大衆中華 八本軒〜罪を喰う女〜 のすべてのチャプター: チャプター 51 - チャプター 60

70 チャプター

25.宇佐美 玲

 その頃、宇佐美は帰路に着いた。 海希と分かれてから自分の店を経由して、まかないを持って砂南市の自宅へ帰ってきた。「玲、ただいま〜」 暗い室内に、返事のないドア。「またなの ? はぁ……」 このところ、娘の玲は夜遊びが増えた。 ピンポーン ! 「うわっ ! びっくりしたァ」 帰ってすぐのインターホン。「宅配便かな ? 」 時計を見ると21:30。 少し遅めの時刻。「はい」「砂北警察署です」「えっ !? 」 慌ててドアを開ける。「け、警察 !? 」 酷く動揺する宇佐美に目の前の刑事は小さくお辞儀をする。 鏡見と柊だ。 この時、逃走防止のためベランダ下にも加賀や他の刑事がアパートを固めていた。「刑事課の鏡見と柊です。お子様の宇佐美 玲さんからお話を聞きたいのですがご在宅でしょうか ? 」「それが……今日はまだ帰ってなくて」「この時間にですか ? 」「……ええ。あの、なにかあったんですか ? うちの玲がなにか ? 」「行先に心当たりはありませんか ? 」 鏡見の対応を見て宇佐美は只事ではない空気を察知したが、なぜ娘の玲なのかが分からない。「危険な事ですか ? そ、そうだ ! スマホのGPSサーチ。あれなら分かるかも ! 」 すぐにバッグからスマホを取り出すが、アプリの使い方が分からない。「えっと……あれ ? 起動するけど、なんで設定されてないの ? あれ ? パスワードってなんだっけ ? 」 隣で柊が他の刑事に合図を送る。「宇佐美さん、スマホを置いて。 一先ず警察署へご同行願います」「え ? はい。でも、娘が帰宅したらどうすれば……」
last update最終更新日 : 2026-01-13
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26.宇佐美 真子の聴取

「こんばんは。生活安全課の佐藤です。この人は柊」 佐藤は比較的若い女性警察官だった。黒髪を後ろで纏めただけで、地味な印象だが左手の薬指には長年使い古した質感のリングがあった。「柊です ! 」 柊は後ろでパソコンを開いてはいるが、佐藤とともに宇佐美に気軽に挨拶をする。「玲さんは今、ここへ向かっているんで安心してください」 玲が補導された旨が伝えられる。しかし情報は全て伝えられない。 玲が駅で大暴れして警察官を負傷させた事も、今は知らなくていい事なのだ。「玲さん、いつも遅いんですか ? 」「いえ……あ、まぁ。すみません、教育が不行き届きで」「今は多いですもんねぇ。うちの娘もそのくらいの時は大変でした。仕事柄、ドキドキでしたよ」「そうですね……。それはドキドキしちゃいますね……。 夜に出歩いたりは、塾の時だけで……塾もアパートのそばまで送迎があるので……。まさかこんな遅くに出かけてたなんて……」 宇佐美の証言に柊は背後で眉を顰めた。「塾に行ってるんですね ! お母さん、飲食店の店長さんでしたっけ ? 忙しいでしょう ? 」「……そうですね。でも、このくらい働かないと家庭も回らないし。いつも一人で留守番させていたので……玲には寂しい思いをさせていたのかもしれないです。 いじめがあってから学校へ行かなくなってしまって、それで塾に……」「いじめですか……。 玲さんの補導されたのは砂北駅だったそうなんですけど、塾も砂北ですか ? 」「え !? 」 宇佐美が強い動揺を示す。「砂北駅 !? いえ、塾は家の近くで……砂南市です !  玲は誰かと一緒でしたか
last update最終更新日 : 2026-01-14
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27.シルクのブルーリボン

