Semua Bab 逆ハーレム建国宣言! ~恋したいから国を作りました~: Bab 21 - Bab 30

94 Bab

第21話:闇の都と、消された記憶

王都・アルバレスト――かつて繁栄を誇ったその都は、今、妙な静寂に包まれていた。「……音が、ない。」馬車を降りたネフィラが眉をひそめる。街路に人影はある。だが、誰も声を発しない。笑いも、怒りも、交渉も、嘆きも、何もない。「まるで、“感情が削がれた”みたいだね……。」ユスティアの呟きに、カイラムが警戒を強める。「それに、“魔力の痕跡”もない。まるでここ一帯が……。」「“記憶ごと洗われた”ような空間ってことか。」エリシアが苦い顔で言った。◆◆◆調査のためにかつての王家の諜報施設――“黒塔”に潜入した一行は、記録室に残された断片にたどり着く。「これは……失踪者の名前……? でも、全部“記録不備”で抹消されてる……。」「というか、“記録そのものが削除されている”気配だ。普通の魔法じゃこんな痕跡は残らない。」ネフィラが急ぎ補足する。「“存在を編纂から外す”って、ただの禁呪じゃ無理よ。これは、“編纂そのものを支配している者”の仕業……!」「……世界法則の領域に干渉するってこと?」「うん。“記憶の根幹”を操れる存在――もしかして、“神に近いもの”。」そのとき、記録室の奥からひとつのノートが落ちた。エリシアが拾い上げると、そこには見覚えのある筆跡が残されていた。『君のことを忘れたくない。だから、この一冊だけは、記憶の底に隠す。』「……これ、レオニスの字だ。」その瞬間
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-20
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第22話:偽りの神と、選ばれぬ未来

――回収した“封印領域”の記録断片を分析した結果、ユスティアはひとつの仮説を立てた。「この“断絶魔術”は、個人の記憶改変の域を超えている。“世界そのものの記録”に干渉してるんだ。」「それってつまり……“神の仕事”ってこと?」エリシアの問いに、ユスティアは苦々しく頷いた。「正確には、“神を名乗る何者か”だろうね。」◆◆◆一行は“古代魔導図書館”の封印地下層にて、禁書《記録なき神譚》を発見する。そこにはこう書かれていた。『選定されぬ民には言葉を与えず。選ばれぬ未来には記録を許さず。“神”とは、選定を繰り返す監視者なり――』「……なるほど。じゃあ“私たち”は、“神に選ばれていない存在”ってこと?」「もしくは、“選ばれようとしなかった存在”かもな。」カイラムが言う。「でもそれ、おかしくない?“生きる価値”に選ばれも落とされもないわ!」エリシアの声は、禁書の部屋に反響する。「……このままだと、“歴史そのもの”を編纂されるわよ。私たちの築いた国も、“最初からなかった”ことにされるかもしれない。」ネフィラの声に、一同は静かに息をのんだ。「なら、抗うしかない。神だろうと、編纂者だろうと、私たちの未来は“自分で選ぶ”!」エリシアは、空へ拳を突き上げた。◆◆◆そして――その夜。古代魔導図書館の上層部に、“声”が降ってくる。≪選ばれぬものたちよ。未来は与えられるもの。決して、選ぶものではない≫「……来たな、“偽神”!」“声”は形を持たぬ存在――だが、その魔力の圧力は、確かに空間を歪める。「お前たちの選択など、世界に記されぬ。だから消えるのだ。」「消えないわよ!」エリシアの声が、魔力となって夜空を切り裂いた。「私がここにいる限り、“記録されない未来”だって、ちゃんと存在してるって証明してみせる!」“偽神”の気配が、一瞬揺らいだ。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-21
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第23話:静かなる準備と、胸に秘めた答え

「……王都から戻ったばかりなのに、もう次の準備か。」カイラムのため息を聞きながら、エリシアは執務机に山積みになった資料を見つめた。「やるしかないわよ。あの“偽りの神”を退けただけじゃ、まだ足りない。これから何が来ても、私たちが選べるように、全部整えておかなきゃ。」ネフィラが腕まくりをし、ユスティアは新たな魔法式を書き連ねている。誰もが静かだが、その目は未来に向けて研ぎ澄まされていた。「……とはいえ、今は“嵐の前の静けさ”ってやつだね。」ユスティアがぽつりと言う。「だからこそ、しっかり準備しなきゃ。私たち、もう簡単には折れないんだから。」エリシアは言葉に力をこめた。だが、その夜――◆◆◆夢を見た。見慣れたはずのグランフォードでも王都でもない。白い霧が立ち込める、どこか懐かしい図書館のような空間。そこで、ひとりの少女が机に向かい、パーカーの袖をまくりながら本を書いていた。「……あなたは?」思わず問いかけると、少女はペンを止め、静かにこちらを見た。「ごめんなさい。私がまだまだ未熟だから……。」「……え?」「私が書くこの世界は、まだ不完全で、傷つけてしまうこともある。それでも――。」少女の瞳は、深い愛情と悔しさを湛えていた。「せめて、これだけは言わせて。私はあなた達人類を愛しているの。だから、負けないで。」「……あなたは、誰?」少女は少しだけ微笑み、そして自分を指差した。「私は――“神様”なのよ。」◆◆◆その瞬間、白い世界が光に包まれた。エリシアは目を覚まし、冷たい夜気を吸い込んだ。胸の奥が熱い。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-22
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第24話:流れる砂と、刻まれた約束

