(いや……体だけの問題じゃない) 彼女の口から愛が囁かれるたび、彼の心に根付いていた孤独が解けていくよう。 大会社のCEOとしての責任も重圧も、幼い頃から抱えていた疎外感も、彼女と会話を重ね、こうして肌を合わせることで春の雪解けのように氷解していくのを感じる。 それがどれほど得難いものか。長らく孤独の中で生きた彼にとって、結菜は奇跡のような存在だった。「愛してる。手放したくない」 背中にぴたりと覆いかぶさり、耳元で囁く。 過度の快楽に蕩けきった結菜は、もう返事ができない。艶めいた嬌声を上げ続けている。「愛してる」 智輝が腰を深く突き入れれば、結菜の体が跳ねた。彼女の弱点を見つけた彼は、にやりと笑って責め立てる。「愛してる、愛しているよ、結菜」「あっ、ああぁ、あんっ、ひっ、あぁ――っ」 弱いところばかりを執拗に抉られて、結菜はいやいやと頭を振った。次から次へと愛液があふれて、2人の太ももをぬらしていく。 乳房を握りつぶすように強く握り、きつく立った乳首を指の間で転がす。 びちゃびちゃ、ぐちゅぐちゅといやらしい水音が響き渡る。 智輝は彼女の首筋を強く吸いながら、腰を突き入れた。「――――!!」 結菜が声にならない悲鳴を上げる。腟内がひときわ強くうねって、とうとう智輝も精を吐き出した。 荒い息を吐きながら、2人でしばらく抱き合った。こんな時間でさえ幸せで、智輝は彼女を抱きしめる。 だが少し休めば、智輝のペニスは再び硬さを取り戻してくる。「まいったな。いつもはここまでじゃないんだが」 白濁した液を溜め込んだゴムを外す。新しいものを取り出そうとした時、結菜が顔を上げた。「今度は、私が頑張る」「え?」「智輝さんばっかり、動いていたから。今度は私」 度重なる快楽と絶頂の余韻で、結菜の瞳は蕩けたままだ。白い肌には智輝がつけたキスマークが散っている。 結菜はとろんとした表情のままで、硬くなり始めた智輝自身を握った。彼女の細い指で何度かしごかれると、あっというまにむくむくと勃ち上がってしまう。「んっ……」 結菜は横たわる智輝の上にまたがって、自分から男根をナカに埋めた。彼女の大事な部分が、ずぶずぶ――と音を立てるように肉棒を飲み込んでいく。 結菜はすっかり馴染んだ感触に、猫のように目を細めていた。「ま、待て、結菜。ゴムが……」
Terakhir Diperbarui : 2025-10-02 Baca selengkapnya