 規制線の貼られた公園の出入口。 多くの近隣住民が野次馬となりフェンスから警察の様子を覗いていた。 駆けつけた警察官達はすぐにブルーシートを取り出すと、砂場で広げて好奇の目を遮断する。「課長 ! 」「鏡見、柊……」 髪がペトペトに張り付き疲れきった表情で刑事課長は立っていた。「リボンは !? 」「……それが……」 鑑識が撮影をするところを鏡見が凝視する。 小さな女児。 紛れもなく岩井  結香だった。白い人形のような顔はまるでまだ生きているようだった。 その左腕。 青いリボンが巻き付いている。「どういうことだ…… ? この巻き方は……」 刑事課長は鏡見と柊を作業の邪魔にならない場所へ移動する。「鑑識の話だと、今のところ男児連続殺人犯とは別……。つまり、鏡見。お前の妹の事件と同一犯の可能性がある」 言葉を失う鏡見の横で柊が声を上げた。「えっ !? ちょ、待ってください。 えーと、先日まで怒ってた連続殺人事件は昔起きた女児連続殺人事件とは別ってなりましたよね ? 」「ああ。リボンの結び方が違う。青いリボンの存在を知っているのは犯人と我々警察関係者だけだ。 最近起きていた連続殺人事件はリボンこそ同じでも、結び方が違う。十六年前の女児連続殺人事件では強姦殺人だった上、青いリボンは編み上げるようにシルクのリボンだった」「先日の男の子達はナイロンのリボンをただ手首に付けただけ……でしたよね  ? 」「そうだ。だから、これは十六年の犯人が誰かに詳細を話している可能性がある。 その中で適当にやった奴は別の奴だ。 しかし岩井  結香さん……今回この子を殺したのは…&helli
last update最終更新日 : 2026-01-15
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28.紫麻と鏡見

 静まり返った八本軒。 岩井は海希にも着信を入れていた。海希が掛け直してもしばらく繋がらなかったが、やっと連絡が着いた頃、吠えるように泣きじゃくる岩井からの娘 結香の訃報に言葉を失った。 更に宇佐美とも連絡が付かず、SNSで宇佐美の娘が確保される瞬間を目にした。 海希はあまりのショックに鹿野に連れられ教会へ帰った。「夏も終わりだ。冷えるか ? 今、エアコンを……」「いや。頭を冷やしたい。冷えるくらいでいい」「そうか」 鏡見は眼鏡を外すと、心底参ったように顔を擦り深呼吸をする。「まず一つ。先に聞かせてくれ。 お前は犯人か ? 」 問われた紫麻は、笑い飛ばしもせず真剣に答える。「違う。だが、十六年の犯人をこの目で見ている」「……。何故、情報提供をしなかった ? 」 紫麻は一度テーブルに視線を落とすと、鏡見の向かいに静かに座り、再び鏡見の目を見る。「わたしは人ではない。薄々気付いてるだろう ? 」「……そんな馬鹿なことがある訳ない」「……そうか。信じないなら構わんが。 わたしがもし人間なら、あの現場で幼いお前に見られたんだ。チャイナドレスなど目立つ格好で生活しようとは思わんだろうな。だが私は犯人ではないし、人ではないから法で裁くことも出来ん」「……。いや。じゃあ、仮に……貴女が人じゃないと仮定しよう。 話は聞く。聞かせてくれ」「十六年前──」 □□□□□ 砂北警察署には今、二人の関係者がいる。 宇佐美  真子。彼女からは何も聞き出せない。分かった事はシングルマザーで忙しい毎日の中育児をしていること。その娘は誰かと音声チャットで話していた記憶がある事。 そして岩井 剣。 目が腫れ、生気の無い状態で取り調ね室の机に齧り付く勢いで上半身
last update最終更新日 : 2026-01-16
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29.幼き殺人犯

