「あっ! そうだ! 伝えたいことあったんです!」そして伝えようと思ってたことを思い出して、社長から離れる。「ん? 何?」そしてソファーの上に、きちんと座り直す。「何。改まって」「あの。あたし。社内で募集してる社長のプロジェクト、応募しようと思ってます!」「え、あぁ。あのプロジェクト。マジで? あれ応募するんだ」「はい! あれ、社内の人間なら、経験関係なく誰でも応募出来るんですよね!」「もちろん。今回はそういうの一切関係なく、誰にでも平等に挑戦出来るプロジェクトだから」「ですよね! プロジェクトにふさわしい企画を提案出来れば可能性あるってことですよね!?」「あぁ。今回のプロジェクトは、いろんな要素を入れたいと思ってるから、会社的にはそれこそ斬新なアイデアでも凝ったアイデアでもなんでも可能性を感じれば選んでいきたいと思ってる」「だから経験ない自分とかでもその可能性を少しでも感じるアイデアなら、もしかしたら選んでもらえるかもですよね!?」「そうだな。それこそアイデア的には、少し物足りないと感じても、経験あるメンバーで更にそれをブラッシュアップ出来れば、それこそいいモノになる可能性あるからな。そういうアイデアを出す人間がいたら、経験なくても十分プロジェクトメンバーになれる可能性もあるよ」「ですよね! あたしそれ聞いて、絶対応募したいって思って」「確かにアイデアだけじゃなく、どれだけこの会社やそのアイデアに情熱を持っているかっていうのも、大きく関わってくると思うから、そういう部分もちゃんと見ていこうと思ってる」「あ~! 会社に対しての情熱は自信あるんだけどな~!」「確かに。お前ならそこは十分クリアしてるかもだよな(笑)」「はい! でも。実際、あたし、まだ全然役に立ててないというか、自分のアイデアが形になったりとかっていうのはなくて。今の自分がどれだけ会社に貢献出来てるのかなって思います」「それこそまだチャンスがなかったのかもな」「ですかね」「まぁうちはしばらく最初はいろんなアイデアが生まれるように、いろんな勉強させてるからな。その分社内でデスクワークもあれば現場に出てもらったりもするし。だから経験を積んでいくにつれ、会社ん中で最初にやりたいと思ってた仕事内容と違う仕事がしたいってなれば、うちは全然部署移動もいつでも可能にしてあるし。だ
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