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第742話

作者: ミス・シャドー
「音羽風歌、あいつが面会に来た時、私がどれだけ驚いたかわからないでしょうね!」

「あなたの愛する人は、あなたのそばでずっと大人しいいい子のふりをしていたのよ。あなたがやつの本性を知る日が、本当に楽しみだわ!

もうすぐよ!あははは!」

彼女の毒々しい目には他人の不幸を喜ぶ色が満ちており、表情は歪み、まるで狂人のようだった。

風歌は怒りを込め、先ほどよりもさらに強く、彼女の頬を張り飛ばした。

「私のとし兄さんに濡れ衣を着せようなんて、よっぽど早く死にたいみたいね!」

礼音は腫れ上がった顔で皮肉交じりに睨み返し、風歌の言葉に対して一切弁解しなかった。

ジュウニが尋ねる。

「お嬢様、この女はどう処置しますか?」

風歌は気だるげに立ち上がり、隣のジュウナナから渡されたウェットティッシュを受け取り、礼音を打った右手を綺麗に拭き取った。

「国家調査局へ送って、とし兄さんに引き渡して。脱獄、故意の業務妨害、凶器の隠し持ち、さらに悪意のある傷害未遂。法に則って処理してちょうだい!」

「はい」

礼音は目的を果たせなかったが、精神に異常をきたしたかのように、その顔にはまだ笑みが張り付
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