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第 7 話

Author: 桑原あかり
「碓井さん、落ちぶれちゃいましたね」

新しい生徒のために絵の具をパレットに広げながら、「そう」とだけ答えた。

「もう少し、青を減らして」

芽衣は私を見る。「本当に何とも思ってないんですね?」

小さく笑った。「ええ、何とも思ってない」

芽衣は机に突っ伏し、小声で尋ねる。「じゃあ……周藤さんは?」

私の手が止まる。「彼がどうかしたの?」

芽衣が窓辺を指差しながら言う。「今日、またお花が届いてましたよ」

そこには、白いトルコキキョウの花束が置かれている。

メッセージカードはない。

ただ、美術館の新しい展覧会の招待状が添えられているだけだ。

律輝は決して踏み込みすぎない。

仕事を紹介して、介護施設を探
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