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【第31話】「とんでもない夢を見た、気がする」・後編

مؤلف: 月咲やまな
last update تاريخ النشر: 2026-08-21 18:58:34

 本校舎から外に出て、図書館側にあるカフェを目指す。

 『大学でもないのに何故カフェが?学生食堂だってあるのに、こんなもん必要なのか?ってか、昼間に開けていても高校じゃ客こねぇだろ!』と、突っ込みどころ満載な店なのだが、オープンしてからもうかれこれ三年目になる。存在自体に意義があり、利益なんかどうでもいい店——という事なのだろうか。

 よく存在を維持出来ているものだと感心しつつ、五分程度の道程を歩き、店内に入る。案の定客は一人もおらず、ガランとしていてとても寂しい。それでも開けてあるのは、俺のような、教師や事務職員、図書館に勤務する司書が来る事があるからなのだろうか。

「いらっしゃいま——ぜぇ⁈」

 最初は普通の声だったのに、最後だけカエルでも鳴いたんだろうか?と思うほど酷い声で店員が挨拶をしてきた。

 何が起きた?と思いつつも、レジ前に立ち、メニューを見る。コーヒー系の温かい飲み物をとは決めていたが、さてどうするか。

 腕を組み、メニュー表を真剣に見ていると、店員の女性が恐る恐るといった様子でやって来て、カウンター越しに前に立った。

「ホットコーヒーを一つ。持ち帰りで、Lサイズ」

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