「……また王都方面から奇妙な報告が?」広間に置かれた地図の上に、ネフィラが指を滑らせた。北西、砂嵐に覆われた未開の地。その中央に、新たな“砂の都市”が突如現れたという。「もともとあそこは荒れ地で、集落もなかったはずなのに……。」ユスティアが古い記録をめくりながら顔をしかめる。「しかも、その都市は“時間の流れが違う”らしいのよ。王都の斥候が一日滞在しただけで、戻ったときには数年分の老化が進んでいたって。」「……嫌な予感しかしないわね。」エリシアは地図を見つめたまま呟く。胸の奥で、あの夢の中の少女の声がふとよみがえる。――私はあなた達人類を愛しているの。だから、負けないで。「……だから、見て見ぬふりはできないのよね。」「行くのか?」カイラムが問う。「行くわ。“時間を奪う”なんて、また誰かの選ぶ権利を奪うことになるもの。」◆◆◆出発の日、彼女たちは砂漠に立っていた。乾いた風が頬を切り、地平線に砂嵐が渦を巻いている。「この先に、その“砂の都市”がある……。」ネフィラが呪文を唱え、風を抑える結界を張った。「……ん?」エリシアは足元の砂をすくい上げた。さらさらとこぼれ落ちるはずのそれが、なぜか一瞬、彼女の手のひらで止まった。「これ……普通の砂じゃない。“時間砂”よ。」「時間砂?」「古代の伝承にある。時間の流れを固定したり、逆に加速させる術式の触媒……誰かが大規模に使った跡かも。」カイラムが剣の柄に手を置き、あたりを見回した。「用心しろ。俺たちが踏み入れるのは
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-23
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第25話:紅き誓いと、採らぐ境界

夜風が強く吹き抜ける丘の上。かつて魔王領と呼ばれたその地は、いまやグランフォード領として人々の暮らしの灯りが点在していた。しかし、夜空に浮かぶ赤い月が、その平穏に不穏な影を落としている。「……変な気配、感じる?」エリシアは立ち止まり、風に揺れる赤い髪をかき上げた。隣を歩くカイラムは静かに目を細める。「境界線だな。魔王の遺産に繋がる、封印の境界が揺らいでいる。」「また……誰かが手を出してるのね。」夜空に赤い光が瞬いた。それはまるで警告のように、塔の頂を照らし出す。近くにいたネフィラが踊り子らしい軽やかさで身をかがめ、耳を澄ませた。「……境界の向こう側で、何かが呼んでる。人間じゃない……でも懐かしい、そんな声。」「懐かしい?」「ええ、あの舞台で踊っていたときに感じた……亡国の記憶の匂いよ。」カイラムが一歩前に出る。地面に手を当て、低く呟く。「この振動……誰かが封印を解こうとしている。境界が耐えきれない。」エリシアは拳を握り、決意を込めて叫ぶ。「じゃあ、私たちが止めるしかないってことね!」彼女の背後から、ヴァルドが大きな鉄槌を肩に担いで現れる。「まったくよぉ、夜中に呼び出されて来てみりゃ……燃やすなよ?俺、前科あるからな!」「燃やさないわよ!でも、壊すかもしれないけど!」冗談を交わしながらも、その場の緊張は高まっていく。赤い月がさらに輝きを増す中、風に乗って聞こえたのは、誰かのか細い声だった。――助けて。「……今の、誰?」答えはない。ただ、境界の向こうで闇が蠢く気配が強まっていく。「行くわよ。私たちの国を守るために!」エリ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-24
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第26話:嵐の中の絆と、深まる陰謀

