?」

紗夜はそう叫びながら、ポロポロと大粒の涙をこぼした。まるでこの世のすべての不条理を背負わされた悲劇のヒロインのようだ。

「……警察の方々、これ以上捜査の邪魔はしません。早く連れて行ってください」灼也が冷酷な声で警官に促した。

「臣さん、信じて!私はやってないわ!」と泣き縋る紗夜だったが、警官に両脇を抱えられ、無情にも会場から引
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あんこ
そろそろ過去が明らかになる予感。
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