いつの間にか、二人はドヒョクの部屋へと移っていた。部屋に入るなり、再び跪いて座ったドヒョクを見ながら、ジュハはしばし考え込んだ。ちゃんと眠っていたのか、きちんと食事はしていたのか。彼の様子を細かく確認することも忘れなかった。ドヒョクはわずかに目を伏せたまま、ただ黙っていた。目の下にはかなり濃い隈ができていて、目そのものもひどく窪んで見えた。これまでギチャンから聞かされていた報告が、どれも嘘ではなかったのだとわかる。「もともと、一日に何時間くらい運動してたの?」「え……? あ……二時間くらいです……」唐突な質問にも、ドヒョクは真面目に答えた。ジュハがなぜそんなことを聞くのか、彼にはわからなかった。それでも彼女が聞いているのだから、理由などどうでもよかった。彼は自分にできる限り、ひたすら低姿勢でいようとしていた。大きな身体を縮こまらせ、少しでも小さく見せることも忘れない。そんなことをしたところで、その巨体がどこかへ消えるわけでもないのに。「毎日二時間、運動して。それ以外は絶対に私についてきて。後ろから」「はい。あ、ありがとうございます。ついていきます……!」ついてくるなと言われたとしても、ありがたく受け入れて、隠れるように大人しく過ごすつもりだった。それなのに、ついてこいという命令など簡単すぎるうえに、嬉しいだけだった。ドヒョクは思わず頭を下げていた。ジュハは心の中でため息を飲み込んだ。本当は彼女自身にもわからなかった。これからどうすればいいのか。二人がこれからどうなるのか。ただ一か月。それくらいの猶予を、自分に与えてみることにしただけだった。気持ちを断ち切るにしても。そうでないにしても。「課題やりに行くけど、運動してくる?」
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