「俺、賀川。後ろのは柊。よろしくね」 玲は無言で机に座った。 だが挙動不審な母親の宇佐美真子や、意気消沈している岩井 剣、そして今まで補導された学生たちとは明らかに態度が違った。 制服のスカートから出た足を組み、持て余した小さな手指でツインテールの毛先をクルクルと巻く。体付きは早熟な方だが小四では限界がある。どう見ても子供なのだ。しかし、まるで大人の女性が子供の皮を被っているように感じて気味が悪い。それが賀川と柊、他の刑事達の宇佐美  玲の第一印象だった。「まず、自宅のタブレットとか、全部押収するからね。隠し通せないから。せめて自分の言葉で告白して欲しいんだ」 どストレートな聴取。 柊は引き攣りそうな顔を何とかポーカーフェイスに戻して、紫麻とどこかに消えた鏡見を恋しく思っていた。「言えって言われて言うわけないじゃん。タブレットも別に。どーぞ。普通に知らない人と会話できるんだよ。知らないの ? どこの誰とか覚えてないし」「顔が広いんだね。一日何人くらいと話すの ? 」「さぁ。覚えてない」 ただの反抗期の子供……とはいかない。 警官を負傷させてまで守りたかった秘密があるはずの獣だ。 気を抜いたら終わり。「その髪のリボン可愛いね。青いリボンも持ってる ? 」 カマをかけて表情を見る。「う、わぁ〜……気持ち悪……。分かんないけど持ってるかもね。手当り次第、ネットで買ってるから」「毎日自分で結ぶんでしょ ? オシャレだね」「これはヘアゴムに直接付いてるやつだし。お巡りさん、髪飾りの構造知らないの ? 見れば分かるじゃん 」「あ、そうなんだ ! 俺の子供は男ばっかりだからさぁ。新鮮だよ」「はぁ……」 黙りではない。喋ろうとすれば喋る。返ってくる。それだけが救いだ。何とか糸口を探る。「お母さんとは仲良い ? 」「普通。悪くない。
last update最終更新日 : 2026-01-17
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30.情報提供

「ええ、分かりました」 鏡見がスマホを下ろす。 紫麻を目の前にして、溜め息一つ。「壊れていたはずの保育園の防犯カメラが、一台だけ記録を残していた。現場を捉えてはいないが、保育園の敷地内にいる宇佐美  玲を確認出来たそうだ」「そうか。正しい方向に修正できたな」 鏡見はスマホを胸元に入れると、再びテーブル席に座り直す。「失礼した。続きを聞きたい」「ああ。 ……人外としても、まずわたしの事は……そうだな。ボランティアで罪人を導く事をしている。少なくとも自分ではそう思っている」 紫麻の言葉が鏡見には頓珍漢に聞こえて仕方ない。「なんだって ? 」「知ってると思うが、この町は案外治安が悪い。この店も例外じゃない。何故か多くの訳ありな人間が来店する」「それは俺も気にはなっていたが……。罪人を導いているなど、大層な事を言うものだな」「事実、ここに来る殆どが罪人か被害者。知ってしまうと、見逃せないものなんだ。 十六年前、ある男がここへ来た」「……男」 静まり返った店内で鏡見は先走りしたい気持ちを堪えながら次の話を待つ。「その男は細身に長めの黒髪。糸目ではあるがそう不審には見えないタイプだ。 水を飲み始めたが、なかなか注文しなかった事で覚えていた。ウォーターピッチャーが空になるほど飲んだ頃、野菜のカシューナッツ炒めを単品で注文し帰って行った。 その夕方だ。教会の前にバス停があるだろう ? その向かいに公園があるな ? そこにいるのを見かけた」「公園 ? で、そいつは何をしていた ? 」「分かると思うが、ベンチにいたそいつの視線が奇妙だった。まるで獲物を探すように、子供たちを熱心に見ていた」「……」 紫麻は煙草を取り出すと、長い足を組みながら火をつける。「あまりいい気分では
last update最終更新日 : 2026-01-18
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31.十六年前の真実