夜空は鉛色の雲に覆われ、風が唸りを上げていた。グランフォード領の新しい街並みを照らす灯籠が、激しい風で揺れるたびに、まるで影が踊っているかのように見える。「気を抜くな!北門の補強は終わったのか?」「はいっ、鍛冶班が最後の溶接をしています!」嵐の気配はただの天候の乱れではなかった。西の国境に潜む何者かが、またもや「魔王の遺産」を探るために動いている――そんな情報が、ネフィラの報告で上がってきたのだ。「……来るなら来なさいよ。」エリシアは赤い髪を風になびかせ、遠くの暗闇を睨みつけた。胸の奥には奇妙なざわめきがある。つい先日の夢が、彼女の心をかき乱していた。――夢の中、本を開いている少女がいた。フードのついたパーカーを着て、机に向かってひたすら何かを書き続けていた。『ごめんなさい。私がまだまだ未熟だから……。』振り返った少女は、どこか懐かしい優しい瞳をしていた。『せめて、これだけは言わせて。私はあなた達人類を愛しているの。だから、負けないで。』――そこで目が覚めた。「……神様、か。」ぽつりとつぶやいた言葉を、カイラムが隣で拾った。「また、変な夢を見たのか?」「ええ。でも……妙に現実味があったの。」「なら、それはお前の力になる。俺がいる限り、この国は守られる。」カイラムの言葉に、エリシアは小さく笑った。そこへヴァルドが現れる。肩に鉄槌を担ぎ、髭についた煤を払いながら。「嵐で鍛冶場が壊れそうだ。だが俺が補強しておいた、安心しろ!」「ありがとう、ヴァルド!」「フッ、任せとけ。俺の炎は、守るための炎だからな!」その横で、ネフィラが軽やかに舞うように現れた。「敵の動き、まだ霧の中。でも確かに近づいているわ。」「なら準備を急がないとね。」やがて、街を覆うように一筋の稲妻が走り、轟音が鳴り響く。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-25
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第27話:揺れる心と、繋がる約束

鏡の間を目指す道中、雨は小降りになったものの、遠くで雷鳴がまだ尾を引いている。ぬかるむ道を走りながら、エリシアはちらりと横を走るクレインを見た。「……どういうことなの、クレイン。あんた、元の国の兵と一緒にいたじゃない!」クレインは顔を伏せたまま、息を切らせながら答えた。「違う……あれは俺の意思じゃない。あいつらは俺の生まれた国の残党だ。俺が厨房でお前たちに仕えてるって知って、脅してきたんだ。」「脅して……?」「俺の家族がまだあそこにいる。『鏡の間への道を開け』と……従わなきゃ、家族を人質に取るって。」エリシアは眉をひそめ、カイラムが低く呟いた。「だが、ここで俺たちに知らせに来た……命懸けだな。」クレインは無理に笑った。「俺は料理しか取り柄のない人間だと思ってた。でも……この国で料理を作り、みんなの笑顔を見て……初めて、守りたいって思ったんだ。」エリシアは一瞬黙ったが、やがて柔らかく笑んだ。「クレイン……あんた、立派な“味方”よ。もうひとりじゃないわ。」雷鳴が遠くで光り、ユスティアが小声で囁いた。「やっぱり来てよかったね。彼がいなかったら……鏡の間は敵に奪われてた。」クレインは顔を上げ、真剣な瞳でエリシアを見た。「あの国の残党は本気だ。俺が知ってる限り、あいつらは魔王の遺産の断片を求めて……どんな手も使う。」「じゃあ、もっと急ぎましょう!」エリシアは足を速めた。湿った空気の中に、不穏な気配が漂い始める。古い石畳の回廊が現れた瞬間、再び不気味な気配が前方から迫ってくる。仮面をつけた刺客たちが立ちふさがり、その背後に、見慣れぬ紋章を掲げた旗が翻った。「あれは…
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-26
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第28話:鏡の間と、映し出される真実

東の境界を抜けた先の森は、夜の帳に包まれ、濡れた木々が月光を反射して幻想的な光を放っていた。風が吹くたびに葉が擦れ、遠くから聞こえるさざめきが不気味な旋律を奏でる。「この先が……鏡の間?」ユスティアが地図を広げ、苔むした石橋を指さす。その橋は古く、誰も渡ったことがないかのようにひび割れ、淡い光の紋が刻まれている。「ええ。あそこを越えたら結界があるはず。触れた者の“過去”を映し出す鏡があって……逃れられないらしいわ。」「過去を……?」クレインが立ち止まり、握った剣を見つめた。彼の瞳に迷いがよぎる。エリシアはその肩に手を置き、少し強く握った。「クレイン、大丈夫?」「……俺は逃げない。もし何が映っても、俺は今を選ぶ。」カイラムは短く頷いた。「なら、進むぞ。」橋を渡ると、濃い霧が一気に立ちこめ、肌寒さが増す。視界の先、古代神殿が眠るように佇んでいた。石の柱はひび割れ、蔦が絡まり、それでも中央には巨大な鏡が淡い銀色の光を放っている。「ここが……鏡の間……。」だがその前に、複数の人影がすでに陣取っていた。長い黒い外套、兜で顔を隠した者たち。中心に立つひとりの女が、静かに声を放つ。「よくここまで来たわね、エリシア・グランフォード。」「誰……?」女は兜を外した。懐かしさと痛みが混じった、端正な顔立ち。炎のような決意と悲しみが、その瞳に宿っている。「私はリディア。クレイン、覚えているでしょう?」クレインの目が見開かれ、剣を震わせる。「……リディア姉さん……!?どうして、ここに……!」「あなたの家族は無事よ。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-27
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第29話:砕けた幻影と、選ばれた道