「砂南高校の……制服を着てた…………だと ? 」「ああ。意外か ? ここまで犯人の目星が付かんのだ。警察のプロファイルからは外れていたのではないか ? 」 鏡見は銀色に光るフレームの眼鏡を外すと、真っ青な顔でテーブルの天板に視線を落としてしまった。「高校生……。十六年前。俺が十四の頃そいつは……。同じ砂北内なら小学時代はもしかしたら同じ校舎に…… !! 」「……。辛い現実だろうが、信じてくれ」「名前は ? 」「申し訳ないが、食料の名前を覚えたりなどしないお前はこれから食べるパックの中の鶏肉に名前を付けたりはしないだろう ? それと同じだ」 紫麻は煙草を揉み消すと険しい顔で続ける。「わたしはその男が再び現れるのを狙った。 どうせ喰うなら善人より悪人の方が世のため人のためだからな。正義感ではなく、わたしの理念だ。最も効果的で、価値がある。疫病や薬物臭には敏感でな、それ以外なら男も女も関係ないな」「お前は……蛸の化け物か…… ? 」「そうだ。納得したか ? 」「……ああ。分かった。 あの日……十六年前のあの日。俺の家に来たんだな ? 」 紫麻と鏡見。 互いに視線を逸らさず話し始める。「行った。あの男は公園でお前の妹に目を付けた。妹は途中、団地内にある小さな公園にも立ち寄っている。そこで母親の帰りを待っていた。母親と合流してから部屋へ帰宅した。 母親が一緒なら、その日は手を出さないだろうと思ったが、男が尾行を止めなかったからわたしも後をつけた。蛸はカモフラージュが得意だからな」「気付かれないという訳か」「だが、甘かった」「 ? 」「集合住宅に住むものは
last update最終更新日 : 2026-01-19
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32.自問自答

「宇佐美  玲が自供した。そっちは ? 」『駅のロッカーからタブレット回収しました。でも何も残って無いんです』「残ってない ? 」『一定の時間が経つとリセットされてしまうようで……』「……やはりそうか……。スマートフォンも初期化されていた。常日頃から緊迫感がないと出来ない行動だ。末恐ろしい女だな。どっちも復元させるから持って来い」 本部長は苛立ちながらも、突破口の出来た狭い状況に頭をフル回転させていた。 鏡見は署に戻ったが、すぐには現場に知らせなかった。「柊、少しいいか ? 」「鏡見さん ! どこいってたんすか ! 」「鏡見、柊を置いて一体どこに行ってたんだ ? 」 鏡見は本部長の目の前まで来ると、少し思い悩んだ面持ちで口を開いた。「岩井  結香さんからDNAは検出されましたか ? 」「まだだ。だが付着物は残っていた。全員に話は通ったはずだが、どこにいたんだ ? 」「少しパニックになりまして……。落ち着いた今、冷静に考えても間違いのない事実を思い出したんです」「思い出した ? 何を ? 」「わたしの家族が十六年前に被害を受けた時、共用廊下ですれ違った男の姿です」「……」「腕がありませんでした。右腕です。 部屋からは大量に男の血痕が残ってました」「しかし……腕なんて……現場には無かったぞ」「持って逃げたのかもしれませんね」「凶器は ? 」「犯人が持参したものを母親が手にし、反撃……結果助かりませんでしたが。 そしてその男は、当時の砂南高校の制服を着ていました」「はぁ !? それを昨日今日で思い出したってのか !? 馬鹿な !! 」「公園で砂に
last update最終更新日 : 2026-01-20
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33.終結後に

 十一月下旬。 海希は上品なコートを羽織り八本軒を目指す。 吐く息が白い。 まだまだ雪は降らないが、それでも降雪量の多い土地だ。 教会を出て向かい側。公園が見える。 まさに十六年前、鏡見  朱音は不審者に目を付けられ自宅を特定された。 強引に押し入り、勢いで母親を殺すと、自分の欲望のままに朱音を貪った。 真実を知るほど不快な事件だ。 海希は目をそらすと、いつもの路地裏を歩き出す。 鏡見が思い出したと「偽り」、逮捕されたのは、三十歳の鏡見のほんの年上の男で、名を戸崎  裕和という。 奇妙な事だ。 鏡見にとって、何度見ても調べても、全く見ず知らずの他人だった。この件で情報を思い出した鏡見のお陰で解決に至ったと言うのに、滅入ってしまった。今、鏡見は休暇中だ。 紫麻の証言通り戸崎には右腕がなかった。県庁で障害雇用として勤める戸崎は思いやり深く、生活支援金を受け取る身分の者には特に優しく『当たりの職員』と揶揄されていたという。『そう。当たりの人。ずっと生活保護になれなくて……。でも戸崎さんはちょっと……嘘では無いよ ? ちょっと重く書いてくれるからさぁ』『当たりの兄ちゃんか。知ってるよ。息子が障害あって悩んでてな。調度書類上級の境目でよ。判断は医者がするんだが、生活は本当に大変でよ。何度も申請して、あの兄ちゃんの時は上手く通るから、いつも窓口混んでたよ』 職員が個人に肩入れし過ぎるのは恐ろしいことだ。だが、一部の者は救われていたようだ。 しかし、その正反対の世界で戸崎は欲求を満たしていた。 鏡見と柊が戸崎に辿り着いた時。 戸崎は「あの女 ! 」と、玲に怒りを露わにしていた。 その後、犯行を認めた戸崎は全てを自白するのにそう時間を要さなかった。 海希が歩みを進めると、ラフなシャツに細身のチノパンを履いた男が躊躇い気味に、歩いているのが見えて来た。止まったり、歩いたり、引き返そうとしてみたり。 その顔に光る銀色のフレームで察する。
last update最終更新日 : 2026-01-21
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34.八本軒の洗礼

「おはようございます ! 」「ああ、おはよう……鏡見…… ? 」 厨房で顔を上げた紫麻が驚いたように海希の横の鏡見を見た。「休暇でね。礼はせんと言ったが、あまりに大きな事件過ぎた。もし貴女の助言が無かったら……遅れていたかもしれない」「……。それにしては浮かん顔だな」「あぁ、まぁ。母と妹が帰ってくる訳では無いからな。被告人の顔が夢に出るようになった……」 心労だ。参った様子でカウンターに座り込む 。 その影から──「うぉ、コレやべぇなぁ。なんて下品なんだ」 鹿野が成人向けのアダルト写真集を見ていた。「……」「ん ? おぉ、鏡見じゃねぇか ! 」「……」「これ、やるよ」「い、要らん ! 」「なんだよ。女が嫌いか ? 」「そういう気分ではない……いや、今しがた使用した物だろ ? 気味が悪い ! 」「まぁまぁお巡りさん、さぁさぁ」「勝手にバッグに入れるな ! それに俺は動画派なんだ ! 」「俺ぁ春画派なんだよ」「じゃあなんで持ってるんだ」「なんでも──知らぬまま嫌い、と言うのはおかしい事だからさ。どこが嫌いなんだ ? 知ってるから嫌いなんじゃないか、知らずに嫌いというから、それは食わず嫌いをしている子供の食べ物と同じじゃねぇかと思うわけだ」 鏡見は落ち着き、深呼吸をする。 それはまさに今の自分と紫麻の間柄のような気がした。 海希は赤いエプロンに袖を通すと、髪のシニョンに房飾りのついた簪を つける。「鏡見さん、仕事ではあんなガッチガチなのに、今別な意味でガッチガチ ! 」 鏡見は紫麻に話しかけるタイミングを伺い緊張している。海希には丸わ
last update最終更新日 : 2026-01-22
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