神殿の空気は重く湿り、剣戟の音と呪文の詠唱が交錯していた。リディアの率いる影の戦士たちは、ただの幻影ではない。過去の思念が具現化し、実体を持ったかのように斬撃を繰り出してくる。「ユスティア、左!」「わかってる!」魔法陣から放たれた光弾が敵を吹き飛ばすが、その影はすぐに形を取り戻す。エリシアは敵の間を縫い、リディアに迫ろうとした。だが、そのたびに鏡の光が強まり、視界が一瞬揺らぐ。「……また、過去が……!」目の前に、まだ幼い頃の自分が映る。王城の広い庭で、誰にも心を開けず一人で花を編んでいた日々。小さな手の温もり、胸に刺さる孤独感。(こんな時に……!)エリシアは頭を振って意識を引き戻す。目の前にリディアが現れた。彼女の剣さばきはしなやかで、迷いのない一撃がエリシアを襲う。「リディア姉さん!」クレインが間に入る。「もうやめてくれ!」「……クレイン。私たちはこうするしかないの。」リディアは悲しげに剣を振るう。クレインの脳裏にも、故郷での思い出があふれ出す。母が作ってくれた温かいシチュー。弟妹と取り合った焼きたてのパン。小さな家の中で笑いあった記憶。胸が痛む。それでも彼は剣を構え直した。「姉さん、俺は……今の居場所を選ぶ!」カイラムが背後から敵を払いのけ、短く声をかける。「迷うな、クレイン。お前はもうこっち側だ!」リディアの影に囲まれながらも、クレインは一歩前へ踏み出した。風が渦を巻き、鏡の光が強く脈動する。神殿の床がきしみ、天井から小さな破片が落ちてきた。「鏡が……耐えきれない!」ユスティアが警告する。「早く決着をつけないと!」
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-28
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第30話:帰還の途と、胸に宿る火種

鏡の間を後にした一行は、夜明け前の森を進んでいた。戦いの余韻がまだ体に残り、足取りは重い。しかし、誰の瞳にも決意の光が宿っている。「……ふぅ、やっと外に出られたね。」ユスティアが肩で息をしながら笑う。夜露に濡れた頬が朝焼けに照らされ、少しだけ和やかな空気が流れた。「鏡の間……不思議な場所だったわね。」エリシアが小さくつぶやく。彼女の頭の中には、あの瞬間に見た過去の光景がまだ鮮明に残っていた。幼い日の孤独、父と母の笑顔、手の中の花の感触……胸が熱くなる。「お前たちの過去、少しだけ見えた。」カイラムが歩を緩めずに言う。「だからこそ、今ここにいる意味がわかる気がした。」「……カイラム、あんたも色々あったんだね。」エリシアはちらりと横目で見て微笑む。彼は少し照れたように目を逸らした。後ろを歩くクレインは、じっと剣の柄を見つめていた。頭の中に浮かぶのは、リディアの悲しげな笑みと、暖炉の前の家族の笑顔だ。自分は本当にこれで良かったのかと、一瞬でもよぎった迷いが胸を刺す。「クレイン。」エリシアが歩を合わせ、柔らかい声をかけた。「あんたはちゃんと選んだ。迷っていいのよ。でも、私たちはあんたを信じてる。」クレインは立ち止まり、深く息を吸った。「……ありがとう、エリシアさん。」そのとき、遠くから角笛の音が響いた。風に乗ってくぐもった叫び声が聞こえる。エリシアたちは顔を見合わせ、緊張が一気に走った。「また……来るの?」ユスティアが杖を握る。「まだ戦いは終わってないってことだ。」カイラムが剣を抜いた。朝焼けの光の中、彼らは再び走り出した。今度は守るべき民が待つ街へと――。◆◆◆
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-07-29
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